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「即席ユニット出場可能」でキングオブコントはどう変わる?

こんにちは、たいしです。
R-1で世間がざわついている中、本日はこんなニュースを取り上げてみたいと思います。

キングオブコントの応募要項が変わるという情報が流れたことで、R-1と同じく年数制限か…?(二の舞か…?)と思われておりましたが、
蓋を開けてみれば即席ユニットが参加可能になったということで、今までは不可であったピン芸人にも窓口を広げた形となりました。

一見何の変哲もないニュースに見えますが、実はすごく重要な変更なのではないかと睨んでいます。俺の目はごまかせへんよ〜。


◆「おいでやすこが」の及ぼした影響がえげつない。

昨年のM1で準優勝を果たしたおいでやすこが。有名な話ですが、おいでやすこがは「おいでやす小田」と「こがけん」の即席ユニットです。

おいでやすこが

めっちゃくちゃ面白かったですよね…。予選ネタも決勝ネタも圧巻でした。
こがけん歌うますぎない…?

長きに渡って磨き上げたコンビネーションが評価される漫才において、即席コンビの準優勝は大きな影響を及ぼしています。
優勝したマジラブの村上くんよりも、おいでやすこがの方がテレビでよく見ますよね。野田クリは2冠なのでノーカンです。

今回の変更もこの影響の煽りを大いに受けたものだと推測されます。有吉の壁でもよく見られますし、即席ユニットの時代が来ているかも。


◆コンビ同士の即席ユニットも…?

東京03を初め、ジャンポケ、パンサー、ハナコ、ジェラードン、ネルソンズと、3人組のコント師は数多く存在する一方、漫才はほとんどが2人組となっています。
それもそのはず、ボケとツッコミのテンポのいい掛け合いこそが、漫才の醍醐味と言えますからね。近年では四千頭身が3人組漫才師として頑張っていますが、M-1決勝まではいけていないです。

コントという枠組みにおいては、人数が3人以上になることで、世界観を広げることができるというメリットがあります。演劇を想像いただければわかると思いますが、人数が多ければ配役も増えるので、話を膨らませやすいですよね。
つまり、今まで2人組で出場して結果が出ていなかったコンビが、他のピン芸人やコンビを取り込んで、大きく跳ねる可能性があるということです。

もちろん実力のない人を加えれば逆効果となりますが、プロ芸人同士となれば話は別。
有吉の壁のエースとして活躍しているチョコプラとシソンヌのユニット「チョコンヌ」のような、実力者同士のタッグを決勝で見ることができるかもしれません。


◆私は密かに、安村に期待したい。

かつて「安心してください!履いてますよ!」で一世を風靡(?)したとにかく明るい安村。飽きられたのと実力不足で一時はTVで見なくなりましたが、実は最近復活してきています。色々なキャラクター、あらゆるシチュエーションでのボケに挑戦し、徐々に力をつけてきているのです。

安村

そんな中で流れる朗報。実力をつけてきた安村にオファーをかける芸人がいればあるいは、KOC決勝で安村の姿を見ることができるかもしれません。
(…チョコンヌ頼む、安村を仲間に入れてやってくれ…。)


レスキューさんはパンサー尾形がいないから出場は難しいかなとか、パンサーはさすがに出場しないからやはり二人で出るのかなとか、色々思うところはありますが、今年のKOCも盛り上がることを祈りましょう。

…R-1めちゃ叩かれてますね。たまにはこういう年もアリやと思うんですけどね。広瀬アリスさんは悪くないんやで。

ではでは、またお越しくださいませ。

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