スピシュ城日帰り観光 - ちょっとだけコシツェ
コシツェに来た理由は、スピシュ城に行くため。
巷では、天空の城ラピュタっぽいと言われているらしい。
前情報もなく行ってしまうのが良くないような気もしているがまぁ良いだろう。
とりあえず行っとかなければ。
コシツェ散策
とはいえ、スピシュ城観光には一日当てるとして、とりあえずコシツェの街を歩いてみる。
街の雰囲気は、かなり好印象。ブダペストより断然好き。
小さい町なのですぐに主要どころは見て回れる。
メインは聖エリザベス大聖堂。
岩壁の風貌で、中では多くの地元民が祈りを捧げている。
個人用の大聖堂内写真撮影は2ユーロ必要との張り紙があった。
特に見るものが多い訳では無いが、なんとなくいると楽しい街って感じがした。
物価はハンガリーよりも気持ち高くなっているように思う。
やはり、ユーロを使用する国のほうが高いのだろうなと実感する。
そんな中でも、十分な大きさのピザ一切れで1ユーロという店を見つけたので、そこで購入し夜ご飯とすることにした。
少し足りないので、スーパーに売っているパンも買い足す。
ヨーロッパはスーパーのパンが安くて良い。地元民もみんな買っている気がする。そして結構美味しい。
長期の旅行なのだから、質素な生活にも慣れなければならないと思いながら、スーパーで一緒に購入したビールを喉に流し込むのであった。
チェスキーポドフラディエへ
翌朝、目的であったスピシュ城へと向かう。
バス停で確認したところ、スピシュ城がある街であるチェスキーポドフラディエへの直通バスはなくなったらしい。(あるにはあるが、Flixbusが夕方運行しているやつで、日帰りには向かない)
そのため、プレショフでバスを乗り継ぐ必要がある。
バスのチケットは乗車時に運転手から買えるので、プレショフを経由するバスと、チェスキーポドフラディエを経由するバスのプラットフォームをそれぞれの停留所の電光掲示板で調べて、直接そのプラットフォームに行けばOK。
2023年10月で、コシツェ→プレショフが2.7ユーロ、プレショフ→チェスキーポドフラディエが3.3ユーロだった。
到着するときには車窓からスピシュ城が見えて、なかなか興奮する。
スピシュ城
バス停を降りてスピシュ城へ向かう。
チェスキーポドフラディエの街自体は小さな街だ。特に何があるわけではない。
が、どの道を行けば良いかわからない…
看板があるが、何が何を表しているのかもよくわからない。
とりあえず適当に歩くと、それっぽい道が見つかった。
どちらにしても、この登山が疲れる。かなり疲れる。
その日は朝雨が降り、地面もぬかるんでいた。
気温は低いはずなのにまた汗だくになる。でもカバンを置いて休むわけにもいかない。
地面ぬかるんでるから。
後ろを振り返ると、きれいな街並みが見える。ただ疲れているので特に感動がない。
大抵の人は観光バスとか車とかできて駐車場に停めているみたいでした。
貧乏バックパッカーなので仕方がない。
なんとか城へ辿り着く。
入場料は8ユーロ。カード払い可能。
スピシュ城の中でも結構アップダウンがある。つらいと思いながら写真をパシャパシャ。
堅牢そうな壁だ
ディアゴスティーニ
穴があったら除きたくなるのが男ってもんだろう。
写真よりは威圧感がある
兵どもが夢の跡って感じ
壁の上とかも登れちゃう。
残念ながら一番高いところはクローズしており入れなかったが、雰囲気は十分に楽しむことができたと思う。
たしかに、この城が丘ごと浮かんで、低俗なる我々に雷を浴びせかけても不思議ではないかもしれない。
そういえば、スタッフさんにムスカっぽい人がいた気もする。(嘘)
あと、一人旅で来ている風体のかっこいい青年にニヤニヤしながら挨拶された。とっても良さげなカメラを肩にかけていた。
私もとりあえずはミラーレス一眼を手に一人旅をしていそうな感じ丸出し(実際にそう)だから、声をかけたかったのだろうか。
いや、私が声をかけたかっただけなのだろうか。最近人との会話が無さすぎて頭の中で妄想会話劇を繰り広げている私の気のせいかもしれない…
小さく写った彼がそれである
ひとしきり歩き回り写真を撮ったら、来た道を下山し同じ工程でスピシュに戻る。
観光2割、トレーニング8割といった感じだった。
あとがき
トレーニングあとのビールはうまい。
スロバキアにもビールはあり、10°とか12°とか書いてあるけど、これはアルコール量じゃなくてバリング度といって、発行前の糖度を表しているらしい。
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