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死刑はなんだろうけど・・・処罰は必然だよな・・・バブルを防ぐには「三方得」で金持ちが肥料・撒き餌を撒くのみ・・。

上記文抜粋
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中国でリーマン・ショック的な事態が生じているが、米国と違い、経営者は死刑に

 経済活動は「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)対策」で麻痺している。シティやウォール街、つまりイギリスやアメリカの巨大金融資本が縄張りにする世界に生きる私的権力は資産を増やしているようだが、生産活動を基盤にしている人びとや、そうした金融資本と対立している人びとは経済的に厳しい状況に陥った。

 米英金融資本の象徴として長い間君臨してきたジョージ・ソロスを中国のメディアは「世界経済テロリスト」と呼び、非難している。確かにソロスは資金力を使い、シティやウォール街にとって好ましくない政権や体制を破壊してきた。ロシアや中国は彼の主要なターゲット。彼が言う「開かれた社会」とは米英資本の侵略を許す社会を意味している。

 ソロスは1930年にハンガリーで生まれ、47年にイギリスへ移住、54年から金融の世界へ入った。ロスチャイルド資本と緊密な関係にあることが知られている。彼が体制転覆活動を本格化させたのは1984年にハンガリーで「オープン・ソサエティ協会」を設立してからだ。

 米英の私的権力は侵略する際、まずターゲットのエリートを買収、それが失敗すると要人の暗殺やクーデター、最終的には軍事侵略といったことを行う。そうした工作と並行して金融システム、警察、検察、軍を支配していく。ソ連消滅後、米英金融資本の植民地になったロシアでは21世紀になってウラジミル・プーチンを中心とする勢力が再独立に成功したが、それでも金融の分野はシティやウォール街の影響から脱し切れていない。中国やイランでも同じことが言える。

 ロシア、イラン、中国の中で最も新自由主義化が進んでいるのは中国にほかならない。このイデオロギーの教祖的な存在だったミルトン・フリードマンが1980年に中国を訪問、新自由主義が中国に広まるのだ。

 1980年代の後半に新自由主義による社会の歪みが深刻化、88年に実施した「経済改革」は深刻なインフレを招き、社会は不安定化しする。中国政府は軌道修正を図るが、胡耀邦や趙紫陽を後ろだととするエリート学生は「改革」の継続を求めた。エリート学生は新自由主義で甘い汁が吸える立場にあり、ソロスともつながっていた。学生の活動を指揮していたと見られているのはジーン・シャープだ。

 しかし、学生の要求は認められず、労働者などからの不満に答えるかたちで軌道修正する。胡耀邦は1987年1月に総書記を辞任、89年4月に死亡した。その死を切っ掛けに天安門広場で大規模な抗議活動が始まり、5月に戒厳令が敷かれることになる。

 胡耀邦が死亡する3カ月前の1989年1月からアメリカ大統領はCIA出身(エール大学でリクルートされた可能性が高い)のジョージ・H・W・ブッシュになった。そのブッシュが大使として中国へ送り込んだ人物がブッシュと昵懇の間柄にあるCIA高官のジェームズ・リリーだ。リリーの前任大使であるウィンストン・ロードは大使を辞めた後、CIAの資金を流すNEDの会長に就任している。ブッシュ、リリー、ロードの3名はエール大学の出身で、いずれも学生の秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」のメンバーだ。

 結局、中国政府は経済政策を軌道修正するが、新自由主義を放棄したわけではない。こうした状態は2015年頃まで続く。その後、アメリカとの関係を根本的に見直すことになるが、その切っ掛けは2014年の出来事だろう。

 この年の2月にウクライナでバラク・オバマ政権がネオ・ナチを使ったクーデターを成功させ、ビクトル・ヤヌコビッチを大統領の座から引きずり下ろし、9月から12月にかけて香港で「佔領行動(雨傘運動)」と呼ばれる反中国政府の運動を展開して中国を揺さぶっている。これで中国政府もアメリカの私的権力が危険な存在だということを認識したはずだ。この後、中国はロシアと戦略的な同盟関係を結ぶ。


 そして2018年に中国では巨大投機会社と化していた中国華融の会長を務めていた頼小民に対する捜査が始まり、今年1月5日には死刑が言い渡され、その月の29日には処刑された。判決によると、頼は2008年から18年にかけて贈賄で17億9000万元を受け取り、横領や重婚といった犯罪も犯していたという。中国華融の後始末は容易でないと見られている。

 中国華融の大株主は金融省だが、2014年から株式をゴールドマン・サックスやウォーバーグ・ピンカスなどへ売却しはじめる。その後、投機会社へと変貌していく。

 中国華融は1999年に創設された会社。イギリスがアヘン戦争で奪った香港を中国へ返還した直後に金融危機が東南アジアを襲い、1998年まで続き、中国もその影響を受けた。その後始末をするために中国華融は作られたのである。この危機を仕掛けたのはソロスにほかならない。

 頼小民を含む人びとによる投機の規模は大きく、中国華融の破綻は連鎖倒産を引き起こすと懸念されている。アメリカでは2008年9月に大手投資会社リーマン・ブラザーズ・ホールディングズが連邦倒産法の適用を申請して世界を震撼させた。いわゆるリーマン・ショックだが、破綻していたのはこの会社だけでなく、金融システム全体だった。

 この時はリーマンを生け贄にしてほかの金融会社を救済し、経営者の犯罪を事実上不問に付す。その際、「大きすぎて潰せない、大きすぎて罰せない」と言われ、ツケは金融破綻の責任がない庶民に回された。

 中国政府も中国華融を救済すると見られているが、経営者は厳罰に処せられつつある。この出来事を利用し、米英金融資本のネットワークを一掃できれば、中国の未来のためにはなる。


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抜粋終わり

>1980年代の後半に新自由主義による社会の歪みが深刻化、88年に実施した「経済改革」は深刻なインフレを招き、社会は不安定化しする。中国政府は軌道修正を図るが、胡耀邦や趙紫陽を後ろだととするエリート学生は「改革」の継続を求めた。エリート学生は新自由主義で甘い汁が吸える立場にあり、ソロスともつながっていた。学生の活動を指揮していたと見られているのはジーン・シャープだ。

>そして2018年に中国では巨大投機会社と化していた中国華融の会長を務めていた頼小民に対する捜査が始まり、今年1月5日には死刑が言い渡され、その月の29日には処刑された。判決によると、頼は2008年から18年にかけて贈賄で17億9000万元を受け取り、横領や重婚といった犯罪も犯していたという。中国華融の後始末は容易でないと見られている。


死刑はなんだろうけど・・・でも、処罰は必然だよな。



上記文抜粋
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中国は「金融資本主義」の肥大にストップをかけようとしている?


恒大破綻についての「阿修羅」記事のコメントのひとつだが、この問題の本質を突いているように思う。つまり、金融経済が実体経済(実物経済)と異常に乖離していることだ。

問題は、単なる投機的行為(経営多角化や経営拡大、企業買収もそれに近い)の失敗が取引銀行の経営を破綻させるほど投機への融資行為が肥大しているのが現在の資本主義世界であることだ。
世界の金融バブルは実体経済の数百倍なのではないか。リーマンショックはそれを明示化した事件だったのである。金融経済自体が「大きすぎて潰せない」存在になっているのである。

今回、中国政府が恒大破綻を見殺しにするとしたら、それは、意図的に「バブル潰し」をしようとしている可能性が高いと私は思っている。
たかが不動産屋が意味不明の多角経営をし、自分で潰れただけの話を、国家が救済する義務があるかのような論調こそがまさにマスコミを使った「金融資本主義」の悪辣さを示しているのではないか。中国はいわば「金融資本主義」という目に見えない鬼(露骨に言えばユダ金一味)を退治しようとしていると言えそうである。

(以下引用)


7. 命を大切に思う者[5327] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2021年9月21日 20:01:41 : W7R5249ijI : Y2ouR2V6SzhFdXc=[29] 報告
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その不動産屋が破産しても、被害を受けるのはそこと取引してるとこだけでしょう。

実物経済全体から見れば、誤差にもならない被害じゃないの。

重要なのは実物経済。マネー経済やってる奴らが実物経済の邪魔を出来る今の仕組みがおかしい!

政府の武力と結び付いてるせいだろう。すべては結局暴行と殺人だけで決まる。結局、爆弾やミサイルや核兵器だけで決まる。 


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抜粋終わり

>たかが不動産屋が意味不明の多角経営をし、自分で潰れただけの話を、国家が救済する義務があるかのような論調こそがまさにマスコミを使った「金融資本主義」の悪辣さを示しているのではないか。中国はいわば「金融資本主義」という目に見えない鬼(露骨に言えばユダ金一味)を退治しようとしていると言えそうである。

同感。

資本主義と民主主義の政治体制の最大の弱点は「私有財産の保証」と「自由権」の絡みで、
貧乏人の自由・資産は容易に損なわれ奪われるが、強者・富裕層の自由とその富の追及は、弱者・貧乏人がいくら死のうと保証されるってことである。

思うに
「富は少ないほど自己の財産として保証され、多くなるほど富は公的な性格を帯び権力・権威となり、潜在的に「私物」ではなくなる」

て面があると思う。

でも、「富は小さいほど、強者に奪われやすい」ってのもあるので。

それなので、大体昔から国家や帝王は、「弱者のための、金持ちから金を奪う」ってことが、たびたびおこなわれてきたと思う。

それをしないと、国家・帝王の支持基盤の「庶民・人間」を守れないのでね・・

江戸幕府は、それをしたから、長期に安定した社会を築けた。

日本列島は、明治以降「富者の横暴」を制度化して、天皇が「横暴な富者」として日本社会を支配してきた。

まあ「天皇」というやくざの組長の支配する「シマ」なのですはな。

思想も、経済のありようも、結局は、明治以降劣化と不道徳化の歴史としか言いようがない。

天皇を殺しつくして 日本人を救う


天皇の無い 蒼い空を取り戻す






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