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誰のために、書いてるんだろう?

自分にとっての、創作のモチベーションってなんだろう。
考えた時、同時に、好きな曲が浮かびました。

BUMP OF CHICKENの『66号線』という曲。

聴いてみてください。

僕は劇作家です。演劇の脚本を書いています。
言葉を扱うプロとして、他の作品から拝借するのが正しいのか、ダサいかもわからないけど、今日はこの曲から発展して、noteを書きます。

聞かなきゃいけない話が 全く頭に入らないのは
愛されたくて 必死だから
申し訳ない事だけど どうする事も出来ません
あなたが聞けという横で 僕はこれを書いてる

僕も「あなた」に向かってしか書けないです。
いつも、あなたのために書いています。
それは、あなたに愛されたいし、役立ちたいと思っているから。

「みんなのために」「業界の未来のために」「世の中に向かって」なんて思いながら書いたこと、一度もないです。
そんな使命感や、そんなにまで叫びたいことなんて、ないです。

もちろん、作品の感想が届くと賛否両論でも嬉しいし、「いいね!」って押してもらえるとシンプルに喜びます。
そこにあるのは「バズってうれしい」より「まだ知らない誰かに届いた!」っていう感覚。
でもそれは、創作のモチベーションというよりも、結果としての副産物。あとからついてくるものだと思っています。
動員数や収支といった、数字そのものには、ますます興味がありません。
賞レースにも興味がありません。(応募はするけど、ゴールじゃないです)

僕が作品をつくる時に考えるのは、いつも「あなた」のことだけです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました! これからも応援いただけたらうれしいです。 (いただいたサポートは、作品制作のために活用いたします!)