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Googleアドセンスがクリック単価からCPMへ変更-収益への実際の影響

Googleアドセンスは2024年1月までは我々サイト管理者が受け取る報酬の算出基準をクリック単価をメインとしてきました。

しかし2024年2月よりCPM(インプレッション単価)に変更しました。

Googleは収益には大きな影響ないと言っていたようですが、実際はどうだったのでしょうか?

クリック単価→CPM

クリック単価はわかりやすいですよね。サイト訪問者がサイト内の広告に興味を持ちクリックすることで発生する収益です。

CPMはインプレッション単価と呼ばれ、サイトに広告が表示されることで発生する収益のことです。

CPMは今までもありましたが、2月からはこれがメインとなります。

2024年1月の割合

上の画像は私のブログの2024年1月の割合です。

  • クリック単価 77.9%

  • CPM 21.8%

  • アクティブビューのインプレッション単価 0.3%

アクティブビューのインプレッション単価は本旨とは関係ないので詳しくは説明しませんが、視認可能だが何らかの原因でCPMに至らなかったケースがカウントされるようです。微々たる数字なので無視で良いです。

2024年2月の割合

2月は確かにかなり変わりました。9割以上がCPMです。

  • CPM 93.8%

  • クリック単価 6.1%

  • アクティブビューのインプレッション単価 0.0%

Googleの通告通り、クリック単価メインからCPMメインに切り替わっています。

2024年1月と2月で収益にどう影響したのか?

Googleは大きな影響はないとは言っていましたが、実際はどうだったのでしょう?私のブログの場合はこんな感じでした。

2024年1月

1月はクリック単価なので、訪問者がクリックするかどうかは運でもあり、また単価も会社によって違うため、かなりの凸凹折れ線グラフになっています

つまり収益が少ない日もあれば多い日もあるという感じです。

2024年2月

CPMメインとなった2月は明らかに折れ線グラフが違います。極端な凸凹がなくなり、緩やかな変動となっていることがわかります。

1ヶ月トータルとしてはPVは2月の方が若干良かったのですが、最終的な収益としてはほぼ同じでした。

PVが多かったのは例のポーランドからの謎アクセスもあるので、実際は1月とほとんど変わらずだったと思います。

つまりGoogleの言っていたことは間違いではなく、大きな影響はないというのは正しかったと思います。

「クリック単価からCPM」まとめ

私のブログに関してだけの情報なので、人によっては違う場合もあると思います。明らかに収益が減った、増えたという人もきっといるでしょう。

皆様のブログではどういう傾向だったでしょうか?

ひとまず私のブログでは、日毎の収益の波が安定し、月間の収益は変わらないという結果でした。

しかしまだスタートして1ヶ月だけの比較です。今後どうなるか注視していくしかないでしょう。

対策はある?

今まではクリックしやすそうで、目につく場所、しかも邪魔にならない場所に配置することが基本でした。

しかしCPMは表示されればOKとなりました。何かしら対策はありそうです。
ただ無闇に広告を増やすと、視認性も悪くなり、訪問者が離脱する可能性も高まります。

まずは多少広告があっても、ぜひ読みたい!と訪問者が思える記事内容であることが前提になります。

その上で、端でも良いので広告を表示させるといったテクニックが求められるのかもしれません。

この辺は誰かが今後検証していくでしょう。

私は(面倒なので)広告配置は当面このままにするつもりです。

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