Strobe Diary #3 愛だとか恋だとか

お久しぶりです。やまです。
今日は大した恋愛経験も無いのに恋愛について語っていきたいと思います。

まず、大前提として、僕はめちゃめちゃチョロいです。どれくらいチョロいかっていうと、異性に話しかけられただけで多少意識する程度にはチョロいです。

中3ぐらいまでは、俗に言う恋に恋している状態で、彼女ほしーとか考えてました。

それからというもの、僕はある曲に出会いました。

それがこれです。
ハチスは夏に背を向けて/IA/MV 
https://nico.ms/sm27546102

これは、僕が初めて聴いたメルさんの曲で、今もボカロ100選に入れているぐらいには好きです。

その中に特に好きな歌詞があります。

愛だとか恋だとか
どうでもいいくらい   好きになれたらさ 
花のように真っ直ぐに生きられたらさ 楽だな

この詞に出会った瞬間、体に電撃が走りました。
愛だとか恋だとか、そんな抽象的なものに一々気を取られていては、目の前の人を愛することなどできないのではないかと。
それからというもの、無闇に人を好きになることはほぼほぼ無くなりました。

これで完結すればいいんですが、大学に入ってから失態を犯します。

ここからは本当にくだらない、読むに値しない内容です。相手に非は無く、ただ僕が愚かだった話です。

同じ中学だった、ある女子とのことです。
彼女とはTwitter(リア垢)でFFで、ふぁぼったり、ふぁぼられたり、ごく稀にリプし合ったり、一緒に高校の文化祭を回ったりして、それなりに仲が良かったかもしれません。

彼女は父親を数年前に亡くし、その都合で親戚をたらい回しにされ、そこで罵詈讒謗され、精神病を患いました。それまで通っていた高校も辞め、通信制高校に切り替えたらしいです。

大学1年の冬、彼女に遊ぼうと誘われます。
メンバーは僕と彼女含め4人。
他の2人は恋人同士。
元々、3人で遊んでいたらしいが、2人の仲睦まじい様子をまざまざと見せつけられるのが嫌で僕を誘ったらしいです。嘘かもしれませんが。

遊びに行った先で僕は初めて異性から告白されます。

「彼女の思いを無碍にはできない。彼女と付き合うことで彼女自身楽になるかもしれないし、僕も何か変われるかもしれない。」

そう思い、しばしの間悩みながらも、承諾しました。

今思えばそれが最大の間違いでした。
そもそも彼女のことをよく知らないし、好きかも分からないような状態で付き合い始めたのがダメでした。

まじでチョロい人は気を付けて。もし異性に告白されたとしても、ちゃんとその先を考えてください。
断るのも勇気です。フるのが怖くても、なあなあの関係で終わらせ、結果的に相手を傷つける方が、遥かに怖いことです。

コロナ禍だということもあり、遊ぶのは控えました。
LINEぐらいなら問題無く話せる環境ではありました。
しかし僕はそれを怠りました。
元々奥手だったこともありましたが、そもそも自分の気持ちに折り合いが付けられない状態で、彼女に連絡するどころではありませんでした。

付き合いだして2ヶ月半ぐらいが経った頃
直接会ったのは2回程度。通話したのも2回程度。LINEでメッセージを交わしたのも数える程。
こんなの恋愛じゃない。
暗澹とした気持ちにケジメをつけるために、
僕は彼女に本懐を打ち明けます。

それでひとまず恋人から友達に関係が戻りました。

それでも僕は彼女と関わることに疚しさを覚え、
正直彼女が怖いです。関わりたくないです。
嫌な自分を思い出してしまうから。

もう当分、恋愛はできそうにないです。

最後に、引用の引用ではありますが、
クズの本懐の作者の横槍メンゴ先生
(↑実はいーあるふぁんくらぶ僕は初音ミクとキスをしたのMVを担当している方)と
僕の大好きなボカロP、椎名もた氏の対談記事より、

当時の僕に重くのしかかった言葉をのせて締めくくります。

「興味のない人から向けられる好意ほど、気持ちの悪いものってないでしょう?」

貴方が人を好きになり、その人と幸せになれますように。

ここまで駄文を読んでいただきありがとうございました。それでは。