![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123193652/rectangle_large_type_2_0c6bf70d197230c84de4edd66342dc73.png?width=800)
ドゥブロブニク半日散策 - モスタルからバス移動
モスタルからドゥブロブニクへ移動する。
正直ドブロブニクへの移動は結構値段も高くつくし、あまり行っても1日の滞在だけになるだろうなと思ってやめようと思っていたが、後々行けたのに行かなかったことを後悔しそうだなと思ったため行くことにした。
行く前の段階で、かなりの失敗を犯していたのだが…
バスにてドブロブニクへ - 出発前夜の準備
ホテル選びの失敗
とりあえず一泊だけだから、バス停から近い安いホステルで良いだろうと、Booking.comで検索をかけて特に調べずに予約してしまっていたホステル。
予約完了後に調べて見ると、大量のトコジラミ発生報告が…
どうする?返金はできない予約だ… 一泊だけだから最悪床で寝れば良いか?? いや、床にいても来るときは来るよな… リュックとかに入って他のとこに持ち込むのも嫌だし…
一応返金できるか確認した上で(案の定無理と言われた。オーナーの評価も悪かったし。)、2,000円程度出しもう仕方がない、と思い泣く泣く予約キャンセルして別のホステルを予約した。
これが失敗①。
バス乗車の失敗
バスのチケットは前日の夜にバスターミナルに行って購入しておいた。
元々あると思っていた7時台のバスが無かったのを当日に気づくはめにならなくてすんだし、残った兌換マルクの出発前夜の買い物でできたので良い判断だと思っていた。
当日のバス出発直前に失敗に気づくまでは…
当日の10:15にドゥブロブニク行きのバスがバス停に停車した。
事前に購入しておいたチケット(レシートの紙切れ)を取り出そうとすると、入れたはずの場所にない。
なぜだ??
思い起こせば、前日の夜に荷物の整理をしていた時、サブバックに入っていたレシートを全てまとめて捨ててしまった気がする。
うん、絶対あれだ。
さてどうする??もうバスは到着しているし、予定の出発時刻は過ぎている。
選択肢1: 次のバス(12:30)に乗ることにしてホステルに一旦戻り、ゴミ箱(生ゴミ兼用)からレシートを発掘する。ただしバス指定チケットなので、無料で振り返られるかはわからない。
選択肢2: 泣く泣く速攻でチケットをもう一枚購入する。
選択肢1は実現可能性が読めなかったので、速攻の判断で詮索し2を選択。チケット売り場へダッシュ。
売り場のおばちゃんにユーロで払えるか聞いたら首を振られる。
幸いにもATMが近くにあったので、昨日使い切ったと思っていた兌換マルクをさらに引き出す。
このとき、丁度運転手がトイレ休憩で受付の方にやってくるのが見えた。
乗りたいけどチケット買うからほんの少し待ってくれという旨を伝え了承を得る。
昨日一回購入しているのでチケットは47マルクということを知っていたが、ATMは20マルクの倍数でしか引き出せないとか言いやがる。残ったマルク使い道無いじゃんと思いながら60マルクを引き出す。
売り場に戻り、逆におばちゃんから「10:15ので大丈夫なのね??」と確認されながらチケットを購入する。おつりは持っていけ。
そしてバスに向かい、荷物を預けて乗車する。荷物料金は2マルク。前日に残しておいた5マルク硬化を運転手に手渡す。お釣りは持っていけ。こちとらさらにさっきATMで引き出した使い道のない10マルク札が残っている。
そんなこんなでとりあえず金銭的には無事ではないが、予定していたバスに乗り込むことができた。
ホステルとバスと合わせて7,000円ほどの無駄出費が発生した。
安易に最悪という言葉を使う人が嫌いなのだが、これはなかなかにテンションの下がる移動開始であった。
3度の国境超え
Google Mapを見て、勝手に普通に国境超えするルートだろうと思いこんでいたが、3度国境を超えるルートだった。
今回は国境で行き先やどこに行くかを質問された。
国境警備員:どこに行く?
私:ドゥブロヴニクです
国境警備員:どこにいたの?
私:モスタルです
国境警備員:国籍は??
私:日本ですよ (パスポート見せてるじゃん)
国境警備員:オー、ヤーパン!!!
だいたい1回目の国境超えはこんな感じだった。パスポート日本のやつなんだけど。
運転手が横で聞いていたのだが、日本人だとわかったら「ヤパン、ヤパン」と声をかけてくるようになった。
2回目、3回目の国境超えでは、積極的に運転手が国境警備員にヤパン、ヤパン言ってたので、やっぱ日本人だと信頼度が高いのかしら。
ネットの記事で、親日度は高いが日本人とわかった場合に限ると書いてある記事を見たことがある。逆に中国人はあまり信頼度が高くないとか。
真偽の程は不明だが、3度の国境超えを超えバスはドゥブロブニクへとたどり着いた。
運転手は最後もにこやかに手を振って去っていった。
ドゥブロブニク散策
1泊だけの予定だったので、コンパクトに素早く散策した。
次の日の朝も市街地に来ようと思っていたのだが、次回記事に書く諸事情により、半日散策になった。
高台からの景色
何はともあれ上からのドゥブロヴニクを見ようと高台に向かった。
場所はGoogleMapでここだろうと思っていた場所。詳細は調べていない。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297330-ig8yxw1B61.jpeg?width=800)
うん、この道を登っていけば良いんだなと思い、想定よりもかなりの距離がある坂道を登り続ける。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297332-ZTRyWNo9ur.jpeg?width=800)
靴紐を街歩き仕様で軽めに結んでいたためか、砂利道で足裏がすれ、この旅で初めて靴ずれしたことを感じる。
やっとの思いでたどり着いた山頂で写真をとる。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297333-9k6RazULRA.jpeg?width=800)
これじゃない感がすごい。
ネットで見た写真はもっと斜めからだった気がする。
オフラインダウンロードしていたGoogle Mapを眺めると、降ったところにビューポイントがあるのを見つける。
また同じ道を下るのも楽しくないからそっちも見てみるかと、痛む足に活を入れてまた歩き出す。
そして、たどり着いた。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297334-64vmIWr8vf.jpeg?width=800)
うん角度はこっちだ。でも日が落ちすぎて、色味がわかりにくい。てか肉眼では眩しくて正直良く見えない笑
別日だが、ドゥブロヴニクからコトルに向うバスからの方が、時間の関係上きれいに見えた。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297335-BODD9fGsOZ.jpeg?width=800)
これから行く人は、山頂まで登る必要は無いと思う。斜めから見えるポイントのほうがきれいに見えるから。
それか、もう少し下に降りたところも綺麗だった。
余談だが、夕日の写真も加工してみたらそれっぽくなった。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297336-odoOOxAsXr.jpeg?width=800)
旧市街散策
高台からの景色を見終わった後は、旧市街を散策した。
正直、中にはいってしまえば「おー絵になるなー」という感じの感想しかもたなくなってしまっていた。
慣れというのはどうも恐ろしいものである。
また、大分日が暮れ始めており、次の日見れば良いやと思って適当に見学を済ませてしまっていたこともある。
いくつかのスナップ写真を残しておきたい。
ハイライトは通称「マーシー」の階段。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297337-bGpWOsXH7z.jpeg?width=800)
猫がいっぱい。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297338-ZXzpABFSsx.jpeg?width=800)
みんなカメラ目線してくれる。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297339-rx5hVIQH83.jpeg?width=800)
メインストリートプラツァ通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297341-TzFIwwfrQR.jpeg?width=800)
結婚式の行進(ぶれてるな)
![](https://assets.st-note.com/img/1701297342-vqSvHUmPFW.jpeg?width=800)
通称マーシーの階段。ゲーム・オブ・スローンズ見た人には分かる場所。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297343-xeq1LAhFiE.jpeg?width=800)
サーセイはここをマーシーしながら下っていったのか。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297344-2RNNmTNRsp.jpeg?width=800)
夜のプラツァ通り。オフシーズンもあって人は少ない。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297345-AXoQR4tb7t.jpeg?width=800)
夜も猫はおりこう。
![](https://assets.st-note.com/img/1701297346-HxcGodTpIn.jpeg?width=800)
彼は食べ物を求めてテーブルを漁っていた。
あとがき
ドゥブロヴニクは来てみたいと思っていたところではあるが、来てしまえばそこまで大きな感動があるわけでもないと感じてしまった。
もちろん、どこを切り取っても絵になる場所だとは思う。
本当はもう半日見る予定だったが、その日のホステルの同室だった男性から、偶然次の目的地方向のバスチケットをもらうことができ、自分で買ったら25ユーロするはずだったところを節約するために観光時間を削ってしまった。
ドゥブロヴニクは全ての値段が高いし、リゾートとして来る場合は少し長めに滞在して楽しむのもいいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?