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【エルサルバドル】サンサルバドル(レオンからバス移動) - 清廉と混沌の共存

ニカラグアからホンジュラスを経由してエルサルバドルへと向かう。この道は結構バスを乗り継がなければいけない。乗り継ぎの時間によっては1日以上かかる工程である。


バス移動

レオンからチナンテガ

バスターミナル前のマーケット

まずはニカラグア内でチナンテガまで移動する。バスターミナルに行ったらちょうどチナンテガと呼び込みをしているバスが移動しており、待ち時間無しでそれに乗り込むことができた。30コルドバを車内で徴収される。

行き先はバスに書いてある

一度別の街に寄るため直接チノンテガへ行くルートからは外れるが、また戻ってくるので問題ない。

大体1時間くらいか?

チナンテガからグアサウレ

チナンテガからは国境の街まで移動する。大型バスでグアサウレという表示があるものも見かけたが、今回はミニバスをチョイス。66コルドバで、専用のチケット販売小屋みたいなのがある。

ミニバス
この小屋でチケット購入

大きなバッグは屋根に置かれて出発。2時間くらい?

国境越え

グアサウレに到着したら国境に向かう。バスの停車場所からは1kmくらいあって、リキシャの勧誘もあったが断った。

こんなバスターミナルに到着

国境付近にあった商店でほんの少しだけ残っていたコルドバを使い切り、さらに進みまずは出国審査へ。

出国入口

普通に車の進む道路を進行方向に歩いていると、右手側に建物がある。そこにいたおばちゃんも、パスポートはこっちだよーと大きな声で教えてくれる。

ただこの建物、出国審査の場所が分かりにくく、ホンジュラスの方向を向いて建物を正面に見た場合、左側は入国審査、右側は出国審査に分かれているらしい。普通に歩いて行くと建物の左側から入ることになるので、そこにある窓口はスルーして逆側に進み、誰もいない荷物検査を通り抜けて出国審査場へと行く。

この建物に入って反対側が出国窓口

そこらへんにいたおっちゃんが教えてくれました。

出国審査はなんか確認に時間がかかったけど普通に通過。3USDが必要。

そこで貰う小さな紙を、ホンジュラス側に行く橋の手前にいる係員に手渡し出国は完了。

国境の川汚い

その後はホンジュラスの入国審査。エルサルバドルに行くと言ったら、あとは入国税3ドルを支払うだけで通過させてくれた。

トイレの場所を聞き、無料だったので済ませてホンジュラス入国となった。

国境からエルサルバドルの国境へ

国境から少し歩くと、エルサルバドルの国境までの直通バスが出ている。道なりに歩いていればむこうから国境か?と聞いてきた。

チキン屋の横道奥にあるミニバスに乗る

狭いミニバスで、7USDで乗り込む。

途中までは快調で、今日のうちにサンサルバドルまで行けるかもと思っていた矢先に急に車は停車。どうやらエンストらしい。

立ち往生

30分以上待って新しい車が到着した。おそらくもう一台国境から持ってきたのだろう。それに乗り込み体を縮こませながらエルサルバドルとの国境に到着した。3時間かからなかったくらいかな?

エルサルバドルへ国境越え

まずはホンジュラスの出国審査。エルサルバドルのサンミゲルに行くと言ったらそのまま通過。追加料金なし。

出国

エルサルバドルに向かう橋の手前にあるセキュリティの人に出国スタンプを確認してもらい、徒歩で国境越え。

こちらも川汚い

エルサルバドル側の入国審査の場所はわかりやすい。無駄に光るキーボードを使っている出国審査官たちでした。

ここではどこに何日くらい、とか、そのあとどこの国行くとか聞かれて少し時間がかかったが、問題なく通過。追加料金なし。

道なりに進んでいると自動的に窓口に当たる

ここにスタンプ押したからなといった感じでしっかりと確認してくれて好感が持てる。

国境からサンミゲルへ

国境から道なりに歩いて行くとバスが停まっており、それがサンミゲルまで行くようだった。すぐに出発しちゃったから確認できなかったけど、バス停らしきものは無かった気がする…

サンミゲルまで2USD。バスは渋滞に捕まりながら進み、18時過ぎにサンミゲルに到着した。8時くらいにレオンの宿を出たので、10時間程かかったことになる。

この時間になるとサンサルバドルへのバスはもう無いようで、ここで宿を探す。

適当にGoogleマップで目星をつけておいたところに2つ行くも、どちらも満室。最後に、日本人ブログによく出てくる宿に行くと、部屋は空いているが18ドルのツインルームしかないという。少し高いが、このまま安いところを見つけられるか分からないのでそこでお願いすることにした。その後に来た人が満室で断られていたので、最後の一室だったのかも。こんなに宿無いと思ってなかったよ…

サンミゲルからサンサルバドルへ

翌日バスターミナルに行き、すぐにサンサルバドル行きのバスを見つけた。料金は5ドル。だったかな…

大体3時間で、サンサルバドルのアマネセルバスターミナルに到着。

そこから宿までローカルバスで行くことも考えたが、Uberをチェックしたら2ドル少しで宿前まで行けるようだったので、楽さをとってUberで移動した。セントロ方面に行くバスは頻繁に走っているので、どこで停まるかわからないけどとりあえず格安で中心部まで行くのは可能。バス乗り場はバスターミナルから道路をわたったところにある。

サンサルバドル市内散策

サンサルバドルは1日だけの予定なので、到着直後に散策に出かける。宿からセントロへは2km程度。

お昼時なので、適当に人が集まっていたメキシカンバーガー屋でランチ。この後メキシコ行くのにね、いやね、美味しかったけどね。

その後も歩き、所謂セントロと呼ばれる場所へ。想像以上に整っている。

しかし、一歩外れればメルカドやらバザールやらで人がごった返し、混沌とした雰囲気に。

エルサルバドルは少し前まで殺人発生率No1だった国。改善傾向にあるが、このセントロの様子を見るだけでもそれは分かるような気がする。急速に綺麗になる中心のすぐ横にはまだかつての雑多な様子が広がっているんだろうな。

話を中心街に戻す。広場に面してメトロポリタン大聖堂。これはなかなか好きな雰囲気の教会。

広場にはまた、国家宮殿も面してる。写真スポットもこれまたお馴染み。

おもしろい形の国立図書館。中にはマリオカートのブースがあったり、漫画の所蔵が豊富だったり。若い人みんな漫画読んでた。

綺麗で有名な教会は門が閉まっていて入れなかった。

あとはバザールやらをウィンドウショッピング。活気のある雰囲気を眺めているのは飽きなく、注意は必要だけど楽しく街歩きできそうな雰囲気だったかな。

必見のものは大体見たので、暗くなる前に宿に戻る。暗くなっても大丈夫という話は聞くが、1人だし何かあったら困るし。

というより、夜の街よりも宿でゆったりとビール飲みながら過ごす方が好きというところもある。

あとがき

移動はなかなか大変だけど、まぁアフリカのバス移動よりは全然楽だった。サンサルバドルで商売してるおばちゃんとかはなんかフレンドリーで良い国感がでていたなぁ。


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