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基本のき~目の数え方と表目・ねじり目・裏目の編み方

ゲージを取ってください
って言われても、
目の数の数え方が分かりません!

あっ、ごめんなさい。
その説明してませんでした。
ここでは目の数え方
そして、編み目の構造について説明します。

構造?なんか難しい話になってる・・・
って思われるかもしれませんが、
編み目がどのようになっているかを理解すると
編み図を理解しやすくなります。

編み目の構造

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スワッチを拡大してみると
\/ \/ \/ \/ \/
となっています。
この \/ が1目。
編み部では
「ハの字ではなく、Vで数えてね」
と説明しています。

なぜ V で1目なのかというと

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写真のように目の輪の中を糸が通っているので、
目の輪の中を通って出てきたものが1目となります。

1目が分かったところで次に進みます。
作り目の最初の1目を作ったとき
輪の中に写真のように針を入れました。
(参照:基本のき~作り目の作り方

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そしてこの状態から作り目を作り

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この作り目が1段となります。
※模様の入った編み図によっては、この作り目を数えないこともありますので編み図をよく確認してね。

編む時の針の入れる方向では編んでみましょう
となったときに、
編み目に針はどこに入れたらいいの?
と思う人も多いみたい。

編むときに編み目に対して
針を入れる方向によって
・表目
・ねじり目
実は針を入れる方向って重要なのです。

表目とねじり目

表目 ↓ は手前から目の中に針を入れ、向こうに出します。

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ねじり編み ↓ は目の中を通って向こうに針を出します。

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目がねじれているのが写真でわかるでしょうか。

動画で針の動き方を確認してみましょう。
表目みの編み方

ねじり目の編み方

基本的に編み目は
輪の中をねじることなく
くぐっている状態になっていると理解すると
この先でてくるであろう
2目1度や増し目、とじ・はぎの仕方が理解しやすくなると思います。

拡大すると
表目は

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ねじり目は

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となっています。
編み目を並べてみると

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左がねじり目、右が表目です。
ねじり目のほうがすっきりした印象がありますね。

裏編みの時は?

裏編みの時のねじり目はどうするの?
という質問もあるかと思いますので
裏目と裏編みのねじり目も動画も用意しました。

編み記号

写真と動画で
・表目
・ねじり目
・裏目
・裏編みのねじり目
を説明しましたが、
実際に編み図では下の写真のように
記号で表記されます。

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※ねじり目(裏目)と記載したのは
裏編み(偶数段)の時のねじり目記号ではなく、
表編み(奇数段)の時に
「裏目のねじり目をしてくださいね」
という指示が編み図に出てくることがあります。
その時の記号がねじり目の下に裏目の記号が書いてあります。
編み方は裏編みのねじり目と同じです。

ねじり目には、
ねじり増し目という増し目の仕方がありますが、
増し目に関してはまた別記事でご説明いたします。

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