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Zoomミーティングの音声が安定しない時はWiFiルータを疑ってみる

Zoomに限らずですが、オンラインミーティングで重要なのは、画よりも音。アカウント登録のことなどを深く考えず、メンバーを招待できる手軽さに加え、その接続の安定感や、音の良さでもZoomが選ばれていると思うのですが、それでもやはり、音が途切れるという場面は時々見られます。
ではどこを見直すべきなのか。

ホントは有線接続が一番

配線いらずの便利さから、自宅にWiFiルータを導入している人は少なくありませんが、通信の安定感を重視するなら、有線接続(Ethernetケーブル)の右に出るものはありません。パソコンでZoomをするなら有線接続を。

なお、有線接続を選んでも、そもそも通信速度が上がらない、無線より遅いという時は、EthernetハブやEthernetケーブルの規格を確認してみたほうが良いかもしれません。

インターネット側・宅内側に限らず、通信速度が遅いと、さすがのZoomも不安定になります。大事な打ち合わせ中に「インターネット接続が不安定です」的なメッセージが出るだけでドキドキして心臓に悪い…。

ケーブルもハブも、引っ越しでもしない限り、なかなか壊れない(断線しない)ので、古いものを大事に使い続けていると、そこがボトルネックになっているケースがあります。少なくともわが家はそうでした苦笑。

この際なので新しいスイッチングハブに買い換えるか(それほど高いものでもありません)、もっと理想的には、ハブを経由せず、パソコンから大元のブロードバンドルータ(NTTからレンタルしてるような機器ですね)の方に直接ケーブルを挿したいんですが、宅内の機器が増えてくるとなかなかそうもいかない。やはり、無線化したい。

WiFiルータは消耗品

わたくしはつい最近まで知らなかったのですが、長期間使ったWiFiルータが不調になってくる(つながらなくなるとか、ダウンするとか)理由の一つに、「機器自身の発熱で電子部品が劣化する」があるそうです。

どうも最近調子悪いよね、でも、電源抜いたりして再起動すると、また機嫌よく働くからまあいいか…とかで、ダマシダマシ使い続けているご家庭はありませんか?
わが家でも、重い腰を上げて新しいルータに買い替えるたびにスッキリ解決してきました。

ちなみに、WiFiの規格自体も毎年のように進化しているので、速度・安定感・セキュリティ確保のいずれの意味でも、新規格に対応した商品への買い替えを渋るのはあまり得策ではなさそうです。

電波のノイズが気になる

無線通信で一番厄介なのは、絶対的な速度よりも、原因不明の(症状が出たり出なかったりの)不安定さです。メールの送受信や一般的なウェブサイトの閲覧くらいであれば、気にならないかもしれませんが、YouTubeなど動画閲覧や、Zoomなどオンラインミーティングだと、ストレスがたまります。

たとえば2.4GHz帯は電子レンジなどと干渉するというのは有名です。5GHz帯との切り替えで逃げるのがカンタンですが、毎回人力で判断するのは面倒なので、このあたりはおまかせできるルータを選べるといいですね。

他には、近隣のWiFiルータとの電波の取り合い(重複)を回避するためのチャンネル自動切り替えに伴う不安定さも、スッキリした解決が難しい問題です。

さらには、親機・子機間のいわゆる「相性」問題もよく指摘されますね。基本は同じメーカーで揃えておけばOKなんですかね?
わが家もWindowsマシン一台は、Zoomを毎日のように使うようになってから、無線から有線に逆戻りすることになりました。

長らくN社のWiFiルータを愛用していたのですが、最近買い替えたのはこちら。2.4GHzと5GHzの自動切り替えとか、スマホアプリ側からの状況確認とか、優先接続機器の指定とか、納得のコスパです。

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