ブルガリアの首都ソフィア - プリシュティナからバス移動
プリシュティナからブルガリアの首都ソフィアへと移動する。
ただし、コソボとブルガリアは国境を面していないため、一度スコピエを経由する必要がある。
今回は、プリシュティナからスコピエを経由してブルガリアの首都スコピエへと向かい、スコピエ市内を散策した。
ブルガリアといえばここに行くと定番の「リラ修道院」へは行っていない。
往復にほぼ1日かかる割には、カラフルな修道院が見れるだけかなとあまり心が踊らなかったからだ。
修道院に泊まることもできるようなので、そういった経験がしたい人はぜひ訪れても良いかもしれない。
プリシュティナからソフィアへ
プリシュティナからスコピエまで
まずはプリシュティナからスコピエに向う。
スコピエからソフィア発のバスは15時とネットで出ていたが、もしかしたらそれより早い時間が現地で変えたりしないかなーと淡い期待を持ちつつ、プリシュティナ10時発/スコピエ12時着のバスのチケットを購入した。
乗り場についてみると、先日プリシュティナ行きで乗った大型バスではなく、ミニバスであった。
そしてバスは満員、荷室もいっぱいだから座席に持ち込めと言う。
プリシュティナ行きはあんなにもガラガラで大型バスを使っていたくせに…
このバスは乗務員含めて全体的に印象が悪かった。
スコピエで休憩
スコピエバスターミナルに着いたので、窓口でチケットを購入。
やはり次発は15時ということなので、チケットだけ購入し、近くにあるショッピングモールで休憩をする。
ここのフードコートのいくつかの店舗はフリーWiFiを飛ばしていたので、そこでWiFi乞食をして時間を潰すことにした。
スコピエからソフィアまで
ソフィア行きはまたもミニバスだった。
しかし、今回はそれなりに空きがあり荷物も荷台に入れることができた。
前の席に座っていたおじいさんが、ところどころ英語で状況を説明してくれたのもありがたかった。
バスは国境で止まり、パスポートコントロールを受ける。
ここの国境検査員が今までで最もフレンドリーだった。
まず、バスから全員が降りてパスポートコントロールを受けようとすると、
「降りてこなくても中まで取りに行ったのに!!」と冗談交じりに言い乗客を和ませる。(おじいさんにそんなことを言っていたと聞いた)
その後私のパスポートコントロールになると、
「日本行ってみたいんだよ。ナショナルジオグラフィックで見てきれいなとこだと思ってたんだ。でも遠いんだよなー。はい(パスポートを渡しながら)、ブルガリア楽しんでね!!」
というような感じ。
たいてい無愛想な人が多い国境警備員だが、これはなかなか良い国なのではないかと期待を持った。
バスは定刻20分遅れほどで、ソフィアセントラルバスターミナルへと到着した。
バス停にATMがあったので、少額をキャッシングしてゲストハウスへと向かった。
ソフィア散策
ソフィアの観光的な見どころは、中心地にほとんどまとまっている。
有名な大聖堂
ソフィアのランドマーク的な大聖堂。
中は一応撮影にお金がかかる。でもみんな撮っている。私は一応決まりにならって撮らないでおいた。
中は全面壁画が描かれており、かなりの壮大感がある。
街中にある遺跡
Serdika駅周辺には遺跡があり、その雰囲気を無料で味わうことができる。
なんでも、この駅を作る際に偶然発見された遺跡なのだとか。
駅自体はこの遺跡を壊さないように避けながら作られている。
思ったよりも結構遺跡遺跡していたという感覚がある。
散策スナップ
散策開始時にいた犬。憎めない顔してやがる。
冷蔵庫かっこいい。
鳩にはやはり恐怖を感じる。
像がいちいち怖い。
クリスマスマーケットやってた。中は混んでたのでパス。
喜ぶ上流階級と、つらい下層階級だろうか。
地下鉄構内は近代的
散策おまけ (レンズキャップ購入)
実は結構前に、カメラのレンズキャップを落としてしまっていてずっと探していた。
ソフィアには、結構大きめなカメラ専門店があるようだったので訪ねてみた。
富士フィルムのカメラなのだが、富士フィルムのレンズキャップもノーメーカーのレンズキャップも求めていた43mm経のものが在庫切れで、Canonの文字がついがレンズキャップはそれを購入することにした。
少しチグハグな感じがするが、まぁ機能としては十分果たすので問題ない。
あとがき
ソフィア自体は前評判通り観光的な見どころがとても多いとは言えなかった。それは身をもって体感した。
ただ、私がヨーグルトを買おうとしているとスーパーのおばちゃんがブルガリア語ながら「それが安売りになるのは3つ合わせて買った場合よ」とか頑張って伝えてくれたり、なんとなく人から受ける印象はとても良い。
そして、ワインが有名で美味しい。ブルガリアの大手スーパーBELLAで少し安くなっていた(800円程度)MAVRUDという品種のワインを飲んでみたが、タンニンが強めで結構好みの味がした。
これはブルガリアの土着品種らしい。現地で飲むからこそ安く飲むことができるのだろう。旅行の醍醐味は食だと思い始めている今日このごろである。
値段対味で言えば、オーストラリア現地を自分的には越えたかもしれない…
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