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2024年2月エンタメログ

こんにちは、7歳・5歳を育児中でありWebライターをしている「たじみゆ」と申します。
映画やゲームが趣味の根っからのインドア派であり、趣味の感想をぶつける場がないので、私がこの1ヶ月で楽しんだ作品をつらつらと紹介します。

「わかるわかる!」「私もこの作品観たよ」なんて思っていただけますと嬉しいです。

映画

スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース

Amazonプライムで配信開始されたので観ました。
映画館でも観たし、吹き替え派なのでLiSAさんの主題歌を聴くだけで思い出し泣きするくらい好きです。

こんなに重い感情を抱いているので「配信直後はもったいなくて観れないかも」と思いましたが、夫と一緒に普通に観ました。
夫がラストで「ええぇぇ!やばいよ!」と驚いたリアクションをしていたので、「そうなんだよ」と思わずにっこり。

スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースは観るたびに、グウェンちゃんの可愛さやマイルズくんの青臭さにやられます。
グウェンちゃんの可愛さにやられて、毎回観ると「私も刈り上げにしようかな」と思ってしまいますが、いまだ実現していません。
ただ、グウェンちゃんに少しでも近づきたくて、ミント色のハイカットスニーカーは夫に買ってもらいました。

春になったら履く

後は私も7歳・5歳の親だからか、マイルズ君の親目線でも観てしまいます。
スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースは、母親とマイルズ君のエピソード多めで母親と息子の愛情、思いも描かれていますよね!
自分がティーンのときに見ていたら「マイルズ君やグウェンちゃん視点でしか観ていなかったかもしれない」と思うと、大人になってから観られて良かったです。

たくさんのスパイダーが出てきたのですが、私は断然スパイダーパンクが好きですね。
ただ、吹き替え版だと木村昴さんのイメージが強すぎて、集中できないときがあります。

コヴェナント 約束の救出

2024/2/23公開のガイリッチー監督の映画です!
ガイリッチー監督はコードネームU.N.C.L.E.や2023年に公開されたばかりのオペレーション・フォーチュンなどのスパイ映画のイメージが強いのですが、今回はゴリゴリの社会派映画、戦争をテーマにした映画です。

ガイリッチー監督は、音楽の使い方が上手く、作品内の軽やかで鮮やかな戦闘シーンが魅力だと思っていたので、重苦しいテーマを描き切れるのかは疑問を持ちつつ初日に観に行きました。

結果、なんの心配もいらなかったです。
観ていて息をするのすら苦しくなるくらいの緊張感が絶えず流れていて、ガイリッチー監督でなかったら途中で「この先どうなるか気になりすぎてやばい」「ちょっといったん落ち着きたい」「ネタバレ知りたい」と思ってしまう可能性すらありました。
個人的には、ガイリッチー監督はハッピーエンドというか物語の終わりを作るのが上手だと思っており、今作も重苦しいテーマながらもハッピーエンドであると信じ切っていました。

結果、納得のいくエンディングだったので、ガイリッチー監督を信じていてよかったです。

ただ、「映画ではハッピーエンドだったがそれですむ問題なのか」「今も現実では問題が続いていること」「アフガニスタンだけでなくウクライナやイスラエルなど戦争で苦しんでいる地域があること」を考えると「終わりよければすべてよし」という感想だけを抱いていて良いのかといった気持ちにはなりました。

ただ、すっごく頭の良くない感想を言うのであれば、映画を観ていて「アフガニスタン怖い!こんな日常嫌だ!」「タリバン超怖い、やばい」くらいしか、考えられませんでした。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦

オタクなので観てきました。
個人的に音駒戦は映画では尺が足りないと思っていて、私のハイキュー映像化の理想は、下記の通り。

  1. 音駒戦をアニメで1クール

  2. 鴎台高校・リオ編をアニメで1クール

  3. プロ試合を映画化

プロの試合は、「あのキャラも出るの!?」的なサービス要素も多いですし、劇場で迫力あるシーンや音を味わいたかったので、映画で見たいです。

そのため「音駒は尺が足りない、絶対物足りない」と思っていたのですが、実際に映画を観たらもうそんなことは一切言えなくなりました。
手のひら返しもいいとこですが、映画ならではの臨場感と音、映像の迫力にやられました。

アニメ版よりもカメラワークが多彩というか、キャラの一人称視点だったのが、テレビ中継風の視点に移り、またキャラの一人称視点になりボールがぐわっと押し寄せてくる、と目まぐるしくカットが変わり非常に見ごたえがありました。
情報が多い!と何度も思いました。

後、個人的に「すごい!このシーン大好き」と思ったのが、病室のTVや五色君のタブレットで試合が映るシーンです。
漫画は静止画なので、病室や白鳥沢の様子が移されると一瞬試合の流れが止まり、読者も小休止できるイメージでした。
ただ、劇場版では病室にあるテレビや五色君のタブレットで中継が流れているので「試合が今この瞬間も動いている!」と実感させられます。

「情報が多い!」「五色くん、久しぶり!可愛い!」「いや、早く試合見たい」と様々な感情を持った記憶があります。
あれが、劇場版ならではの演出で試合が動いている感、読者も今この瞬間に試合を見ていると思わせる目的の演出であれば、本当にすごいです。
まんまとやられました。

ゲーム

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~

子供と遊ぶために桃鉄を買いました。
上の子が次の春に小学3年生になるので、国内の地理に少しでも強くなればと旧作を購入しました。
地理が身についているかは微妙ですが、割合や%なんてわからない上の子が利回りを意識して不動産を購入しているのを観ると、子供の成長は素晴らしいなと実感しています。

後、桃鉄はミニゲームなどもないため、子供に忖度せずプレイできる点も気に入っています。
他にも、やっている間は桃鉄に集中するため、プレイ終了時にすっきりとした気持ちになる点が好きです。

ペルソナ3 リロード

ゲームは2024/2/2に発売されたペルソナ3のリメイクをひたすらやっています。
ペルソナは3以降やっているのですが、3>5>4の順番で好きなので、リメイクも非常に楽しんでいます。

PSPが手元にないので、ペルソナ3を高画質で楽しめるだけで嬉しかったのですが、下記のリメイクでの追加要素が本当に楽しいです。

  • リンクエピソード

  • テウルギア

  • 部活の専用装備

新垣先輩と天田君が好きなので、二人のリンクエピソードを観てペルソナ未プレイの夫(映画は一緒に観た)に、感想を興奮気味に伝える日々が続いています。
テウルギアは、イベントでゆかりっちが最初にテウルギアを解放したシーンが好きです。
後は新垣さんのテウルギアかっこいいけど、ペルソナは何もしていない(流血しているだけ)とSNSで言われていて、確かになと毎回ふふっと笑ってしまいます。

子供が寝てから1日2時間弱しかできていないので、2/27時点ではゲーム内の日付が9/30です。
もうすぐ新垣さんが死んじゃいます。悲しすぎる。

サピエンス全史

本は新作ではないですが、サピエンス全史の文庫版を購入し、寝る前に読んでいます。
冒頭のロバと馬、ラバの話が衝撃的ですぎて、3日間くらい本そっちのけでラバについて詳しく調べてしまいました。

宗教的な話は面白みがあまりわからず文章を追うだけなのですが、お金が大好きだからか貨幣の発達や経済的な内容になると非常にロマンを感じ、ワクワクします。
それでも3ページくらい読むと眠くなるので、睡眠導入用になっています。

新本格魔法少女りすか

文庫版をやっと購入し、読み進めました。
私が中二病全盛期だった時期と西尾維新さんの戯言シリーズやめだかボックスが被るので、西尾維新さんは今でも大好きな作家さんです。

中二病を終了する頃には「西尾維新好き」と公言するのが少し気恥しい時期があった(おそらく子供がアンパンマンやポケモンをダサいと言うのと同じようなものだと思っています)のですが、大人になってからは堂々と西尾維新好きを夫にもアピールしています。

そして、りすかの話。
ノベルス版も途中まで持っていて、完結記念+文庫化で文庫版の方を揃えることにしました。
なお、ノベルス版では1巻までしか持っておらず「戯言シリーズが最高だけどりすかも良いよね」くらいに当時の私は思っていました。

3巻発売から4巻が出るまでに13年空いたことは知っていたのですが、リアルタイムでファンだった人は3巻があんなラストで、よくもまぁ4巻を待ち続けられましたね。
逆にあんなラストだったから「どうとでもなれ」と思って4巻を待てたのでしょうか。
私は待てないタイプだったので、完結後に一気読みできて非常に幸せでした。

そして、4感の最初から最後まで何がなんだかわからない、超慌ただしい展開。
妊娠も出産も経験して30代になった今読むと「ふーん」と読み進められたのですが、それこそティーンの時期に4巻を読んだら、何だか価値観が変わってしまいそう。
「気持ち悪い」といっていいのかと悩み、その後はそもそも「妊娠や出産、生命は尊いものではなく生々しくグロテスクなものなのか」と考えさせられました。

私は主人公たちがくっつく、ハッピーエンドがとにかく大好きなので、ラストに関しては「創貴くんそっちか!」となりました。
ただ、親子の繋がり、無償の愛、自分とは何か、才能(個性)とは何か、といった作品のテーマを描ききるには最高のラストだったと思います。

また読み返したいですが、それより先に美少年探偵団を最後まで読みたいと考えています!

2024年2月エンタメログはこんな感じです。
普段は税金や金融系の固い記事を書いていることもあり、自分の感想だだもれで好きなことを語れるのは非常に楽しかったです。
来月分もよろしければ、読んでいただけますと嬉しいです。


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