1冊の本を読み終えた時に得られるもの

たった今、1冊の本を読み終えました。
読み終えた本の感想を言えたらいいなと思うけど…それはまたの機会にしてちょっと語ります。

1冊の本を読み終えたところで、見た目上では僕自身には何の変化もないんだよね。
本を読むこと自体が金を生むわけでもないし、突然賢くなるわけでもないし、寝て起きたらスーパーマンになってるわけでもないし。

でも、「自分の思いや考えていることを読者に伝えたい!」という情熱を持った作者が、
時には淡々と、時には感情的に、「文章を紡ぐ」ことによって長い旅路を創造しているのが本という芸術作品であって、
その旅路の果て…ゴールを迎えたとき、ちょっとしたランナーズ・ハイのような高揚があり、それが徐々に収まっていくのと同時に読者に染み渡るような余韻が生まれ、心の中に何かしらの変化と学びを植え付けてくれる。

それがある日、ふと無意識に自分の行動に表れたりするんだよな。
今までは理解出来なかった人の気持ちがほんの少し理解できるようになってたり、今苦しんでいる人をちょっぴり勇気付ける言葉を届けたり、寄り添うことができたり。

ほんの少しだけ、潜在意識が成長する。僕はそんな気がする。

いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。

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