![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145590131/rectangle_large_type_2_329b67a157ad6f1a405c69c2e089af06.jpeg?width=1200)
Amazon Merch on Demandで審査が一発合格した話
無在庫販売なのでノーリスクで始めることが可能なプリントオンデマンド(POD)。
作るだけ作って、販売は別のところ(EtsyとかebayとかBASEとか)でというパターンもありますが、どうせなら一緒の方が楽ですよね。
日本国内でもこのデザインも販売も一緒のプラットフォームを提供する会社はたくさんありますが、Amazonでもあります。
それがAmazon Merch on Demand(アマゾン・マーチ・オンデマンド。旧Merch by Amazon)。
登録には審査あり
![](https://assets.st-note.com/img/1719655683725-EDti5fkMlN.jpg?width=1200)
実は私はTシャツトリニティで既にTシャツのPODをやっていて、何となくAmazonでもやってみるかと思い、申請してみました。
このサービスはアメリカのAmazon.comでやっていますが、商品は全世界での販売が可能です。
日本国内のマーケットよりも、アメリカの方が圧倒的にマーケットは大きいはずで、それだけ魅力があると思ったからです。
そんなわけで申請したのですが、返事は1〜2週間かかるらしいので、待っていました。その期間、情報を探していると、どうやら審査に落ちる人がたくさんいることに気がつきました。
私は適当に申請してしまったので、「これはダメだろうな、でも別のメアドで再申請できるみたいだから、2回目はちゃんと考えて申請しよう」と思っていたのです。
申請したのが2024年6月22日。翌日にはAmazonから銀行口座確認のための1円が振り込まれ、審査結果のメールが届いたのが6月28日。1週間もかからずに合格してしまいました。
適当な申請でなぜ審査が通ったのか?
私は過去に作ったデザインのポートフォリオを送ったわけでもなく、文字数いっぱいいっぱい記入したわけでもありません。
そんなに審査落ちの人がいるのも知らず、銀行口座とかの記入ミスがなければ審査は通るものと(勝手に)思っていたのです。
それでも審査は一発で通ったのです。
考えられることは、いくつかあります。
Amazon.co.jpの方で、プライム会員、Amazonアフィリエイト、KDPを登録しているメールアドレスで登録した。
ブログのアドレスを入れた。
co.jpとcomの間で情報を共有しているのかどうかは知りませんが、共有しているのなら、「こいつは顧客だし、パートナー」と思われたのかもしれません。買い物もかなりしています。
記入した内容は、うろ覚えですが、このようなことを書きました。すごく短い文です。
台湾が好きなので、台湾などのアジアンテイストをモチーフにしたデザインのTシャツを作る予定です。自分の台湾情報ブログやPinterestで宣伝していきます。
たったこれだけ。500文字くらいは書けるらしいのでもっと細かくアピールした方が良かったのかもしれませんが、私はそんなことも知らずに申請したのです。100文字にも満たない文章です。
ここでポイントになるかもしれないのは、
この3つが全部、もしくは1つくらいはAmazon的にポイントになったのかもしれません。
特にPinterestはAmazonとパートナシップを締結しており、ビジネス的に仲良しな関係です。
Pinterestの画像を見た人がそのままAmazonでお買い物もできますし、相性は良いのです。
PinterestのURLは申請時は貼らなかったのですが、私のブログから飛ぶことができます。このPinterestもブログに連動して運営しているので、関連性は高いです(そこまでAmazonがチェックしたかはわかりませんが・・・)。
私のPinterestはピンは約4,000、インプレッションは約16,000/月程度(現在育てている最中)なので、大したことはないのですが、「台湾」という特化したキーワードがあるので、Amazonはそこを気に入ったのかもしれません。
何となく、これがポイントなのかなと思っています。
まだPinterestをやっていない人もいるかもしれませんが、この機会にチャレンジしてみると良いかもしれません。
何回も審査が落ちてしまう人へ
僭越ながらアドバイスしてみると、コメントは具体的な表現の方が良いのではないかと思います。
例えば、
(悪い例)他にないようなユニークなデザイン
これでは具体的ではないですよね。
「猫のデザイン専門店を目指し、世界の猫好きに届けたい」
「アメリカの流行に詳しいので、流行を取り入れた旬なカラーをデザイン」
「言葉をテーマに、英語、日本語などの文字をデザインしたい」
など、具体的な方がAmazonとしても、どんな商品並ぶか想像しやすいのではないでしょうか?
(悪い例)SNSやブログで宣伝しようと思います
どんなSNSなのか、どんなブログなのかを明確にするべきです。
「フォロワー1万人のXで宣伝します」
「飼い猫のYouTubeをやっているので、YouTubeで宣伝してみます」
「雑記ブログですが、月に30,000PVあるので多くの人にアピールしていきます」など、折角宣伝方法を持っているのなら、それを具体的にアピールした方が良いのではないかと思います。
私は皆無でしたが、「今までこんなデザインをしてきました」というポートフォリオがあれば、もっと良いのかもしれません。
例えばTシャツトリニティとかSUZURIとかは同じようにTシャツを無在庫販売できますが、登録には審査がありません。このようなところで、自信のあるデザインをいくつかアップしてみて、それをポートフォリオとしてみるのも良いかもしれません。
Amazon Merch on Demand審査まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1719656709568-JjpneNjtpw.jpg?width=1200)
1回しか申請していないのに勝手なことを言っていますが、Amazonの立場で考えれば、わかると思います。
私がAmazonの担当者だったら、こんなことを考えるはずです。
同じようなデザインの商品ばかり並ぶのは避けたい
頑張って宣伝して、1枚でも多く売って欲しい
この2つは絶対に考えるはずです。ならば、この2つの心配をクリアにしていけば、Amazonの担当者も「こいつは、デザインは他とあまり被らなさそうだし、売る方法もあるので、頑張ってくれるかもな」と思ってくれるかもしれません。
そう思わせるような文章を書くことが合格の近道のような気がします。私と同じようにAmazon Merch on Demandに挑戦しようと思っているどこかの誰かの参考になれば嬉しいです。
サポートしてもらえると励みになります!いただいたサポートは台湾での活動に使わせていただきます。