壊れ行く帝国・・・

より

上記文抜粋
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恐るべき研究結果:米国の平均寿命が急落し続けている

<記事原文 寺島先生推薦>
Shocking Finding: Life Expectancy in America Continues to Plummet
筆者:ジョゼフ・マーコラ(Joseph Mercola)博士
出典:グローバル・リサーチ(Global Research) 2024年3月3日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年3月24日


暫定推計と最終報告によれば、アメリカ人の平均寿命が著しく低下しており、若い成人が超過死亡の大きな割合を占めていることが明らかになっている。

米国における男女間の平均余命格差は1996年以来最も拡大しているが、その主な原因はCOVID-19と麻薬の一種であるオピオイドによる危機であるとされ、医療治療や社会構造における問題点として大きく取り上げられている。

歴史的な傾向とは逆に、死亡の割合は現在、若年および労働年齢層の米国人に偏って高く、根本的な原因や公衆衛生上の対応策の欠如についての懸念が広がっている。

検閲や論争が巻き起こる中、過剰な死亡の根本原因を理解するために、ロックダウン措置や治療手順、ワクチン配備を含むパンデミック管理に関する徹底的な調査を求める声が高まっている。

世界の医療に対する新たな取り組みをおこなう必要性は、現在の危機によって浮き彫りになっている。私の近刊『選択の力』で提唱しているように、健康格差への対処と、意識とのつながりを取り戻すことに重点を置くべきである。

結局のところ、2023年最大のニュースのひとつが見出しを飾ることはなかったが、その意味を考えれば理解できる。世界は今、世界的な危機の余波と闘っている。政府やマスメディアが巧妙かつ綿密に仕組んだ洗脳戦略のおかげで、この危機は大衆には知られていない。

2022年8月、2021年の平均余命の暫定推定値(1,2)が発表され、アメリカ人は2020年と2021年の間に平均余命が3年近く短くなったことが明らかになった。2022年12月、死亡率の最終報告(3)が発表され、この衝撃的な数値が確認された。

2019年、アメリカ人の全民族の平均寿命は78.8歳であった(4)。2020年末には77.0歳、(5)、2021年末には76.4歳に低下した(6)。米国疾病管理予防センターが2021年の死亡率最終報告書の中で指摘しているように(7)、「2020年から2021年にかけて、1歳以上の各年齢層で死亡率が上昇した...。」

当時、バージニア・コモンウェルス大学の公衆医療学のスティーブン・ウールフ教授は、USAトゥデイ紙の取材にこう答えていた(8)。「この数値が持つ意味は、この四半世紀に達成された医療における前進が、抹消されてしまった、ということです」と。

COVIDが転換点だった

COVID-19パンデミックが、人類史上における転換点となり、いま私たちが収集している数値は、政府による不合理な措置がもたらした悪影響を文書化しているだけに過ぎない。事実上、誰も話題にしていない大きなニュースとは、a) 男性平均寿命が女性平均寿命よりもずっと低下していること、b)若年層及び労働年齢層の過剰死亡件数が大量に生じていること(9)、という2点だ。

こんなニュースは、すべての主流報道機関において見出しを飾って当たり前なのだが、そうはならず、そのような報道が抑え込まれている理由はおそらく、このような状況になったことには、パンデミック時の様々な措置が大きな役割を果たしたからだ、と思われる。私も、ジミー・ドア氏によるピエール・コリー医師とのインタビュー(上記動画を参照)を見るまではそのことに気づけなかった。2023年11月にJAMAインターナル医学誌に掲載された論文(10,11,12,13)にはこうある。

「米国における出生時の平均寿命は、2年連続低下しており、78.8歳(2019年)が77.0歳(2020年)、76.1歳(2021年)となった。また男性平均寿命と女性平均寿命の格差が5.8歳となり、1996年以来最大となり、2010年時点での4.8歳から大きく拡大している。」

「一世紀以上のあいだ、米国女性は米国男性よりも長寿であるが、その理由は心血管系の癌や肺癌による死因が少なかったからだが、それは男女間の喫煙習慣の割合に違いにあるところが大きい。本研究は2010年から2021年の間における、COVID-19などやそれ以外の根底にある死因が、性別間の平均寿命の格差拡大にどう影響を与えたのかを体系的に研究したものである。」

オピオイド危機がさらにこの兆候を顕著にしており、薬物の過剰摂取や事故、自殺により男性平均寿命が短くなっている。絶望死とは、自殺や薬物乱用、アルコール性肝疾患の増加を包括する言葉で、しばしば経済的苦難やうつ病、ストレスと関連している。

これらの死亡事例は特に男性において顕著に生じており、性別間の平均寿命格差において大きな変化をもたらしている。様々な研究により明らかになってきた厳しい現実は、まさに労働年齢層の男性が、ますますCOVID-19の危機の被害を被っている、という事実である。

平均寿命の男女間格差の拡大

この慎重に工作された手口の創造者は、恐ろしいほどの精度でこのような結果を生み出したのだ。その目的は、単にウイルスを蔓延させることだけではなく、医学治療の入手方法や公衆医療対策などの条件をかえることにより、前例のない抑圧に対する社会構造の抵抗力や医学治療体系の適応力を試すことにある。

このパンデミックが不釣り合いに男性に悪影響を及ぼした理由は、生物学的要因だけではなく、その社会的そして行動的の特性にもある。例えば、男性が医療支援を受けることを避けたり、危険度の高い行為をおこなう傾向があることが、男女間の平均寿命において格差が見られる大きな要因であるようだ。

世界がパンデミックの波から抜けつつあるなか、いま私たちは医学治療や雇用、社会による支援体制の基本的な側面について考え直すことを余儀なくされている。先述のJAMA誌掲載論文で詳述されているとおり、米国における男女間の平均寿命格差(具体的には6歳近い格差)は、1996年以来最大(14)となっている。

「平均寿命の男女間格差は、2010年から2019年の間に0.23歳、2019年から2021年の間には0.70歳広がった。COVID-19蔓延前の2020年においては、男女間の平均寿命格差を広げる最大の要因は、予期せぬ怪我や糖尿病、自殺、被殺、心臓病などだった。

男女間の年齢調整死亡率*は、2010年から2021年で、10万人あたり252人から315人に増加したが、ずっとその要因となってきたのは心臓病で、COVID-19や不慮の怪我、その他の死因が格差を拡大させた。
*年齢構成の異なる集団について死亡状況の比較ができるように年齢構成を調整した死亡率のこと。

この分析により、COVID-19と薬物の過剰摂取の伝染が、近年の平均寿命における男女間格差拡大の主要因になったことがわかった。」

若年層米国民の死亡件数が驚くべき発生頻度で生じている

2023年12月12日付けのヒル誌に掲載された記事(15)において、コーリー博士はさらに生命表*に基づく数値を研究し、さらなる驚愕すべき変化について明らかにした。それは、現在の死亡件数の割合が若年層や労働年齢層に不釣り合いに偏っている、という事実だ。この層は、かつては米国社会において、健康で活力的である典型的な層だった。米国疾病予防管理センターが、9月に過剰死亡件数ウェブページを保管扱いし、今後更新しないことを決定したことも、この困惑させられるような状況の謎を深めている。
*ある期間における死亡状況(年齢別死亡率)が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表したもの

保険業界が受けている経済的影響は大きい。2020年以来死亡件数が急増し、1918のインフルエンザ大流行以降最大の増加を見せ、新たな健康脅威から被保険者を守るための早期に警告する体制作りの必要性を求める声が高まっている。コーリー博士は以下のように記述している(16)。

「パンデミック初期のころとはちがい、これらの死因は高齢層での主要な死因ではなくなっている。アクチュアリー(保険経理)会の新しい報告書によると、65歳以上の2023年第2四半期の死亡者数は、パンデミック前の標準を6%下回ったという。

死亡率は35歳から44歳の被保険者で26%、25歳から34歳では19%高く、2021年第3四半期にピークに達した死亡急増は、それぞれ通常を101%、79%上回るという驚異的な数字だった。」

興味深いことに、死亡率の増加は高齢者に限ったことではなく、保険に加入している若年層で著しく高くなっている。この変化は、COVID-19にとどまらず、肝臓や腎臓、心血管疾患、糖尿病、薬物の過剰摂取の増加など、死因について重大な問題を提起している。

このような状況については、徹底的な調査が求められるはずだ。かつてパンデミック対策の最前線にいたはずの公衆衛生当局が、なぜこのような過剰な死へ、誰の目にも明らかなように、対応しなかったのだろうか。

パンデミック後の過剰死亡に関する英国の独立した公的調査は著しい対照を示しているが、それは米国でも、同様の厳格な調査が必要であることを浮き彫りにしている。このような調査により、潜在的な副作用に関する100万件を超える報告や、ワクチン接種後の症候群に関する新たな研究がある中で、ロックダウン措置や治療手順、ワクチンの迅速な配備など、パンデミックの管理を精査すべきである。

異論への検閲やパンデミック対策の強行は、危機の最中に下された決定についてさらなる懸念を抱かせる。保険数理人が2030年まで、特に若年被保険者の間で過剰死亡が続くと警告しているように、包括的な評価の必要性は明らかである。

この評価では、どの戦略が成功し、どの戦略が失敗したかを分析し、将来のパンデミックによりよく備え、社会のあらゆる層、特に最も弱い立場の人々を守る必要がある。

新しい視点が必要

この数年間、私が言ってきたことを裏付けるデータが集まりつつある今、私たちが騙されてきたこと、そしてその騙しの結果をいま、受け取っていることは、これ以上ないほど明白だ。

私の意図は、世界保健の新時代を切り開くことだ。つまり、健康格差の要因となっている複雑な網の目を認識し、それに対処することである。 その主な要因のひとつが、自己と意識の断絶である。

現在、新しい本『選択の力(The Power of Choice)』を書き終えているところだが、今後数か月以内に出版される予定だ。この本は、私たちが現在陥っている絶望的な状況をもたらした根本的な問題に取り組む独創的な作品となるように設計されている。多くの意味で、この危機から抜け出す方法についての指南書となろう。

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抜粋終わり

なんか、壊れているよね・・・アメリカ。

それにしがみ付く天皇日本・・・

壊れるね。

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