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金沢たび① 2021


2021/12/29

今年は石垣島にダイビングを企ていたが、天候不良によりキャンセルすることに。せっかくの冬の貴重な時間、どこか旅したいという衝動に駆られて見つけたのが北陸だった。

特急サンダーバードに乗り、金沢市へと向かう。
チケットは前もってe5489で撮っていたのでスムーズに取れた。

サンダーバード
金沢駅
乗車券と特急券が必要


予約はほぼほぼいっぱいだったが大阪の時点ではまだほとんど人はいない。しかし、いつのまにか電車はほぼ満席に、やはり故郷に帰る人々が多いようだ。電車が北上するにつれて、雪景色が広がり始める。

琵琶湖周辺



金沢駅に到着すると早速目の前に飛び込んできたのは巨大な鳥居。

JR金沢駅


金沢の観光名所は結構集中しているので一日で周ることができる。バスが多く出ているので一日フリーパス(600円)を購入すると便利である。

バスのフリーパス



金沢の台所である近江市場は正月前ということもあり、多くの人で賑わっていた。朝ごはんを食べていなかったので、海鮮丼を食べることに。ところが11時でどこも長蛇の列。近江市場寿しに30分ほど並び、ようやくお店の中に。贅沢丼(2600円ほど)を注文。そのボリュームと美味しさに驚く。のどぐろ、ボタンエビなどがぎっしりと盛られている。

近江町市場
贅沢丼(2700円ほど)


そこでたまたま会計時に前に並んでいたコロンビア人のJuanと知り合う。彼はコロンビア領事館で働いているらしい。明日は白川郷に行くのだとか。誘ってくれたけど、電車の時間に余裕があれば考えてみようと思う。久々に旅の不思議な力を感じた。

食後にトイレが行きたすぎてカフェに立ち寄る。お腹いっぱいだったので、コーヒー一杯だけと思ったのだが、お店の人に勧められプリンも注文。それが想像以上に濃厚な卵の味とふわふわクリームが絡み合い、美味しかった。

Bankers street cafe
スタッフおすすめプリン


その後、尾山神社、金沢城、兼六園を周る。三つとも隣接しているのでバスに乗る必要はないが、敷地が広いので結構時間はかかる。雪が解けてシャーベット状になっているのでなかなか歩きにくかった。

尾山神社
前田利家像
金沢城
兼六園


三箇所を観終わって次に向かうのは東茶屋町。江戸時代の風情の残る街並み。若い女性たちが浴衣で歩いているのをよく見かけた。私は箔一という金箔のお店に立ち寄る。有名な金箔アイスをペロリとたいらげて、家計町茶屋街もさらっと立ち寄りバスで金沢駅近くのホテルドーミーインへと向かう。

東茶屋町
金箔ソフトクリーム
暗がり坂

ホテルは、年末ということもあり宿泊客は多い。ここの売りは天然温泉。15時から翌朝10時まで入ることができる。部屋はシンプルだが、清潔感があってよい。1泊7500円ほどだった。

ホテルセミダブル


ホテルで一息ついた後、夕食を食べに駅へと向かう。目的はおでん!有名な黒百合や山さんは、人が多すぎて並ぶ気にもならず、食べログで見つけた「勝一」へ。年齢層の異なるスタッフ10人ほどが手を休めることもなく、動き回っている。たまたまタイミング良く入れてもらえた。この店は後で分かったことだが、基本予約のみ。本当に運が良かった。

そして、おでんがどれも最高に美味しく、あての海鮮系もどれを頼んでも美味しい。おでんは165円、その他は300円から500円といったところである。
私はおでんと、白子の天ぷら、あん肝、貝のバター焼き、追加で更におでん。
言うまでもないが、お酒との相性は抜群だ。

勝一のおでん


食べ終わって、スタッフの温かい笑顔にも癒され、ホテルに戻り、露天風呂とサウナで疲れを取った。
一日であっという間の濃厚な時間だった。

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