見出し画像

遊戯王デッキ紹介【デビルズ・ショット】

どうもこんにちは、はじめましてたいしょうです。

自分としてはかなり短いスパンとなりますが、デッキ紹介記事となります!
先日参加したファンデッカーズオフで使用したデッキで、使っていて大変楽しいデッキです。
前置きはそこそこに、はじめます!

※今回の紹介記事ではカード名に公式サイトのリンクを貼っておりますので効果の確認にご活用ください。

デッキコンセプト

このデッキのコンセプトは「ゼラ」をしっかり活用するというものです!
単体では輝きずらい「ゼラ」の腹心として採用したのが、竜輝巧と「超自然警戒区域」、そして「デーモンの呼び声」です。
竜輝巧で「ゼラ」を儀式召喚し「超自然警戒区域」の効果を発動。その後、「ヴァレルロード・R・ドラゴン」で「ゼラ」を破壊。相手ターンに「デーモンの呼び声」で蘇らせ、「超自然警戒区域」の効果を発動。次のターンは「ゼラ」や手札にある「ヴァレルロード・R・ドラゴン」から竜輝巧を展開して繰り返していくギミックをメインに据えています。
また、このギミックは「彼岸の旅人 ダンテ」と「彼岸の悪鬼 ガトルホッグ」というループコンビによって支えられています!

コンセプト

各カードの準備方法は記事の中で解説していきますね!

デッキリスト

画像6

竜輝巧というカードについて

まずはこのデッキにおける儀式要素を一手に支える竜輝巧についてに簡単に解説します!

竜輝巧

下級の竜輝巧達のテキストは下記のようになっています。

このカードは通常召喚できず、「ドライトロン」カードの効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札・フィールドから、このカード以外の「ドライトロン」モンスターまたは儀式モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札・墓地から守備表示で特殊召喚する。その後、~個別効果~この効果を発動するターン、自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない。

このように効果を使用すると特殊召喚に制約がかかりますので、使用するタイミングには気を付けてください。
また、「極超の竜輝巧」のように魔法カードにも制約が付いている物もありますので併せて認識しておきましょう!

後述するギミックもあり、採用枚数は絞ることができました。今の構築でもしっかりと儀式召喚を行えているので気に入っています!
採用枚数に関しては、友人のパピヨンさんも似た内容を『復讐の花嫁』というデッキ紹介記事内で書かれておりました。このデッキとは違う視点での竜輝巧について記載があるので是非ご一読いただければと思います!

🌌ドライトロンのポイント🌌
・下級は効果を使用すると制約が発生する。
・採用は最低限でもしっかりと回せる。
・パピヨンさんの記事も要チェック。

このデッキ初動パターン

この項目ではデッキの初動を説明させていただきます!
このデッキはレシピを見て一目瞭然となりますが、幻影彼岸と呼ばれるデッキタイプを根幹としています。ですので、まず最初に目指すは幻影彼岸の動きを行うことにあります。
パターンとしては以下の3つ。

①「魔界発現世行きデスガイド」1枚から入るパターン
②「幻影騎士団ティアースケイル」1枚から入るパターン
③彼岸モンスター2枚もしくは「幻影騎士団サイレントブーツ」と幻影騎士団モンスターで入るパターン

①「魔界発現世行きデスガイド」1枚から入るパターン

初動1

こちらのパターンの場合、最初の展開で「トリック・デーモン」から「デーモンの呼び声」をサーチできます。なので②のパターンよりも手札が+1枚となります。(②でも最終的には「デーモンの呼び声」のサーチは可能です。)

②「幻影騎士団ティアースケイル」1枚から入るパターン

初動21

こちらのパターンの場合、初動は「幻影騎士団ティアースケイル」だけでなく「増援」でも同じことを行えます!
流れとしてはパターン①とほぼ同じですね。

③彼岸モンスター2枚もしくは「幻影騎士団サイレントブーツ」と幻影騎士団モンスターで入るパターン

まずは彼岸のパターンです。彼岸には下記の共通効果がありますので、1体を通常召喚。もう1体を効果で特殊召喚することで①のパターンで動かすことが可能です。
注意点として、彼岸モンスターは共通効果と個々の効果は「どちらか」しか使用できないので特殊召喚するモンスターには気を付けてください。

「彼岸の悪鬼 ***」の①③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。③:個別効果~

次に「幻影騎士団サイレントブーツ」ともう1体のレベル3幻影騎士団モンスターのパターンです。「幻影騎士団サイレントブーツ」には自身の場に、他の幻影騎士団がいれば特殊召喚できる効果があります。ですので、レベル3幻影騎士団モンスターを通常召喚し、「幻影騎士団サイレントブーツ」を特殊召喚すればパターン②で動くことが可能です!

最終盤面

🚌初動のポイント⚔️
・初動の基本は「魔界発現世行デスガイド」、「幻影騎士団ティアースケイル」が1枚初動となる。
・組み合わせによっては上記2枚以外でも可能。
・終着点は同じで、結果も最終的には変わらない。

初動終了後の動きについて

先ほどの項目で、初動の説明が完了しました。次は相手ターン~次の自分のターンでどう動くのかを説明いたします。
まずは2ターン目の想定最終盤面をご覧ください!

2ターン目

このデッキでは2ターン目の終了時点で、メインコンセプトに必要な諸々の準備を完了させます。
この2ターン目で行う準備というのは以下になります。

①「デーモンの呼び声」のコストとなる「彼岸の旅人 ダンテ」と「彼岸の悪鬼 ガトルホッグ」の準備。
②「超自然警戒区域」の準備。
③運が良ければ竜輝巧達の準備。

全て上記で上げた2ターン目最終盤面想定図に向かう中で準備していきます。なので、相手ターンの盤面から説明していきます!
盤面には「幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ」、「水晶機巧-ハリファイバー」、「PSYフレームロード・Ω」、「幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズ」がセットされている状態です。

ラスト

ここまでで盤面には「シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX」、「彼岸の黒天使 ケルビーニ」(2体目)、「電影の騎士ガイアセイバー」、「彼岸の旅人 ダンテ」がいる状態で、「幻影騎士団ウロング・マグネリング」がセット状態になります。また、墓地には「幻影翼」が準備されています。
1点補足ですが、この段階で「デーモンの呼び声」を持っていない場合は「魔界発現世行きデスガイド」で特殊召喚するのを「魔サイの戦士」にし、「トリック・デーモン」を墓地に送り「デーモンの呼び声」をサーチしてください。

2展開-2

長いルートになりましたが、これで終着になります。ここまで展開するとこの項目の最初に提示した最終盤面想定図となります。
1点、「アカシック・マジシャン」について補足になります。起動効果発動のタイミングでは、デッキの中に残っているのはドライトロン等の儀式関連カードや、「マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX」によって墓地から回収可能な魔法カードが殆どなので、効果を使うことがしっかり次の展開に繋がっていくようになっています!

⚠️2ターン目展開のポイント⚠️
・「デーモンの呼び声」のコストとなる「彼岸の悪鬼 ガトルホッグ」、それをループさせる「彼岸の旅人 ダンテ」を出しておく。
・「超自然警戒区域」が準備できるかは運。来なくても引く確率は上がっている。
・次のターンから竜輝巧を含めた儀式の展開をする

ゼラを降臨。そして復活。

この段階で基本的にすべての準備が整いました。後は儀式召喚を執り行い「ゼラ」を降臨させましょう。まずはこの段階での儀式関連がどうなっているか確認します。

儀式

少ないと思われるかもしれませんが、最低限「竜輝巧-バンα」が落ちている状態です。動き出しには他の竜輝巧が落ちていれば問題ありません。もしくは「極超の竜輝巧」、「竜輝巧-ファフニール」を引いていればOKです。
ここからの展開は以下の通りになります!

ゼラ展開

ここまで来たらデッキとして想定している動きは完了となります。
さて、ここでもう1度最初に提示したコンセプトの画像を確認しましょう!

コンセプト

ゼラ」を含めた儀式関連はこの項目で説明済みですね。彼岸達や「デーモンの呼び声」、「超自然警戒区域」も2ターン目の動きの中でフィールド、手札に準備済み。そう、すべて完了です。お疲れさまでした。後は相手ターンに「ゼラ」を「デーモンの呼び声」で復活させたりしつつ勝利に向かってデュエルをしていきましょう!

🏛儀式召喚のポイント🏛
・竜輝巧の制約に気を付けつつ、展開を行う。
・「ゼラ」のサポートカードがない場合、無理せず違う儀式モンスターを出す

デッキ採用カード説明-その他採用カード編-

その他

ゴッドフェニックス・ギア・フリード
聖騎士の追想 イゾルデ」でサーチする候補の1体。このデッキは対象を取れないモンスターへの対処が構成上難しくなっています。攻撃力で突破すればよいモンスターは「竜儀巧-メテオニス=DRA」でも良いですが、戦闘破壊耐性も備えていたりする場合もあるので、そういった際に頼りになる1枚です。
閉ザサレシ世界ノ冥神
普通に強い1枚ではあるのですが、一番の役割は「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」の代わりとなることです。初動は通ったものの、モンスターが全滅した際に出すのがこのカード。初動さえ通っていれば、「魔界発現世行きデスガイド」1枚から「アカシック・マジシャン」と共に並べることが可能で、5枚のカードをめくれる点が気に入っています!
犬賞金
マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX」と合わせることで、高確率で墓地のカードを拾うことができます。相手は効果を発動できない状態で、墓地からこのカードを墓地から回収。別のモンスターが戦闘で破壊し、任意のカードを回収。この動きはリカバリーしにくい「デーモンの呼び声」をも回収できる点で活躍する1枚です!
●装備魔法(デーモンの杖騎竜ドラコバック)
祝福の教会-リチューアル・チャーチ」の効果で「聖騎士の追想 イゾルデ」で落とした装備魔法はデッキに戻っている状態になります。それを踏まえて、ドローして強く使える2枚を選び採用しております。
デーモンの杖」はこちらの場には高攻撃力のモンスターが出やすく、「トリック・デーモン」からサーチすることも可能です。「騎竜ドラコバック」は相手のモンスターをターン1で戻せるのという強力な効果と「ゼラ」に装備して強いカードとしてコンセプトにもあっているので採用しました!
※「執念の剣」を採用していないのは、「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」で「宣告者の神巫」を蘇生する際に魔法が不足するのを防ぐためになります。1枚は「剣の煌き」で必ず戻しているので2枚墓地に必要なのです。

終わりに

少し前に秋葉原のストレージで「ゼラ」を見つけたのをきっかけに組み始めたデッキです。如何だったでしょうか。

デッキ名は「デビルズ・ショット」。
カクテルには「ブル・ショット」と呼ばれるものがあり、酒とスープを混ぜた異色のカクテルです。それまでカクテルは甘いのが普通とされていたものを、味のハーモニーを整えられるならどんな素材でもカクテルに使用できるというカクテルの概念を再定義したものです。
このデッキも今まであった「ゼラ」のデッキを自分なりに再定義したもので、固定概念に縛られず自由な発想を大事にしたいという思いで名前をいただきました。デッキに合わせるため、ブルの部分を悪魔族を主体とすることからデビルズに変更しました。

画像14

(因みにカクテル言葉は変わらぬ日々です。素敵だ。)

狙いは固定されていますが、強力なカードが採用されているのでコンボに繋がらずとも戦える点がとても気に入っております!
デッキの改築案やご質問等ありましたら是非コメントやTwitterのDM(@generaru128)までお願いします。リプ等でのお褒めの言葉は励みになります!たくさん褒めて下さい!

ここまで読んでくださりありがとうございました。あなたの遊戯王ライフが充実しますよう祈っております。

スペシャルサンクス

・ぺいさん(@rringgum)
・オルドさん(@old_42)
・パピヨンさん(@murajunsub)

このデッキと対戦してくださった、そしてこれから対戦してくださる全ての決闘者の皆さんに感謝を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?