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note.13 『エニシング・ゴーズ』

ブロードウェイミュージカル
『エニシング・ゴーズ』
2021年
8月1日〜29日 明治座
9月4日〜12日 御園座
9月17日〜26日 新歌舞伎座
9月30日〜10月5日 博多座
の四大都市公演を予定しておりました

今回公演できたのは
8月11日〜18日の7公演

S.S.AMERICA号は七日間の旅でした⚓️

まずはじめに
舞台の主催者、制作陣、劇場さん
このコロナ禍において
日々、舞台を作り続けてくださり
本当にありがとうございます。

そしてそれを
劇場で応援してくださる皆様
配信などで応援してくださる皆様
演劇、エンタメを愛してくださる皆様
心から
ありがとうございます。

今回我々は
ウィルスという大敵に相対しました。
たくさんの対策を日々行いながらも
屈辱的にも
負けてしまいました。

これからもこの戦いは続きますし
仲間達は様々な場所、劇場、稽古場で
日々戦い続けています。

今回の経験で
改めて
自分の舞台に対する“熱”を確かめました。

そして
周りの方々への感謝と
エッセンシャルワーカーの皆様
医療従事者さん達への感謝が溢れました。

たくさんの
様々な支えがあって
日々の生活があります。

エンタメは
そんな中
お笑い番組や映画、ドラマ、漫画、アニメ、音楽
様々なものがあって
日々の皆様の生活の一部となり
癒しだったり、刺激だったりしていることと思います。

公演が止まったその日から
僕も家でのエンタメに
何度も心が救われました。
本にも、映画にも、お笑いにも、アニメにも
そしてミュージカルにも。

この家でも楽しめる時代に
ミュージカル、舞台芸術を楽しむお客様は
劇場でのスペシャルな時間を一緒にワクワクドキドキするために
時間を作り
はたまた
遠いところから泊まりがけで駆けつけたり
様々なドラマの中
チケットを買い
一緒にあの時間を過ごします。

どれだけ
感謝したら足りるでしょうか。

もちろんいつもいつも
一つ一つを全身全霊で望み
さらに高みへ“プルスウルトラ”の精神で
舞台に取り組んでいますが

今回のこの経験は
ぼくをまた
さらに強くし
さらに舞台を愛し
さらに舞台を愛するお客様を愛し
さらにさらに
大切に過ごそうと
思わせました。

ただただ悔しい思いはすごいです。
申し訳ない気持ちもいっぱいです。

個人的には
新劇の劇団を辞め
テーマパークを卒業する時
初めて挑戦したミュージカルのオーディションが
10年ほど前のエニシングゴーズでした。

でもその時はダメでした。

なので今回は僕の中で
この10年でミュージカルでも戦えるようになった自分へのリベンジのような公演でした。

特に僕にとってタップダンスというのは特別です
何度もぼくに勇気を与えてくれたツールだからです。

もっともっと観ていただきたかったなぁ。

それでも
今回はここまでです。


最後まで再開に向けて奔走していただいた方々へは感謝が尽きません。
本当に
ありがとうございました。

心残りはあれど

ゆっくりゆっくり
前を向いて

より強く

歩いていきたいと思います。

最後に
関係者の皆様、共演者の皆様
オーケストラの皆様、音響の皆様、照明の皆様
お衣装さん達、ヘアーさん達、小道具さん達
演出部さん達、劇場さん達
直接お会いできず
ご挨拶できなかったこと心残りです。
またどこかの現場でお会いしましたら
よろしくお願いいたします。


そして

楽しみに待っていてくださった
エニシングゴーズを応援してくださった
皆々様
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

また必ずや
笑顔で
ドキドキとワクワクに満ちた状態で
お会いしましょう!

引き続き
お身体、お心大切に。

たいすけ


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