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ブラショフ散策 - ハイキング後に見える景色

シビウからは、ブラショフに移動する。
ブラショフもドイツ風の建築が有名であり、ルーマニア人気の観光地の一つだ。

シビウから電車移動

シビウからは電車でブラショフまで移動する。

ルーマニアでは個人的にお馴染みになったルーマニア国鉄HPで事前に出発時刻を調べておけるから楽ちんだ。

2時間台で着く少し高い電車と、4時間台で着く少し安い電車があったが、出発時刻がちょうどよかったし特に急いでもいなかったので遅い安い電車で行くことにする。

途中目の前に座っていたおばあちゃんにルーマニア語で声をかけられるが、当然意思疎通はむずかしい。かろうじて「日本人?韓国人?」と言われたのだけはわかった。

そう言えば、ルーマニアに来てから中国人と聞かれることがなくなって、大抵の人からは日本人?と聞かれるようになった。
日本人にも中国人っぽいと言われ、中華系の人にも中国人にしか見えないと言われた私にとっては珍しい。


電車はゆったりと進みブラショフに到着する。

この駅はブカレスト駅を除いてルーマニアのこれまでの駅の中ではかなりきれいな部類だった。

宿(旧市街)まで3km程度、バスが混んでそうだったしまだ明るいので歩くことにする。

途中、これが共産主義の名残の建物かなという眺めを見学しながら宿へチェックイン。

ブラショフでもクリスマスマーケットがやっている。雰囲気だけ楽しんで、散策は明日にしよう。

ブラショフ散策

ブラショフも旧市街は小さなものであり、数時間あれば全体を散策できる。

広場
黒の教会
キャサリンズゲート
あれ、こっちがキャサリンズゲートか??
異世界へと続きそうな路地
旧市街へと続く道
おなじみのネコ。よく見るとベロ出してる
札幌の円山公園に同じような風景がある
少し高台から
札幌の円山公園にm……
広場に人が増え始める
ハリウッド的なブラショフマーク。後ほどここに登る

ハイキングと山頂からの景色

旧市街を散策していたときから思っていたが、今日は大分曇っている。

ブラショフマークがある山頂まで行くことができ、そこからの景色が良いという話は調べていたのだが、果たしてどうするべきか…
と悩んでいたが、特にやることも見つからず、そのままいても寒いので山頂まで行くことに。

ハイキングコースは、ケーブルカー乗り場建物の横から入っていくことができる。


ハイキングコースは未舗装で、雨が降った後とかだとそれなりに滑る。
そして結構長い。天気にもよるが気軽に行こうとするものではなさそうだ。

雪が…
道も少し斜めってて滑る

登山の途中で木が少し開けたところがあったので写真を撮ってみる。

何も見えない。
なんとなく目を凝らせば旧市街の建物があることは分かる。
ちなみにかかっているロープがロープウェイ。

頂上に行って見える景色などあるのだろうかという気もしたが、ここでやめるのも悔しいので登頂継続。

そしてもう少し登ったところでまた開けたので写真撮影。

雲海テラスかと突っ込みたくなる。
まぁもし何も見えなかった場合は雲海見学に来たと思えば良いかとそのまま登り続けることにする。

かなり汗だらだらになりながら、やがて頂上へとたどり着く。

なんとこのときは少し晴れ間が見えており、ベストとは言えないが旧市街の景色を眺めることができた。むしろ、雲海と相まって独特な雰囲気がさらに良いまである。

登ったことを後悔せずに済んだ。

ブラショフマークの裏側

ちなみに、ハイキング中にすれ違った人は3人。頂上にはそれなりに人がいたのでみんなロープウェイを使っているのだと思う。

帰りは雪がかなり溶け、道がグリャグチャになった

あとがき

今回はこのまま夜行バスでモルドバに向う。
ハイキングで結構疲れた中の過密スケジュールとなる。

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