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不道徳は、天地に背く。天皇さえもさすらいぞする し。

より


上記文抜粋
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バイデン、911未開示資料の開示レビューを司法省に指示

日本の首相というのは何を基準に選ばれるのかもよくわからないが、唐突に辞任しても無問題のポジションらしい。安部は2回放り投げているわけだから、最近のトレンドだと言ってもいいのかもしれない。

どう見たらいいのかでいろんなことを言ってる人がいるけど、清和会路線に対して宏池会系統が総出でアタックした、みたいな感じじゃないかという気がしないでもない。どうなることやら。


そんな中、アメリカではバイデンが911関連で、未開示になっている資料の開示に向けた手順を開始するようよう指示した模様。

NHKは、開示検討とかいう妙な語を開発していた。

同時多発テロ20年 バイデン大統領 捜査資料など開示検討を指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210904/k10013243431000.html?utm_int=movie-new_contents_list-items_001&movie=true

Executive Order on Declassification Review of Certain Documents Concerning the Terrorist Attacks of September 11, 2011

というのが大統領令の正式名称でホワイトハウスのページの原文はこれ。
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/presidential-actions/2021/09/03/executive-order-on-declassification-review-of-certain-documents-concerning-the-terrorist-attacks-of-september-11-2001/

ざっと見るに、開示は、9月11日までに出すもの、60日以内、120日以内に出すものと段階的に求められている模様。

読む限りでは、フルに出せと言いたいように見えるけど、その中で何かが例外になっている、該当しない、というものがあるのかどうかまではわからない。法律文書は全体ピクチャーが見える人が見ないとぬか喜びになることが多いから。

どうなるのか現状ではわからないわけだけど、アフガニスタンから撤退したことと重ねてみれば、それはそれなりにこの話について、ちょっとでも前に向いてないと話にならない、という気が、アメリカのディープなところにもあるのかなぁ・・・と言ってみたいような、しかし、これ自体次に向けてのプロモなのだろうと思ってみたり。

そもそも、サウジアラビア人の何人かの動向がわかったとしても、でも、その先のビン・ラーディンとか、アルカイダとかといったあたりまで出てくるわけではないのだろうと思うので、そうなると、どうせ話は半端、としか思えなくなる。

■ PNACがいない世界に戻れるかも

いずれにしても、『アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)』は、今日笑いものになっておるな、とは思う。いいことよ、ほんと。

アメリカ新世紀プロジェクトのwikiが、上手くまとめていてて微笑ましい。

PNACは、20世紀を「アメリカの世紀」となぞらえることにあやかって、21世紀を「新アメリカ世紀」と謳っており、防衛再建計画では、サイバースペースや宇宙のような情報空間や物理空間をアメリカがコントロールすることを主張して[1]「完全支配」と呼ばれるフル・スペクトラム・ドミナンス(英語版)の確立を目指した[2][3][4][5]。これはジョージ・W・ブッシュ政権でのミサイル防衛構想に基づく宇宙及び地球規模攻撃機能構成部隊(英語版)や空軍サイバー軍団、トランスフォーメーション局などの設置に繋がる。


しかしこれだけでは足らない。英語版、ロシア語版は忘れずに重要な特徴を付け加えていた。(機械翻訳)

PNACの基礎は、「アメリカのリーダーシップはアメリカと全世界に等しく良い」という見解と、「軍事力と道徳的純粋さのレーガン政策」への支持でした。 (ロシア)
組織は「アメリカのリーダーシップはアメリカと世界の両方にとって良い」と述べ、「軍事力と道徳的明晰さのレーガンの政策」への支持を構築しようとした。(英)


これなんですよ、これ。フルスペクトラム・ドミナンス(完全支配、全球支配)をアメリカが試みるのは誰にとっても善である、という思想が非常に強固。

ここから、リベラル介入主義者とネオコンに境目がないことがわかるでしょう。

でもって、今となって思うに、これはつまり、アメリカ版の石原莞爾だと思えばいいんじゃないかと最近真面目に思う。片方は、勝手に「世界最終戦争」とか言いだし、他方は、最終戦争に勝ったのですべてを支配する、とか言ってるわけでしょ。両方とも、気が狂ってる人たちなんだけど、力のあるところを支配しちゃうもんだから終われなくなって、最後は自分でババを引く。


■ オマケ:嘘

一見すると、フルスペクトラム・ドミナンスを目指す強い思想に見えるけど、だけど、冷静に見るとこの人たちの主張は嘘に基づいているという点で最初から厳しいものがあったと言えるでしょう。

その大きな嘘とは、第二次世界大戦において主たる役割を果たしたのはソ連であるという事実を認められず、あたかも、ずっとアメリカが勝っているかのようなことを触れ回っていること。

そして、これらすべての舞台を貫く一本の嘘の柱は、これでしょう。
そもそも、ソ連に苦労してもらってナチを倒して、日本を倒して、その果実を盗んだアメリカ。
WW2の決定的な勝者はソ連だよと人々が言うの巻
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/4cf77f1bc1f776663480a7f56605ce85
アメリカ覇権とは、ソ連の人2700万人の死体の上に乗っかって、知らん顔しているようなもの。
ロシア分割・弱体化を望んだ西側の賭け
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/961d02eeafaf62110e759c78be6dc9c4

面白いことだが、道徳がかかった事案の大ウソつきは世界中で尊敬されないようなのだ。

また、小さい嘘だとバレるが大きな嘘はばれない、嘘も100回言えば本当になる、というのも嘘ですね。それは短期的に人の口を塞いでいるだけ。本当にはならない。

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抜粋終わり

>面白いことだが、道徳がかかった事案の大ウソつきは世界中で尊敬されないようなのだ。

>また、小さい嘘だとバレるが大きな嘘はばれない、嘘も100回言えば本当になる、というのも嘘ですね。それは短期的に人の口を塞いでいるだけ。本当にはならない。


同感。

「天皇さえもさすらいぞする」{天皇寺御詠歌}

「故に飄風は朝を終えず、驟雨は日を終えず。孰れかこれを為す者ぞ、天地なり。天地すら尚お久しきこと能わず、而るを況んや人に於てをや。」 老子 23章


>今となって思うに、これはつまり、アメリカ版の石原莞爾だと思えばいいんじゃないかと最近真面目に思う。片方は、勝手に「世界最終戦争」とか言いだし、他方は、最終戦争に勝ったのですべてを支配する、とか言ってるわけでしょ。両方とも、気が狂ってる人たちなんだけど、力のあるところを支配しちゃうもんだから終われなくなって、最後は自分でババを引く。

力だけでなんとかしようとするのは、狂っている。

まあそんなは「天皇」てカルト教主が居る国でしか通用しないのだ、「力だけでなんとかする」のは。
天皇の国は、気が狂ってないと、生きづらいですは。

天皇の無い 青い空を取り戻す



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