私の台湾の楽しみ方-観光地・食べ物・散策
台湾をどう楽しもうが人ぞれぞれ
台湾は地理的に近く、親日の人々が多く、台湾グルメも美味しく、比較的治安も良いので、海外旅行先として日本人にも人気です。
台湾に一度行くとリピーターになってしまう、そんな人も多いと聞きます。少なくても私もその一人。
台湾のどこをどう楽しもうと、それは人の勝手なので、思う存分楽しんでもらえれば良いと思いますが、私は私なりの楽しみ方があります。
念の為書いておきますが、私と違うからと言ってディスったりしているわけではないです。むしろ私が普通ではないのだろうと理解しています。
台湾グルメを楽しむ
私が好むのは、
地元民が多いローカル食堂
地元民価格
行列に並ばない
できれば外席がある
こんなお店です。台湾に来たのだから、台湾人に紛れて台湾の庶民的な味を楽しむのが最高だと思っています。
でも、そうではない人が多いようで、私は異端なのかもしれません。
具体例を挙げてみるなら、台北の阜杭豆漿。美味しい朝ごはんを食べられると非常に人気で、下手すると1時間待ち。しかも観光客だらけ。
鼎泰豊もそう。金峰魯肉飯もそう。冰讃もそう。とにかく旅行の貴重な時間に並ぶなんてありえない。
こう言うお店には私はほとんど興味がありません。1時間も待つなら、近くのローカル食堂2軒ハシゴした方が良いし、高いもの食べるなら、安いローカル食堂を何軒も行けます。
こう言うお店に絶対に行かないとは言いませんが、行くとしても少なくても行列がない時に気が向いたら一度くらい行ってもいいかな、程度。正直言ってどうでも良い感じのお店です。
日本人が全く知らない、行かない、地元民だけが通う、美味しくて、リーズナブルなローカル食堂の外席で、外の景色を眺めながら台湾人の会話しか聞こえない環境で味わうことこそ至高だと思っています。
これでこそ非日常感を味わえると言うものです。旅行の醍醐味です。
日本国内とは違い、海外の場合情報が限られていることもありますが、日本人は右に倣え的な行動を好みます。
結果的に日本人はガイドブックやネットメディアで紹介されているお店ばかりに集中してしまう傾向があるように思います。
私は食べ物は、その食べる環境によっても味が変わってくると思っています。台湾にいるのに周りから日本語ばかり聞こえる小綺麗な店内で食べるより、台湾人が通うローカル食堂の雰囲気の中で食べると、美味しさも倍増するのです。
外食産業が日本以上に発達し、飲食店ばかりの台湾。そんなお店どこでどう調べるの?と思うかもしれませんが、実は現代ではかなり簡単に調べることができます。
Google Mapでお店をクリックしてみてください。ローカルガイド達が評価した評価点と評価数が表示されます。
これで一定の評価数があり、高得点のお店が宿泊場所や行く予定の場所の近くにあったら行ってみましょう。
地元民が通う美味しいローカルフードの味を簡単に楽しむことができます。日本人にはほとんど知られていない、ガイドブックにも載っていない名店を発見できるかもしれません。
もう一つ、台湾グルメで私の基準となっていることがあります。
台湾では実にいろいろな食べ物がありますが、私が食べるのは、食べられそうなもので、食べたことのない食べ物を食べることを基本にしています。
例えば、カエルや蛇の料理は私は無理です。絶対に食べられそうもないので、最初から論外です。
でもいまだに食べたことがなくても臭豆腐なら、いつかは食べてみるかもしれません。最近は以前ほど臭豆腐の匂いが気にならなくなってきたので、そろそろチャレンジの頃合いだと思っています。
何でも躊躇なく食べることができる人もいます。そういう人はカエルや蛇も大丈夫でしょう。
人それぞれ、無理せず、美味しそうなものを食べましょう。
台湾の観光スポット
観光スポットも多種多様、掘り起こせばいくらでもありますので、各自行きたい場所に行けば良いと思います。
何が好きなのかによって、人それぞれだし、性別や年齢によっても好みは変わってくるかもしれません。
私が好きなな場所の一つは夜市です。
夜市は台湾グルメをリーズナブルに楽しめるだけでなく、どのような食べ物が台湾で人気があるのかという食文化を知る上でも非常に良い場所だと思っています。
台湾各地に500ヶ所以上ある夜市ですが、あまり観光客の来ない夜市が好きです。
とは言っても500ヶ所の中には規模が非常に小さい夜市もあるので、ある程度の大きさがあり、一通りのグルメが楽しめる夜市が良いです。
それを考えると台北の夜市のいくつかはほぼ観光客向けであり、そういう場所はいまいちなのです。
異国に来たのに、近くで日本語が聞こえる環境で、観光客向けの価格になっていて、一部ではぼったくりもある夜市なんて好んでは行きません。
地元民が多く立ち寄る夜市の方がベターで、そうなると地方の夜市の方が魅力があります。
他に好きな観光スポットは寺廟と老街。
寺廟を詳しく知ることは台湾の歴史を知ることに繋がりますし、大きな寺廟の近くには老街や大きな繁華街や夜市があったりします。
たくさんの人の信仰を集める寺廟があると、人が集まるため、街が形成されやすくなるのでしょう。そう言う場所が大好きです。
老街の多くは日本統治時代の建物を保存、修復し、今に残していますし、老街が商店街化している場所も多いです。
そんな感じで台湾の歴史を知り、日本統治時代の風景に想いを馳せながら散策するのが楽しいのです。
一つだけ言いたいのはガイドブックに載っているし、みんなが行っているから私も行こうとかは思わない方が良いことです。
例えば興味ない人が故宮博物院に行っても、何も面白くないです。興味ない人が龍山寺に行っても何も面白くないです。
何でも良いから有名観光スポットにさえ行ければ満足というなら、それでも良いですが、右に倣えではなく、自分の興味のある場所だけに行った方が満足度は高いです。
台湾の街歩き
寺廟やその周辺の老街や繁華街を散策するのが好きですが、とにかくただ歩いているだけでも楽しいのが台湾です。
何となく気になる小道に入ってみる、地図を見ないで適当に歩いてみる、直感で美味しそうと思ったお店に入ってみる、名も知らぬ小さな廟で参拝する、何のお店なのかわからないので立ち止まる。
ただ単に電車やバス、タクシーで目的地に行くだけではなく、こう言う意味のない散策時間を持つようにしています。
歩いたことのない異国の道ですから、必ず何かを発見します。それが楽しくて仕方ない。
台湾の楽しみ方まとめ
結論として、私は台北はあまり好きではありません(好きな場所もありますが)。
観光客が圧倒的に多く、また日本人が多過ぎです。普通に歩いていても、ちょっとした店に入っても日本語が聞こえてくる環境が好きではないです。
特に台北の中心部はビルが林立し、東京と大差ない感じがして、台湾らしい素朴な風景が少ないのです。
折角外国に行ったのですから、非日常感を味わいたいのです。
そのため、台北以外の地域に行くことの方が好きです。地方の方がホテル料金も安く、食べ物も安く、観光客も少ない、地元民の生活感で溢れ、見渡せば台湾らしい風景があります。
そんな台湾が好きです。
そんな私の好きな台湾の情報を書き連ねているのが私のブログです。台湾に興味のある人はぜひ読んでみてください。
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