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ロボット劇作家のレビュー

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尾崎太祐が書いたイベントレポート・読書感想文・観劇録をまとめたマガジンです。
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#体験デザイン

「ついやってしまう」体験のつくりかたを読んで、エンタメと人生の共通点を考えた。

『「ついやってしまう」体験のつくりかた』を読みました。 おもしろかったので、読書感想文を書こうと思います。 この記事は、前の記事に続く第2回となります。 よかったら、あわせて読んでみてくださいね。 人生もゲームも「難易度選び」が必要だ筆者は「マリオ」などを例に挙げて説明しています。 Bダッシュをするか/しないか によって到達できる距離やスピード、リスクが変わる。 目指すゴールは同じでも、そこまでの行き方や手法(=難易度)をプレイヤーが自然に選択できることが大切、と。 こ

「ついやってしまう」体験のつくりかたを読んで、やってしまった失敗を思い出した。

『「ついやってしまう」体験のつくりかた』を読みました。 おもしろかったので、読書感想文を書こうと思います。 こちらの本、2019年の発売当初に話題になって電子版を購入したのですが、Kindleの中で眠ったまま、ずっと気になっていたので積ん読解消です。 著者は、元・任天堂の玉樹真一郎さん。Wiiの開発に携わった方だそう。 そのこともあってか、本書の中では「マリオ」や「ドラクエ」のような国民的ゲームタイトルを例に、「つい遊び進めたくなるとはどういうことか」「おもしろいと感じる