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betcover!!

柳瀬二郎はとてつもないという話である。

最近いちばんの衝撃がひた走る。

災害を見ているようであった。

地震のように地を這う音作り。

台風のようにオーディエンスを躍起。

終始鋭角なガラスがステージから放たれているようであった。

つまり一音一音の殺傷能力がえげつないということである。

MC一切無しの音だけのカロリーを消費するライブであった。

betcover!!は何故この曲を作ったのか気になる曲が多すぎる。柳瀬二郎という漢の本性はまだ見えない。

特に後半では、観客を唖然とさせる光景だった。衝撃的な演奏にライブハウス全体に緊張感が漂い、頭は物理的に動いているが、情報量の多さに脳みそが働いていないのがライブ後に判明した。とても悔しい。

帰りの帰路では煙草を吸いながら完全に打ちひしがれている私がいた。
恐らく他の観客の方もそうであろう。

演奏前に撮影しても良いですよと毎度のアナウンスがあるので、ありがたくライブ映像を定期的に見返す。そして、バケモノだと感じる。

魑魅魍魎という言葉がお似合いではないだろうか。他にしっくりと来る言葉があればぜひ問いたい。

柳瀬二郎という漢を知るには、珍走隊に行くべきであろうか。是非とも行ってみたいと思う。

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