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バラバラのピースを繋ぐように

このタイトルでピンときた方はいらっしゃるでしょうか?



今回は、私が応援していた"ベイビーレイズJAPAN"についてです。


現在では曲もサブスクで配信、公式MVもYouTubeに多数アップされており、様々な視点から彼女たちを楽しむことが出来ます。数年経った今も尚です。

配信されている曲をサブスクで聴くのもいいですが、個人的にはやはりライブ映像を見て頂きたいです。私の応援してるエビ中でも同じですが、昔の歌になればなるほど現在の歌唱力との剥離が感じられるため(それも良さである)で、現在に近づけば近づくほど歌唱力が曲に追いつく、そして追い越すからです。そしてなによりライブは言葉で言い表せないパワーで満ち溢れているのです。




■ 泥臭さ


メディア露出がほぼ無い中、個人的には「最高級のアイドル」だったと思っています。なんと言っても、彼女達の作り出すライブはとにかく"アツイ"のです。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、当時の公約として




"デビューから2年で武道館公演を行わなければ解散"


という訳の分からないものがありました。
この当時の事は全く知りませんが、他のアイドルの会場に片っ端から赴き、宣伝のビラを自ら配りまくっていた過去があります。相手がAKBだろうがももクロだろうが関係なかったようです。うーん、訳が分からない。私のような弱小メンタル人間は尊敬しかできません。


その後武道館でライブを実行したものの、半ば強引と言えるもので空席も目立っていたために、危機感をおぼえたグループ側はひとつの決断を下します。当時の活動名"ベイビーレイズ"から"ベイビーレイズJAPAN"へ改名し、心機一転アクセルを思いっきり踏み我が道をひたすらに進んでいきました。





■ メンバー


ここまで書いてしまったので、個性豊かな5人を紹介します。


林真夏



あの小峠英二を惚れさせたアイドル(?)

透き通った声と力強い声量の持ち主で、アイドル界ではピカイチの歌唱力だったと未だに思っています。これは譲れません。
現在はミュージカルをはじめとする女優として活躍中で、アイドル活動前は、劇団四季「ライオンキング」に、ベイビーレイズJAPAN卒業後は、2020年に同じく劇団四季「マンマ・ミーア!」に出演するほどの才能を持ち合わせています。これからの"林真夏"も楽しみで仕方ありません。



傳谷英里香

運動神経超抜群で見た目が女神というのは大前提、炎の体育会TVでも一時期レギュラーメンバーとして活躍していたので、見た事あるという方もいらっしゃるかもしれません。その他にもドラマなどにちょくちょく出演しています。



大矢梨華子


お調子者軍団の1人。グループ解散後、5人中唯一音楽活動の道に進みました。現在は活動休止中で動向を掴むことは出来ませんが、いづれヒョイッと帰ってくるでしょう。またあの笑顔が見れる事を祈って、Sponifyを貼り付けておきます。



高見奈央



お調子者軍団2人目。ボーイッシュイケメンの高見さんです。元々バラエティ適性がかなりあったということもあり、バラエティの道へ進みました。かなり大矢梨華子みがあります。そんなお2人がどんな感じかというのを感じるには、ラジオ日本で絶賛放送中の「大矢・高見のしゃべりスタ!」を聞いて頂くのが1番手っ取り早いと思います。
と言いたいところなのですが、生憎大矢さんが放牧宣言中(?)のため、現在は高見さんとプラスワンパーソナリティという形で放送がされています。
この番組も「面白いラジオあるある」として挙げられる「作家さんの笑い声が聞こえる」と言う点をしっかりクリアしており、この法則通りシッカリ面白いです。
2月1発目と2発目の放送は、昔番組で共演していた三四郎から相田周二さん(2年半ぶり2回目)が登場するとの事なので非常に楽しみですね。





渡邊璃生

謎に包まれたミレニアムベイビー...。

ぶっちぎりの不思議ちゃんでしたが、グループが大成していくにつれ秘密兵器感が高まり、パフォーマンスも大きく成長しました。ミニアルバム「THE BRJ」収録の"アンチヒーロー"の作詞に挑戦するなど創作の才能も開花し、また何かを作れる場を提供したら(様々なな意味で)とんでもないモン作り出しそうです。




■ EMOTIONAL IDOROCK


グループは改名後「EMOTIONAL IDOROCK」を掲げ、名の通りアイドルがロックを、つまり私の好みの楽曲を相次いでリリースしていきます。楽曲提供してくれる方がゴリゴリのバンドマンばかりでしたが、作者の流派的ソレ(なんて言うのコレ)が滲み出ているので聴いていてもそこまでダルくなりませんでした。幅の広さを実感します。

ゴッドタンでヒム子の曲でお馴染みの玉屋2060%さん、鶴、TOTAL FAT、PENGUIN RESEARCH、LIFriends、前山田健一さん、赤い公園、PAN などなど
軽く調べただけでもこれくらい豪華でした。
とりあえずSpotify貼り付けておきます。


アツくなりたいときのオススメは、僕らはここにいる夜明け Brand New Daysシンデレラじゃいられない、沸きたいときは チャリンコアイドル充電満タン~サタデーナイトくびったけエンジョイサマー! なんてどうでしょうか。余談ですが、エビ中の「CHAN-CHARA-CHAN」はかなりベビレの沸き曲みがあって初見で聞いたときに「オウオウコレコレコレ~!」となって懐かしくなったのを覚えています。早く沸きたいね~~~!



■ 富士の麓で

解散発表後、迎えた9月に山中湖でラストライブを行いました。

後半は生バンドを交えて集大成のステージ。あのアツい空間に行けなかったのが悔やまれます。悔しかったので円盤を購入し、今はいつでも見られるようになってます。

富士山が売りのきららですが、最後にちらっと山頂付近が見えた程度で、結局しっかり顔を出すことはなく......。

他の円盤でも同じ光景を見たことがあるぞ...?ひょっとして、山中湖には魔物がいるのか...?

山中湖で沸きたいね~~~~!




■ 金言




「推しは推せるときに推せ」




これは本当に素晴らしい言葉だと思います。実際、受験期で少し離れ気味の時に発表をぶっこまれてしまったので、ほぼ何もできませんでした。その中でもちゃんと参加したライブである、STUDIO COASTで行われた EMOTIONAL IDOROCK FES. 2017 の最終公演のチケットは今も大切に財布の中にしまってあります。あのころの気持ちを忘れないため(どんな気持ちだよ)というのと、単純にいいライブすぎて捨てられないからです。

「受験が終わったら行こう」「用事があるから...」「オタバレがだるい」とヌルいことを言っていると私みたいに大変な目にあいます。若い学生さんにはこんな思いをしてほしくないので、大変な状況かと思いますが多少無理してでもイベントに行ってあげてください。それで自分自身が救われることもあります。

アイドルは思った以上に目の前からいなくなってしまうスピードがはやいです。すぐにメンバーが入れ替わってしまうのです。"今"はすぐになくなってしまうのです。皆様、是非今を大切にしてください。












最後にこの曲をご紹介して皆様とはお別れです。

ここまでご覧いただきありがとうございました。






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