消化器内視鏡技師試験対策9:消化器の解剖3(消化管粘膜)

ブルネル線(ブルンナー腺bunner's gland)は、十二指腸球部からVater乳頭部にかけての十二指腸粘膜下層に存在する。
・胃から十二指腸へ送られるを含んだ消化中途物から十二指腸を守る
・腸の消化酵素を活性化し、吸収を促進するためにアルカリ状態にする
・腸壁に潤滑を与える
ブルンナー腺 - Wikipedia

ケルクリングひだ(輪状ひだ)は十二指腸下行部から小腸の空腸から回腸の一部にかけて存在する。ケルクリング皺襞(すうへき)とも。襞の表面には無数の絨毛が存在する。
ケルクリング皺襞 - Wikipedia

絨毛は小腸のりんじょうひだ表面に密生しており、十二指腸・空腸で発達し、回腸にいくにつれ、その高さと太さを減ずる。

半月ひだは結腸に存在する。結腸の中間の壁には、結腸膨起がある。結腸の外側の表面には、脂肪を含む房である腹膜垂が存在する。結腸の内側には、半月ヒダというヒダがある。半月ヒダは、筋層を内側の面にもっている。

結腸に上皮は単相円柱上皮である。
腸管上皮(ちょうかんじょうひ、: intestinal epithelium)は、消化器小腸大腸結腸)の管腔表面(内壁)を形成する単層細胞層である。腸管上皮は単層円柱上皮細胞から構成され、体内への有用な物質の吸収、そして有害な物質の進入の制限という主に2つの機能を果たす。
腸管上皮 - Wikipedia


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