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フォロワーが少ない自分でもProduct Huntで世界7位を取れたので、やったことを全て書きます

プロローグ

$3,000 revenue challenge(自分で作ったプロダクトで月$3000の収入を目指すチャレンジ)というのを始めてしまったので、バンクーバーに越して以来月に1つプロダクトを作るという習慣が自分の中でできていました。その流れで2019年8月はAskMakersを作りました。

内容としては、名前の通りでメイカー(個人開発者あたり)に質問できるサービスです。当初の思いつきとしてはQuoraの個人開発者版を作りたいなと思いました。

そして早速作った。いわゆる個人開発者界隈(Product HuntIndie Hackersなど)で名前の知れてる、かつ自分がすごいなと思う方たちに参加してくれないかメールを送ってみたりしました。

その中の一握りの方がこんな誰ともしれない小童のサービスに登録してくれたのです!これは本当に感動。

このモチベーションを糧に開発を続けていたのですが、AskMakers、世間に需要あるのかな?と疑問に思う時もありました。

しかし、そもそもこのサービスって需要あるのかな?と疑問に思うこともありました。

そろそろPHだすか!ここらへんで思い立ちました。

開戦準備

投稿数日前から、実際にProduct Huntに投稿された際の見た目をイメージしてPreview Huntに下書きを書いて準備しました。

文章やスクショはPieter LevelsMakeという本を参考に考え準備。
大変お世話になりました。

今回キーになったというか特に良かったなと思うのはアイコンになったGifアニメです。

最初は絵文字を使ってなんかそんな感じのものを作りました。これ、単なるしょぼいGifアニメじゃん…。

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ちょうど開発者仲間のしゅんさん(@svfreerider)と話していて、参加してくれたメイカーの方々の写真を使えばいいんじゃないかという話になり、早速作ってみました。

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いい感じに狂ってていいなと思います。こんなのPHでみたことない。
アイコンを使わせてもらうメイカーの使用許可のメールを送って、実際にこれを使うことにしました。

敗けられない戦い 9月15日 0:07〜

ここからは時系列にてやったことを紹介していきます

ついにProduct Huntに

ちょっと緊張。

リリースして、コメントに答えるために待機。

WIPでAskMakersをリリース設定にしました。そうするとトップページにその日リリースされたサービスとして表示されます。

また「Product Huntでローンチ」というタスクをデカデカと投稿

これが何分かはWIPのトップページに表示されます。ある意味WIP上に広告を出してるのと同じだと思います。

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とにかく早くUpvoteが欲しく、そのままMegaMaker Slackのgeneral部屋ににも投稿。MegaMakerは非常にポジティブなオンライングループでJustin Jackson等がUpvoteしてくれるので非常に強力でした。
Indie Hackersにも投稿。いつ投稿したかは覚えていない…

肝というか少し工夫したのは、協力してくれたメイカーたちに@マークを付けたことです。

PHにローンチしてからはupvoteの数を見つつ、ずっとGoogle Analyticsを見てました。こんなに動いてるGAは見たことがない!という感じで、PHの威力を思い知りました。

世界各地からアクセスが来てるのを見るとインターネットの力を感じます。
物理的距離は無効化されますね本当。

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次の日の朝に自分がやってるメルマガでメーリスを出したかったので、その内容をMailchimp上で下書きしました。(英語ですがぜひ登録お願いします)

また、バンクーバーで出会った台湾人のエンジニアの方にもメッセンジャーでお知らせ

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3AMくらいに就寝しました。

翌朝8:45AMに目覚ましで起床。この頃は順位が4位でいけるやん!と思っていました。

9時にメーリス配信。55人。これは大きいです。実際の開封率は20~30%ですが。

バンクーバーで通っている学校のクラスのWhatsAppグループに投下も投下しました。1人がUpvoteしたよ!と返信してくれました。ありがたい限りです。

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これらのタスクは夜寝る前にリマインダーに時間設定つけて設定していました。

あと、履歴が残るようにSlackの自分だけの部屋でタスク1つにつき1投稿で終わったらリアクションでチェックマークをつけるようにしてタスク管理しました。

このときは、とにかく宣伝できるチャネルを思い出そうとしていました。

次に、自分がバンクーバーに行く際に利用したエージェントが運営する、クリエイターが集まるSlackで宣伝。部屋の規模は160人くらいだったと思います。リアクションがいっぱい付きました。

その後、Vancouver Developersという割と大きなSlackでも告知。部屋規模は1400人くらい。

疲れたので午後からは外に移動しました。ノースバンクーバーでランチしてWaves Coffeeに移動。
このときは6~8位を彷徨っていました。

週一で出そうと思い、前日から用意していた既存ユーザー向けメルマガの内容をすこし作り変え、Product Huntローンチのことを盛り込みました。Mailgunにて16:40頃配信。

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他にどっかで宣伝できないだろうか?とにかく考えてました。

とりあえずTwitterで現在のPHの状況とかを伝えつつ宣伝

Twitterで「AskMakers」と検索し、つぶやいてくれてる人をひたすらRetweet、引用Retweetしまくります。

できることは何でもやろうと思いとにかくいろんな手段を考えます。

18時くらいからQiita、Mediumを書き始めます。もうなんでもやろう、という気持ちです。時間制限(今回の場合は深夜0時)があると頑張れるなと思いました。

Mediumをせこせこ書いていると、JustinHariからバグ報告を受けました。
この二人からバグ報告されるとめちゃ焦ります。もうすいませんって感じです。
一旦DBを直接弄って対応。

Mediumの記事をババーっと書いてTwitter、FB、LinkedInで拡散。

@svfreeriderさんから

Twitterで、Justinとか、Hari、Amieにメンション飛ばして拡散お願いするとかですかね?
90取れたよってスクショ貼って「ありがとう」って

という提案をもらい、早速投稿。実際感謝も伝えたかったし、ついでにいいね、リツイートなどで拡散してくれればいいなと思いました。

Qiitaもババっと書きました。

Tweetが結構バズってありがたかったです。


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あとは基本twitterでPHのupvote数を実況したり、リツイートしたりしてました。

100 Upvoteは行きたい!と思っていたので、「21:50頃に90越えた、このまま100いってくれ!」という気持ちを込めたtweetをしました。

もうここらへんで疲れてNetflixを観ていました。

Gmailを見ていたら、Elloからメールマガジンが来ていて、そう言えばここにも投稿できるな!と思い立ち、投下しました。

そしてついに23時、つまり残り1時間で、Redditに投稿してなかったことを指摘され、急いで投稿。もっと計画的にならなくては…と痛感。

速攻でシンプルな文章を書き投稿しました。思いの外RedditではUpvoteされました。

残り1時間で99upvotesなので100は余裕だろうと思ったら、なかなか100にならず…。

急遽前職の友人にLINEでお願いしました。

そうこうしているうちにいつの間にか101に!!みなさまありがとうございます 🙏

100の瞬間のスクショ

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「100越えたぜ!」Tweetを投下、行けるところまで行ければと思いました。

103になり、もうちょっと伸びないかなーとみていたものの、そのままゴールイン!!

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感想

終わった直後の感想としては、はぁ、楽しかったなぁって感じです。この24時間ずっとProduct Huntの事ばかり考えてました。まさに24時間耐久レースといった感じです。深夜0時を迎えたときの走りきった感が半端なかったです。

Google Analyticsは、このようにインターナショナルな感じに賑やかになり、これぞインターネットの力であり魅力!ってと改めて思いました。

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エピローグ(まとめ)

やったこと

・目立ちそうなGifアニメを用意する
WIPにデカデカと投稿
・知り合いに連絡
・学校のWhatsAppグループに投稿
・各Slackで宣伝
・メーリスで宣伝
・Tweetする
・AskMakersに関してつぶやいてくれているTweetをRetweet
・Medium
・Qiita

思ったこととしては、自分みたいないっぱいフォロワーがいるわけでもない1開発者でも、ちゃんと需要ありそうなものを作って、宣伝すれば100 Upvoteはいける、ということです。

自分の初めてのPH投稿とか4 Upvoteですからね…

ちなみにAskMakersは現在、6位になってました

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まだまだ絶賛Upvote受付中ですので是非見ていってくださいませ。

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