仕事ができる人とは

いわゆる仕事ができるひととはどんな人だろうか。
会社で勉強会を行なっている中で、こんなテーマを取り扱った。

そこで自分なりに「仕事ができる」の定義を考えてみた。

・処理スピードが早い
・ミスがない、正確性が担保されている

など色々とネットには書いてあるが、どれも確かに仕事はできる部類に入るが、しっくりこない。

そこで「仕事」ができるの、そもそもの「仕事」とは何なのか?を深掘りしてみた。

たとえば、

売上あげてくれ ⇒ 仕事
※売上アップの仕事を請け負うのであり、作業を請け負うのではない。

これをやっておいて ⇒ 作業
※これをやるは作業であって仕事ではない。

つまり、仕事とは何らかの問題解決を含む抽象的ものであり、作業は問題解決の為の行動であることと定義した。

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そこで、とあることに気づいた。

所謂、仕事ができるのの対象を「仕事」と「作業」を混同しているのではないか。
スピードも、正確性もすべて作業に紐尽くもの。
仕事とは作業ではない。

すなわち、「仕事ができる人」とは、問題解決を意識して行動ができる人がいわゆる「仕事ができる人」なのである。

「仕事」に取り組む姿勢として、問題解決を意識するのが重要なことは分かった。

でも、ちょっと待ってと。
日々の中では、業務、作業も多くあるでしょうと。
そんな作業実践の中でも、作業で終わらせるのか、仕事にするのかを皆さんは選択できるんです。

仕事ができない人(作業ができる人) ⇒ その通りに実践するだけ。
仕事ができる人(作業もできる人)  ⇒ その通り実践し、指示を抽象化して考え、仕事をする(問題解決まで行動する)。

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仕事ができる人は、なぜこの業務が必要なのか、何を解決したいのか?と考えて行動し、問題解決のための別の行動を行なう。

もっとわかりやすい表現をすれば「1から10学ぶ人」が「仕事ができる人」だと思う。

たとえば、


指示:○○年度のデータを収集しておいてくれという指示に対して、
抽象化:なぜそういう指示をしたんだろう?今度の会議で▲▲という議題で合意を取りたいのではないか?
問題解決のための別行動:この合意を取りたいならこっちのデータも集めておこう。

みたいな例である。

いかがでしたでしょうか。
皆さんは仕事ができる人でしょうか。

作業指示された場合でも、常に問題解決を意識しすることで、仕事ができる人になること間違いなしである。

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