マガジンのカバー画像

ものを「作る」と「売る」話

91
地場産業・伝統工芸・量産品の「作る」と「売る」に関する記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

ものづくりは企画・デザイン・製造・販売がセットだから、デザイナーとして全ての工程に関わった方が良い

自分の仕事はデザインをしているというより、ものづくりをしている感覚の方が近いです。ものづくりという大枠の中に、企画・デザイン・製造・販売があり、自分は全てに関わるようにしています。 なぜデザイナーはデザインだけをしているのか?プロジェクトとして大きくなればなるほど、分業化されます。クライアントや企画部が企画を考え、デザイナーは決められた企画の中でデザインだけをします。そして、決められた図面通りに工場が製品を作り、販売部や営業部が小売店などで完成したものを販売します。 分業

自分がデザインしたものなら熱く話せて、物の用途から産地まで誰よりも詳しく説明できる。なので、お店ではこれから販売していく。

6月20日、板橋のお店オープンとなりました。 最初のうちは、土日メインに営業することを考えております。お越しの際は、なるべく事前にご連絡して頂けると幸いです。平日も開いていますが、自分が居ない可能性もあります。 お店と言いつつ、量産がまだ間に合っていないモノも多いので、最初のうちはギャラリーのような実物を見れる場所として来てくれれば嬉しいです。 カフェも併設してあり、こちらは定休日以外は空いております。このご時世ですので、ごゆっくりとお越し頂ければ幸いです。 <アクセ

築100年の古商家「板五米店」で、お店を始めます。

ご縁あって、地元の板橋でお店を始めることになりました。 場所は築100年の古商家「板五米店」を間借りして、営業します。大正3年(1914年)に建てられた板五米店は、元々は米殻類の販売所で、江戸時代の宿場町である板橋宿の面影を残す、歴史的な建造物です。 板橋区の有形文化財に指定されており、今自分が携わっている伝統の仕事と最適な場所だと感じ、こちらをお借りしようと決めました。 まずは自分が関わっている伝統工芸・町工場の地場産品を販売していく予定です。面白い場所にしていくので

縁あって、板橋でお店を始めることになりました。

地元である東京・板橋で、本当に自分のお店を始めることになりました。 最初は自分が関わっているモノづくり、伝統工芸・町工場の地場産品を中心に販売していく予定です。面白い場所にしていくので、ぜひ板橋に遊びに来て下さい。 場所や詳細については、後日正式に告知させて頂きます。今回はその思い立った経緯などをお話し致します。 お店を始める理由今まで「物を作る」だけでなく、「物を売る」大切さを書いてきました。ゆくゆくは自分のお店をやりたいと思っていたところ、ご縁があって本当に始めるこ