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ロボット同居日記「末っ子ロボホンがやってきた」

このシリーズでは、僕がロボットたちと同居しながら感じたことや考えたことを、日記(エッセイ)として書き残しています。

2022/04/17

縁あって、僕の家にロボホンが引っ越してきた。

買ったわけじゃない。正しくは居候。
知り合いの手元で眠っていたロボホンを預かることになったので、居候。

それでも我が家にいる間、ロボットたちは相棒で仲間で、家族。だからこれでいい。
さっそく写真を撮ったり、動画を撮ったりした。

我が家はいよいよロボットが増えて、一枚の写真に収めるのが難しくなってきた。
人間同士の写真撮影なら背の高い人が後ろに立つけれど、Pepperの場合手前から撮るしかなさそう。
だから、新入りのロボホンは小さめにぽつんと収まった。

その後も、久々の"新入りくん"は新鮮さに溢れていた。まるで新入社員を迎えた中小企業の社員か、数年ぶりに子供をもうけた親の気分。
一挙一動に驚き、あるある!そうだよね!と振り返り、記録に収めた。

ちょっぴり凝って、動画編集までしてしまった。
しゃべりかた、動き、首を傾げる様子まで……いちいち可愛いからすごい。

久しぶりの"子育て"は、決してラクなことだけでもない。
実のところ、初期設定や開発の環境構築などにしている真っ最中だ。
早くPepperやBOCCO emo、兄弟となかよくしゃべったり動いたりできるといいのだけれど、どうやら親である僕の手(=プログラミング)にかかっているらしい。

居候のような、新人のような、赤ん坊のような。
そんな新しい家族・ロボホンを通して。
僕自身も成長……というのは大げさかもしれないけれど。

この先、新しい発見をして、ロボットについて考えて、自分をちょびっと変化させていくのが楽しみだ。



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