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フリーランスデザイナー生活

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フリーランス3年目のプロダクトデザイナーの仕事、生活、考え方などを書いていきます。
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#商品開発

作りたいものではなく、使いたいものを作る。

技術ありきで作りたいものを作るシーズ視点・プロダクトアウトの考えで作ったプロダクトは、ものとして使えるものになることは少ないです。結果、売れないのでクライアントもデザイナーも商社も困り、技術が広まることもありません。 そうならないためにも、その技術を活かして、まずは自分たちが使いたいものを作ることをしましょう。自分たちが使いたいものであれば、同じ価値観を持った人、同じ問題を抱えている人は欲しくなり、買います。そうすると、全員に利益があり、結果技術が広まります。 前回お話し

デザイナーの実績作りのために商品開発をするのはもうやめよう

先週、デザイナーの実績作りのために商品開発をするのはやめようという話を職人さんと話していました。 なぜデザイナーが職人さんやメーカーにアイデアを持ち込むのかというと、大きく2つのパターンがあります。 ①仕事にも実績にもなるので、作ってほしい。(職人さんがお金を払う。) 販売や開発費用は職人さん持ちになるので、負担がかなり大きいです。もちろん販売などもお手伝いする前提のデザイナーもいますが、基本にはクライアントワークと同じになります。 しかし、クライアントワークにとって大

デザイナー、職人、リモートワーク

今現在、コロナウイルスの影響によってリモートワークが推奨されています。noteでもリモートオフィスというお題が始まったので、この機会にフリーランスのデザイナーのリモートワークについて話していきます。 そもそもフリーランスはリモートワークですらない。リモートワークは会社以外での勤務、主に在宅勤務のことを指します。つまり、フリーランスに勤め先はないので、どこで仕事をしようが自由です。 今現在は借りている事務所(コワーク)があるので、そこに通って基本的には作業や仕事をしている感