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第四回偽物川評議員ピックアップSIDE:マヤその2

第四回偽物川小説大賞 - カクヨム (kakuyomu.jp)

どうもみなさんこんばんは。偽のマヤです。今回の偽物川も素晴らしい作品が目白押しでしたね。その中でも私が特に好きだと感じた作品をご紹介して行きたいと思います。

魔改造キメラエルフにTS異世界転生したアラフォーオッサンの俺が、骸骨魔王のために勇者と死闘を演じています。(ラーさん) - カクヨム (kakuyomu.jp)

不器用な男二人の「愛」とはいったい。
とても格好良かったです。開幕の時点から「これは絶対に凄い作品だぞ」というワクワクが止まりませんでした。内容はほとんど題名の通りなのですが、題名で語られない細かい事情やディティールも込みで物凄く素敵な作品で……ぜひ読んでみてください。

サドリの物語―匣―(辰井圭斗) - カクヨム (kakuyomu.jp)

この作品以上に美しい情景があるだろうか。
サドリの物語―百年の檻―』のスピンオフですが、こちらを先に読んでも本編を先に読んでも、十分に楽しめると思います。
辰井さんらしい、描写の妙が光る作品で、第七話の「燦燦たる絢爛の果て」は正に圧巻でした。辰井さんのファンはぜひとも読むべきだと思います。

九珠の剣(故水小辰) - カクヨム (kakuyomu.jp)

圧倒的な文章力で綴られる師弟の物語。
もうひたすらにクオリティが凄い、それに尽きます。本当にこれタダで読んでいいのかな……という気分にさえなりました。重厚でいて、読みやすい。作者様の実力の光る作品です。

読書クラブへようこそ!(おなかヒヱル) - カクヨム (kakuyomu.jp)

ホラー、学園、SF何でもありの面白さ。
我々が女子高校生ひいては高校生はきっとそうだと信じている自由さ、若さゆえの最強さ、輝かしさ、そういった要素をパンッパンに詰め込んだ作品でした。めちゃくちゃアクロバティックなのに空中分解せずに纏まっていたのも凄いところ。

ナイトフィッシングイズグッド(草食った) - カクヨム (kakuyomu.jp)

圧倒的な小説力で書かれた作品です。
まずいつものことながら文章のテンポが凄いです。それだけで十分に楽しい小説なのですが、作者様の心情を描く筆さばきの鮮やかなこと鮮やかなこと。特に最後のシーンはぎゅいーんと心が惹きつけられました。何というか、沢山の「ここすき」が詰まった小説でしたね。究極の職人技を見たような気分です。

というわけで、評議員第二次ピックアップでした。余力があれば結果発表の後に第三を書くかも知れませんし、書かないかも知れませんが、ご容赦くださいませ。それでは、また、お元気で。

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