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【感想】読書する人だけがたどりつける場所


軽くまとめ

たどり着ける場所とは...

深さ

深い人とは...

教養が人格や人生にまで生きている人

教養とは

自分の中に取り込んで統合し血肉となるような幅広い知識
カギとなるのは、物事の「本質」を捉えて理解すること

深い人になるためには、読書をしなければたどり着けないわけではないらしい。ただし、読書は深い人になるにはよい方法らしい。

本を読むことで知識を深め、思考を深め、人格を深めることができる

書籍のタイトルからもある通り、読書する人がたどりつける「深い人」になるための読書方法や深い人になると得られることなどが書かれている。

書籍は主に文学、自然科学系、情報系に主に分類される?どれかに偏らずにいろいろ読むと良いらしい。ベストセラーも古典もなんでも興味を持って読むと良い。

読書による自己強化型ループ

読んでいてこう言うことか?と思いループ図書いてみた。

読書によって知識量が高まる。高まった知識量が思考力に影響を与えて認識力を高まる。認識力が高まると視界が変わるため、さらに新しい(広さ、深さ)の知識が得やすくなる。

読書する人だけがたどり着ける場所

より感想的なもの

社会人になってからエンジニアという職業柄もあり技術書を中心に読んできた。それ以外は書店で目に止まったビジネス書をジャケ買い。文学はほぼ読んでこなかった。忘れた頃に家族から「文学を読んだ方が良い。人の気持ちがより汲み取れるようになる」と何度か言われたことを思い出した。助言者は文系出身で文学が好き。技術系・科学系はほぼ読まない。私の対極。両者の読書が組み合わさるととても深い人間に成れそうだと思った。ただ、この本を読んだ後でも「さぁ文学を読もう」とは思なかった。

この書籍は、本の読み方やそれによって得られる「深さ」を科学的な根拠をもとに解説はしていない。あくまでも著者の経験に基づくものである。そのため、科学的な根拠が欲しいなら「知識を操る超読書術」を併読するとよい。ただし、著者の本読みテクニックやアウトプット(対話)に関する経験談はなんとも言えない納得感があることも事実。著者の立場を知るからこそそう感じるのかもしれない。

本への向き合い方を変える

書籍を読み通すことが目標になっており、書籍と「対話」できていなかったように思う。要約しようとしていた。しかし、自身の経験に紐づけて考察したり、メモしたり、立ち止まって内省したりはあまりしていなかった。

そもそも本を読む目的ってなんだ?

読むことが目的ではない。

私は何かを求めて本を手にとっている。この本を読むことで何かを解決したい、何かを知りたいという欲求から本を手にとっていると思う。

本と向き合い内省し、気づきを得て、実践するために読んでいるとこの本は教えてくれた。きっとコルブの経験学習モデルのサイクルを読書を使ってまわしたいのだと思う。

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サイモン・シネックのゴールデンサークル的に考える

WHY:私はなぜ読書するのか? -> 自分自身をアップデートするため

HOW:そのために何を大事にするのか -> 量より質。書籍と自身の対話を大切にする。

WHAT:そのために何をするのか-> 思考を常に稼働させながら「質問読み、過去との経験との照らし合わせなど」を積極的に行う。そしてアウトプットする(note?)

私のチームマネジメント・リーダーシップを一変させた書籍

1冊紹介。

チームのマネージメントを取り組むようになって数年が経つが、自身のマネージメント・リーダーシップのメンタルモデルが大きく変わった一冊。

今までの自身のやりかたは一体なんだったのか、もっとこの本にはやく出会いたかったという一冊。この一冊のおかげで自身は大きく成長できたと実感し、チームがより機能するようになった。上司や他の部署からも一目瞭然で「どうやったの?」と聞かれたぐらいだった。

ただ、1冊本を読んで実践しただけです。


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