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中年独身男のリアルなFIRE生活(FIREすると決めた理由:概要)

今回は中年独身男(1978生)がFIREすると決めた理由をまとめたいと思います。共感していただける方がいるとうれしいです。

FIREした理由を、簡単に言うと仕事をして得られること(お金)よりも失うこと(時間)の方が大きいと感じて来たためです。

仕事をする理由は人それぞれあるかと思いますが。共通しているのはお金を稼ぐことかと思います。
私の場合、年収は直近で800万ちょっと。これには満足してました。
しかし、お金をもらうこと以外に達成感、自己成長、喜びといったプラスの感情はなく人の役に立っている感じもありませんでした。一方でつまらない、つらいといったマイナスの感情は大きくなるばかりでした。仕事についてはまた別の記事で情報発信したいと思います。
別にこれは普通の事で世の中の大半の方は耐えながら稼いでいるのかもしれません。
私もFIREしようと思う前は、仕事は辛くても稼げればいいじゃないかと思っていました。ところが、40歳を超えたあたりから稼ぐことについての価値がどんどん下がっていきました。下がった理由は主に3点です。

1.生涯独身を覚悟した
 生涯独身と稼ぐ事の価値が下がることについて何の関連が??と思われるかもしれません。
 結婚して家庭をを持つ場合、将来いくらお金があると安心という計算は難しいと思います。子供の教育費用、住宅費用など不確定な要素が多いですし、、、また貯金を残して死ぬことになっても継いでくれる人がいます。
そのため、貯金額はいくらにと設定するのではなく出来るだけ多く持っていたいのが本心ではないでしょうか。
一方、独身で生きていくとなると、贅沢と節約をコントロールできます。また死ぬときは0にして死にたいわけです。そのため、貯金はいくらあれば大丈夫かという計算が比較的簡単にできます。
その結果、いくら貯金があればということがクリアに見えてしまうわけです。
ちなみに、実際私も結婚願望はありました。
20代のころは普通に出会いがあり付き合うことはできて、別れても、別に新しい出会いがあり、何となくですが、高望みさえしなければ結婚は出来そうかなと思っていました。
ところが30台になってから、彼女は出来なくなりました。これは自分の努力不足なのか、運命なのか、30を超えたということなのか理由はよくわからないのですが、毎年「今年は彼女できなかったけど貯金は増えた」という謎の満足感を10回経験し30台は終わってしまいました。
そして、40台になってから、福島県に転勤となり女性が100人程度いるセンターの責任者という好条件?で張り切っていましたが。。。
最後のあがきとばかり積極的にマッチングアプリなどの活動してみましたが、うまくいかず。。。
なお、まだ完全にあきらめたわけではありません。
こんなFIRE(ニート?)男を好きになってくれる方がいれば。
なお、お金はありません(^^)

2.自分に将来必要な貯金額を計算できた
 計算し始めたのは2019年の4月です。ちょうどコロナウィルスの出回り始めたころで飲み会や旅行に行きづらくなり休日が超絶暇になっていました。
そこで何かやってみようということで、何となく「自分は毎月最低いくらあれば生きていけるのか」を計算してみようと思いました。
また、投資も始めてみました。なお、20代から株取引をしていましたが、優待目当てだったりで本格的には実施していませんでした。
それまで私はある程度の稼ぎがあったため、特に毎月の収支は気にしていませんでした。せいぜい毎年贈られてくる源泉徴収額と通帳を眺めるだけです。
そのため、まず最初に過去の状況を把握してみました。20代は毎月25万円ほど使っていて30歳の時の貯金額は400万円ほどでした。
30台は毎月21万ほど使っていて40歳の時の貯金は3000万ほどでした。30台はだいぶ貯めていました。
そして、2019年4月から1年間無理をしない範囲で節約生活をしてみたところ月平均16万円生活できました。節約した内容についてはこれも別記事で報告したいと思います。なお、毎月16万、、、ではなく、最初は20万くらいで最後の月は12、3万で生活できました。そしてこの生活は別に苦ではなかったのです。そこで自分のだした毎月の必要最低額は14、5万。1年で170万程度と認識しました。そして貯金額は4200万ほど。
現在の貯金額で働かずに生きられる期間は 4200万÷170万=25年

あれ、稼がなくても68歳まで生きられる??その後は年金暮らし??
ただ、この生活費では旅行など趣味に使えるお金がありません。
これでは仕事を辞めた後、家で食べて寝るだけになってしまいます。

そこで、追い風となったのは投資で大きく増やすことが出来たことです。
投資はFIREの定石通りS$P500の米国ETFと投資信託にしましたが、この1年の生活費とトントンぐらい儲かりました。ただこれについてはチャートを見ても奇跡的なタイミングだったと認識しており、今後のポートフォリオはリスクとリターンのバランスを慎重にと考えています。投資方針についても別記事でまとめたいと思います。

こんな考えの流れから、生きていくだけの最低限のお金は既にあり、生きていく楽しみについては、別の仕事(稼ぎ目的でなくやりがい目的)、投資、退職金あたりで賄っていくという生き方は十分可能と判断しました。
その後、退職届を出し今に至っております。

長文、読んでいただいた皆様ありがとうございました。

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