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スターウォーズデイ!

ちょっと日が過ぎてしまいましたが、
May The 4thといえば、スターウォーズデイということで、
話が通ってます!!

スターウォーズの中でジェダイが使う、おまじない。

May the force be with youにちなんで5月4日はスターウォーズの日にしようという誰が言ったか知らないけれど、、、きっとどこかのアイディアマンだろう。

こういう無名のアイディアマンってのはもっと評価されてほしいなっという話は置いておいて、劇場公開から47年ちかくたってもなお愛され続ける作品。

僕は世代的には、父親に連れられて劇場でエピソード1を見たのが多分始まりだろう。

音やテクノロジーに興味を持った潜在的な影響がスターウォーズにあると言ってもいいのかもしれないくらい僕の人生に大きな影響を与えた作品だ。

今こうしてエンターテイメントの道でもがき苦しんでいるのも、きっと、スターウォーズのせいというか、スターウォーズのおかげというか、きっとそういう人は世の中にたくさんいると思う。

そんなスターウォーズキッズの一人だとここで公言しておきたい。

音楽ならばベートーヴェン、哲学ならば、ニーチェ、映画ならばスターウォーズ。っとちょっと偏りがあるかもしれないが、そういう存在だと僕は認識している。

最近では、ジョージルーカスがディズニーに売ってくれて、続編が永久につくられるわけだから、長生きするきっかけの一つができたというところだろうか。。。全ての作品が傑作というわけにはいかないようだけれど、ローグワンやマンダロリアンのような新たな名作が生まれる可能性があるわけだから、単純にファンとしては嬉しい。

さて、スターウォーズを監督したのはジョージルーカス。

前置きが長くなったが、今回は、僕の思うジョージ・ルーカスのすごさについてただ書いて行きたいと思う。


1)プロデューサーとしての技量
映画作りの花形といえば、どちらかといえば、世間的には『監督』のイメージが強いと思う。かくいう僕も中学生の時、校庭の端っこのコンクリートの側溝にうんこ座りしながら、喜田ちゃんという同級生と将来何になりたいか話して、喜田ちゃんは料理人になりたいっと言って、僕は映画とか撮りたいなって言ったのをなぜかものすごく覚えている。
映画を撮るっといえばやっぱり映画監督!というイメージだけれど、実際は、映画をはじめエンターテイメントにしても、アートにしても、、別にそれが、世の中になくてもいいし、誰も困らないわけです。無駄なものっと言われたら、「はい、すみません」っというしかないのです。

だけれど、それが愛されたり、記憶に残ったりするものであれば、それがなかった世界よりも、ある世界の方がずっと楽しく、ずっと価値のあるものとなるわけです。

そして、作品を作るのには、時間や技術が必要なわけですっとすると、そこには人々の生活がありますし、技術を開発するのに要した時間や知恵、価値というものがあるわけです。するとお金がかかる。っとなれば、作品を作るにはお金がかかるわけです。

お金がかかったっとなれば、そのお金を回収できるような作品を作らないといけないわけで、さらには、そのお金を回収する方法もきちんと考えていかなくちゃいけないというわけです。

ジョージルーカスはその点で、スターウォーズという制作に関する契約過程で、マーチャンダイズ(グッズなどの商品化)権を獲得しています。
それは彼が文房具屋さんの息子で、文房具屋では多数のIP(キャラクターや知財)を使った商品やおもちゃなどを販売していたそうで、その経験があり、権利を取得したそうです、配給会社の20世紀フォックスはどうせおもちゃの商品権利などということで、すべての権利をジョージルーカスが取得してます。

いまだにトイザらスにいけば、スターウォーズの専用のフィギュアやレゴなどが並ぶ棚がありますよね。

その視野の広さってのは見習いたいものです。

また、企画から脚本ができて、撮影に入ったタイミングでも、まだ配給会社との制作費に関する契約は完了していなかったとか。

すなわち予算決議を待たずにすでに制作を開始するという強引さ。これはすごい。

作品を監督だけじゃやっぱり足りなくて、プロデューシングもやれなくちゃ結局いいものができないということなのかもしれない。


2)メディアアーティストとしての革新
さらに、ルーカスのすごいところは、映画の撮影手法をこれでもかってくらいアップデートしたことだ。特撮技術、編集技術、サウンドエフェクト、さらには、3DCG技術への貢献だろう。
ルーカスは、スターウォーズ企画をはじめると共に、ILMを設立している。

初代スターウォーズでは、ILMのメンバーが開発したモーションコントロールカメラという模型の宇宙船や、爆発などと言った被写体とカメラをコンピュータ制御することでこれまでになかった宇宙空間での戦闘シーンを作り上げた。またストップモーションによる壮大なスケールのジオラマ撮影なども有名だ。

そのほかにも、ノンリニア編集、3DCG、デジタルシネマ、サウンド編集など昨今の映像制作で必要とされてきたほとんど全てを作ったんじゃないかというほどに映像業界をリードする企業となっている。

昨今ではマンダロリアンシリーズで有名となったLEDウォールとリアルタイムレンダリング技術を使ったバーチャルプロダクションなど現在でも世界の映像業界をリードするトップの制作会社であり、映像の研究開発機関である。

これにより、ルーカスは単なる映画監督にとどまらず、映画技術の進化を牽引する存在となった。彼の挑戦的な姿勢と革新への飽くなき追求は、エンターテイメント業界全体に大きな影響を与えている。

3)ストーリーテラーとしての天才 ジョージ・ルーカスの素晴らしさは、技術面だけではない。彼のストーリーテリングの技術も特筆すべきものがある。スターウォーズの物語は、古典的な神話や伝説の構造を巧みに取り入れ、普遍的なテーマを描いている。善と悪の戦い、家族の絆、自己発見の旅など、誰もが共感できる要素がふんだんに盛り込まれている。これらのテーマが、世代を超えて多くの人々の心に響いているのだ。

ルーカスはまた、キャラクターの描写にも優れている。ダース・ベイダーやヨーダ、ルーク・スカイウォーカーといったキャラクターたちは、それぞれが独自の魅力を持ち、多くのファンに愛されている。彼らの成長や葛藤が描かれることで、観客は彼らに感情移入しやすくなっている。

4)文化的影響力の大きさ スターウォーズは単なる映画シリーズにとどまらず、現代文化に深く根付いている。映画公開から数十年が経過してもなお、その影響力は衰えることがない。スターウォーズの名言やキャラクターは、ポップカルチャーの一部として広く認知されており、多くの作品にインスピレーションを与えている。特に、「May the Force be with you」というフレーズは、映画を超えて日常生活でも使われるようになっている。

また、スターウォーズはファンダム文化の形成にも大きな役割を果たした。コスプレイベントやファンフィクション、ファンアートなど、ファンによる創作活動が盛んに行われている。これにより、スターウォーズは単なる消費物ではなく、ファンと共に成長し続ける生きた文化となっている。

最後に ジョージ・ルーカスの偉業を語るには、時間がいくらあっても足りない。しかし、彼が映画業界に与えた影響は計り知れない。技術革新、ストーリーテリングの天才、そして文化的影響力の大きさ。これら全てが彼の偉大さを物語っている。スターウォーズは、これからも多くの人々に夢と希望を与え続けるだろう。そして、ルーカスが蒔いた種は、未来のクリエイターたちによって新たな花を咲かせるに違いない。

要は、スターウォーズ大好きという話でした!

おしまい。

#starwars #maythe4thbewithyou #georgeLucas








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