無学者のオタク話。
三国志オタクなので、この「大将軍」の「権限」の凄さを別の形で書いてみる。
この記事を読むと、あと宮中を掌握したら、頼朝は、「簒奪」も可能な権限をも手に入れた。
あるいは「武官出身の国家の宰相」に近似する権限を、頼朝は手に入れた。
と、みていいかもしれない。
で、よく考えると、江戸時代は、幕府の命令で、犯罪の処刑とか行われていた。
それも、征夷大将軍に付随する
>「使持節」(軍事以外に事でも2000石以下の官使を死刑にできる)
の権限に由来するのだよね。
ただ、「御成敗式目」や「武家諸法度」の、法律の正統性の源泉は、どこかな・・・て私は思ったりするのですけど。
で、明治帝政において、この
「使持節」(軍事以外に事でも2000石以下の官使を死刑にできる)
は、天皇に回収された・・・てことだけど。
なら、将軍の失政は、天皇にもあるけど、第一義的には、「将軍」が責任を取るのは、「幕府体制」だったのが、
その「失政の責任」は、天皇。ってことになるのは、明治憲法で「唯一の統治権者」ってことで、確定される。
で、前の敗戦の責任について、天皇家は「そんな文学上の問題はわからない」
となると、「天皇など、無用な存在」ってことか。
あるいは
「やっぱり、天皇は、英国王の使用人だから、天皇に責任は無い」ってことだよね。
まあ、そんなこんなで「天皇は屑でゴミ」って、又結論になる。
天皇の無い 蒼い空を取り戻す