Rubykaigi2019に参加して感じたこと
Rubyがいわゆる良い言語かどうかは置いておいて、
・マインドが一貫していること
・自分のマインドと一致していること
この2点が最大の成果でした。
DRYの大原則
It's Not Dry
Ruby3からは静的型が出現します。
それは型注釈ではなく、解析による型チェッカーです。
つまり「何もしなくても恩恵にあずかれる。」
ただし、テストは必要。
テストをベースに型の解析が行われるので。
Matsはこうも言っていた。
テスト嫌いなんだよねぇ。
It's Not DRY.
あれっ!?
人間がコンピュータに仕事させるべき
テストは妥協するけど静的解析には妥協しない
プログラムに2回同じこと書くと違和感感じるんですよね。
それはもうvarって書くだけで。
Rubyは十分早い。が遅いと言われてるので改善する。
そもそも,どんな言語も早すぎるといわれることはない
どんな言語も遅いって言われる
ただ ruby は伝統的に遅いって言われる 😢
MJIT導入(2.6)
Multi-Cores の活用
より良いコンカレンシーモデルの提供
I/O 改善
粛々とパフォーマンス改善されていくのは嬉しい。個人的にパフォーマンスに大きなボトルネックを感じたことはないけれど。単純にRubyの利用者が増えることが多側面で大事。
まとめ
Rubyはこれからも進化していく。
Python とか JavaScript とかに行きたい人は行けばいい。
一旦ネックとなっているパフォーマンス面を改善して、現行のプログラム言語としての課題を乗り越える方向。
Rubyにもどってくる人もいる。
はじめてRubyのコミュニティに触れた。
あまり貢献しないかもしれないけれど、これからも存分に書いていく。
(コミッターの皆さんに多大なる感謝しつつ)
Ruby好きだからね。