12月20日、民視新聞網の記事より

台灣症流行?超過200萬名日本人感染:生活都為珍珠而活

台湾シンドローム・パンデミック? 200万人を超える日本人が感染、タピオカが手放せない

近來日本再度掀起一股台灣熱!不僅在日本人對珍珠引發狂熱,連帶日本來台觀光人次也越來越多。最近日本新聞台還報導日本人對台灣的風靡情況,還將此現象稱之為「台灣症」,不過影片好像越看越怪,謎底揭曉,沒想到竟然是交通部觀光局最新釋出的觀光影片。

近年日本で再び台湾ブームが加熱し始めている。日本人の間で熱狂的なタピオカブームが起こってるのみならず、それに伴い、台湾を訪れる旅行客の延べ人数も増加の一途を辿っている。最近、とある日本の報道局が日本人の間で台湾ブームが一世を風靡している状況を報道、この現象を「台湾シンドローム」と呼んだ。しかし、動画の内容が進むに連れて、ニュースの中に徐々におかしな箇所が出てくる。最終的にはネタばらしがあり、この動画が台湾の交通部観光局(日本の観光庁に相当)が新たに作成、公開した最新の観光紹介動画であることが明らかにされる。

掀起(Xiānqǐ)(ブームが)起こる
一股(yī gǔ)単位
*細長い物
*気体や水の流れ,電流
*においや力,感情
*グループ.集団.一味など
引發(yǐnfā)起爆する、点火する、誘発する
狂熱(kuángrè)白熱、情熱、熱狂
連帶(liándài)〜に伴って、連帯的に
人次(réncì)延べ人数
風靡(fēngmí)一気に広がる、風靡する
謎底(mídǐ)謎なぞの答え、物事の真相
揭曉(jiēxiǎo)公表する、明らかになる
交通部(Jiāotōng bù)中華民国の行政院に属する郵政、電信、運輸、気象及び観光に関する業務全般を担当する省庁(wikiより)
觀光局
(guānguāng jú)日本の観光庁に相当する機関
釋出
(shì chū)リリースする

該影片裡,兩位講著流利日語的主播坐在主播台上,報導日本因近年與台灣交流頻繁,使得日本各地民眾出現異常行為,統稱為「台灣症」。症狀包括「生活是為了珍珠而活」、「隨時隨地自在看書」、「肢體語言也變得不通」。

同動画の中では、日本語が流暢な二人のアナウンサーが報道席に座り、日本は近年台湾との交流が盛んで、このことが日本各地の人々に異常行動を起こさせていると報道、それらの異常行動を総合して「台湾シンドローム」と称した。症状には「タピオカが手放せない」「いつでもどこでも自由に本を読む」「ボディランゲージが(日本では)伝わらないものに変化する」などが含まれている。

主播(Zhǔbō)アナウンサー
頻繁(pínfán)頻繁に
隨時隨地(suíshí suídì)いつでもどこでも
肢體語言(zhītǐ yǔyán)ボディランゲージ

而這些症狀都是在講述台灣的「珍珠文化」、民眾在書店席地而坐著看書,以及「6」的數字手勢。有受訪的日本民眾在鏡頭面前表示,「(為珍珠而活)感覺蠻害羞的」、「啤酒加珍珠也就算了,拉麵裡絕對不行」。

これらの症状は台湾の「タピオカ文化」や、人々が本屋の床に座り込んで本を読む姿、「6」のジェスチャーなどについて述べているものである。インタビューを受けた日本人らはカメラの前で「(タピオカが手放せないというのは)ちょっと恥ずかしい」、「ビールにタピオカはまだわかるが、ラーメンにはない」などと述べている。

席地(Xídì)地べた、地面
手勢(shǒushì)ジェスチャー
〜就算了(〜jiùsuànle)〜はともかく、まだいいとして

主播最後還在影片後面警告,最近台灣症流行,超過200萬名日本人都顯示已感染,請大家去台灣玩要細心留意。
因日本的節目通常在尾聲都會冠上贊助商的廣告字樣,而該影片也不例外,但這時卻出現了「Taiwan(台灣), The heart of Asia(亞洲之心)」的字眼,網友們才驚覺原來是交通部觀光局的廣告。

アナウンサーは動画の最後で、最近こうした台湾シンドロームが流行しており、すでに200万を超える日本人に感染の症状が見られる。台湾へ遊びに行く際は十分に注意する必要がある、と注意喚起を行なっている。
日本のテレビ番組では概ね、映像の最後にスポンサー名を冠した広告が表示される。この動画も例に漏れずスポンサー名が表示されるのだが、動画の視聴者らはそこで画面に「Taiwan(台湾), The heart of Asia(亜洲之心)」という文字が表示されるのに驚き、ここで初めて、この動画が台湾交通部観光局が作成したものであることに気付くのだ。

警告(Jǐnggào)警告する、注意を呼びかける
顯示(xiǎnshì)明らかに現れている
尾聲(wěishēng)エピローグ
*序曲 (xùqǔ)プロローグ 
冠上(guān shàng)冠する
贊助商(zànzhù shāng)スポンサー
字眼(zìyǎn)文字、文句
驚覺(jīng jué)驚いて気が付く

有網友表示,「我有比過8被阿嬤認為是3,立馬補上另一隻手」、「好用心結合貼切日本文化的台灣宣傳」、「亂加珍珠的是日本人吧⋯⋯?怪到台灣人頭上了?:3」。
交通部觀光局搭上日本最近的「台灣瘋」製成新一波觀光影片,新穎的題材加上熱度,果真吸引超過數萬名網友觀看,不僅行銷台灣到全世界,也讓國人重新複習台灣的文化之美。

動画の視聴者らは「8のハンドサインはおばあちゃんには3だと勘違いされる確率が高い。すぐにもう片方の手も使って表した」「日本の文化に合わせて巧妙に作られた台湾の宣伝広告」「何にでもタピオカを入れるのは日本人だけでは? これは台湾人のせいじゃないだろ:3」などのコメントを寄せている。
交通部観光局は最近の日本の「台湾熱」に合わせて一連の観光動画を作成しており、その斬新な題材と制作に対する熱意が、数万人に及ぶインターネット利用者たちの関心を呼んだ。台湾を世界に向けてアピールするのみならず、国内に向けても、台湾の文化の素晴らしさを再確認する機会を与えてくれたと言えよう。

阿嬤(Ā mā)お婆さん(台湾語)
立馬(lìmǎ)すぐに
補上(bǔ shàng)追加して補う
結合(jiéhé)結びつける、結合する
貼切(tiēqiè)ぴったり当てはめる
宣傳(xuānchuán)宣伝する
怪到〜上(guài dào〜shàng)〜のせいにする
*怪到頭上、怪到身上などの形でよく使う
一波(yī bō)一つの風潮
新穎(xīnyǐng)斬新
熱度(rèdù)情熱、熱意
果真(guǒzhēn)やはり、果たして
行銷(xíngxiāo)(商品を)広く売り捌く

(民視新聞網/黃嘉儀 報導)

動画はこちらです↓
https://youtu.be/W18EF6VOc4w

台湾在住者による台湾についての雑記と、各ウェブサイトに寄稿した台湾に関する記事を扱っています。雑記については台北のカフェが多くなる予定。 そのうち台北のカフェマップでも作りたいと思っています。