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ロボット劇作家のレビュー

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尾崎太祐が書いたイベントレポート・読書感想文・観劇録をまとめたマガジンです。
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#ネタバレ

クリスマスの下北沢で、ド直球の恋愛モノを見た

この140文字にすべてを込めることができなかったので、もう少しだけ。 演劇の街・下北沢で、こわっぱちゃん家『余白の色彩』を見てきました。 (以下、作中のセリフの引用を含みますので、これから鑑賞される方はご注意を!) ド直球の恋愛群像劇この時期、クリスマスや年の瀬ならではの作品かもしれません。 独身男性にはなんとも勇気のいる観劇だったのですが、それを差し引いても劇場で直接見られてよかったです。 先述のとおり、テーマは"恋愛"一本。とてもシンプル。飲み込みやすい。 それでも群

画面越しこその青春だった『僕等のラストフェスティバル』

謎解きで有名な「リアル脱出ゲーム」を作っているSCRAPが、オンライン参加型演劇(イマーシブシアター)をやっていて、面白そうだったので参加してきました。 たまらなく、青春でした! ※ストーリーのネタバレはありませんが、感想や世界観に関する話題を含みます。ゼロからフラットに楽しみたい方はご注意くださいね。 舞台は、高校の文化祭。 観客はZoom越しに自宅から「文化祭の来場客」として参加します。 生っぽさ、本物感がいい あくまで設定……なんだけど、画面の向こうに映るのは、本