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10月11日 「詩はすべて「さみしい」という4文字のバリエーションに過ぎない、けれど」

歌詞を書いていると自分の頭の辞書はまだまだ薄いのだと思い知らされる。もっと言えば元々落丁しているなんてこともあるだろう。
ただ欠如している分、足りすぎてもいる。
なんとなくだけど必要以上に発達した偏った経験が欠けた部分を埋めてくれているような感覚。
まあこれは絶対に自分から言うことでは無い。
この辺が欠如。

とは言えそんなことが分かったところでこの先も言葉と向き合い続ける人生だから、薄い辞書を厚くする為にインプットをするしかない。

前々から小説や映画、芸人さんのネタから刺激を貰っているけど、短歌に興味を持つようになってからはまた違った刺激がある。
たった31字の中に閉じ込められた風景から歌詞を書くことも増えた。色んな言葉も覚えた。
このnoteのタイトルも木下龍也さんの短歌から拝借している。美しいのに説得力まで持ち合わせていて好き。

短歌に興味を持ったことで自分でも短歌を詠むようになり、今ではInstagramに載せたりもしている。

どうしても反響のことを気にして綺麗な短歌ばかり載せてしまうのがそれこそ「さみしい」けど、いつか書籍になるまで温めておく言葉があっても素敵だと思う。こういう機転は足りてるところ。

やっぱり自分で言うことでは無い。

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