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四半期財務諸表の開示について

はじめに

 第5弾は四半期財務諸表の開示についてです!このテーマを扱おうと思ったのは、自分が先日の財務諸表論のテストで四半期財務諸表の理論が書けなかったからです(笑)。「復習」と「最近四半期財務諸表廃止の議論」が出てきているのでそれを考察したいということを兼ねて、書いていきたいと思います!
 最後まで読んでいただけますと幸いです!


1 四半期財務諸表に関する会計基準


 まずは四半期財務諸表に関する会計基準について、大原で習ったことをまとめていきます。
 四半期財務諸表を作成する目的としては、上場会社等の四半期会計期間に係る財政状態、経営成績およびキャッシュフローの状況に関する会計情報の信頼性と適時性を確保することにあります。要は、3ヶ月ごとに投資家のために投資家が求めている情報を開示するということです。
 次に、四半期財務諸表会計基準からみた四半期財務諸表の性格を見ていきます。会計基準によると「四半期会計期間を年度と並ぶ一会計期間とみた上で、四半期財務諸表を、原則として年度の財務諸表と同じ会計方針を適用して作成することにより、当該四半期会計期間に係る財政状態、経営成績およびキャッシュフローの状況に関する情報を提供する」という考え方があります。これは要するに「年度の財務諸表と同じように作ってね」ということです。これにより、四半期会計期間の実績を明からにして、将来の業績予測に資する情報を提供することができます。

 投資家が企業の現段階の業績の確認と今後の予測を行うために必要な情報を、定期的に開示するために作成されてきたのが四半期財務諸表であるとわかります。

 つらつらと文章が長くなりすみません。これら会計基準を暗記しないといけないので、財表の試験は辛いですね…。


2 岸田総理が検討している四半期財務諸表の撤廃について


 岸田総理が公約として掲げていた「四半期財務諸表の撤廃」の議論が活発になりつつあります。

 こちらの日経新聞の記事がすごくわかりやすいです。

 企業側は反対の意見が多いです。撤廃したとしても、必要な企業は四半期財務諸表を出すという考えがメインですね。


3 まとめ


 自分としては、撤廃してもいいのではないかと思いました。撤廃しても資金調達のために開示する企業は開示するし、逆に必要のない企業は負担が減るので楽になるのかなと思いました。

 財務諸表の理論で出題されるのは、四半期財務諸表の作成目的くらいで四半期財務諸表の撤廃に関することは出ないと思いますが、自分の復習を兼ねるために関連づけて書きました。
 理論の暗記が追い込み期になったので、これからも理論と日々のニュースを結びつけながら書いていければなと思います!

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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