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知らない人に50万円誤送金してしまった話②

前回の知らない人に50万円誤送金してしまった話①の続きです。
まだ見てない方はこちらを見てからご覧ください

本記事では、組戻し手続きから1ヶ月間の銀行とのやり取りや連絡先照会の制度について実体験に基づいて載せています。
この記事を読むことで、組戻し手続き中に必要な対応を理解できます。


1.5月31日 電話交渉の催促依頼

私がR銀行にお願いしたいことは
''Aさんに電話をかける回数を増やすよう、S銀行に依頼をしてほしい''ということでした。
現時点では、S銀行からAさんに1回しか電話をかけていないようなので、組戻成功確率を上げるべくR銀行に交渉しました

私「Aさんに電話をかける回数を増やすよう、S銀行に依頼をしていただけますか?もし、Aさんが引越しの際に住所変更届けをS銀行に提出していない場合、Aさんに承諾書が届いてない可能性がありるのでお願いします。」

R銀行「担当者に確認して後日折り返しいたします。」

5月31日 私がR銀行に電話交渉を増やすよう依頼しました 

その後、6月3日にR銀行から折返しの電話がありました。

2.6月3日 電話交渉不可、S銀行と直接交渉

R銀行「R銀行の組戻し担当者に聞きましたが、S銀行に電話交渉の回数を増やす依頼をすることはできないみたいです。」
私「どうしてできないのか、理由を教えて頂けますか?」
R銀行「私たちはS銀行に、組戻しの依頼しか出来ないんです。そういう規則なんです。」
私「ですが、S銀行から組戻の進捗も共有されているのであれば、依頼もできるのではないですか?」
R銀行「申し訳ないのですが、対応しかねます。」

薄々そんな気もしていましたが、私の要望は聞いてもらえませんでした。
できない理由も規則だからとしか言われず、まったく腑に落ちませんでした。

こんなこと言われたら、普通は「銀行の担当者が言ってるなら仕方ない」と諦めてしまうと思います。

しかし私は50万円という大金なので、図々しくも諦めずに、S銀行に直接交渉してみることに。

私「R銀行経由でS銀行に組戻依頼してる者です。Aさんの組戻し手続きについて、電話を1回しか掛けていないと伺いました。組戻し成功確率を上げるために、電話交渉の数を増やして頂けないですか?」
S銀行「申し訳ございません、S銀行としては個人情報保護の観点から、たいらさんの依頼を受けることができないんです。R銀行から依頼があれば、Aさんに対して電話交渉も対応できます。」

ぐはっ、、、
完全に板挟み状態になった私はどうすればいいのかわからず、絶望の感情でした。

3.6月4日 【必見】連絡先照会制度とは?実体験でわかったこと

6月4日時点でも、Aさんからは承諾書が送られてきていないようで、引き続き私のできることをやりました。

6月3日にS銀行に言われた通り、R銀行に再度''Aさんに電話をかける回数を増やすよう、S銀行に依頼をしてほしい''旨を伝えることに。

私「先日の内容について、S銀行に問い合わせをしたら、S銀行はR銀行から依頼されれば、今回の件について対応をして頂けるとのことなので、お願いできますか?」
R銀行「できません。」

5月31日はここで食い下がってしまったので、話が進みませんでした。心苦しいですが食い下がらず頑張りました。

私「わかりました、では対応できない理由はを教えて頂けますか?」
R銀行「うちの決まりです。」
私「どのような規定ですか?根拠もセットで教えてください。」
R銀行「できません。」
私「先日もそのように伺ったのですが、なぜご説明して頂けないのでしょうか。」
R銀行「申し訳ございませんが、対応できません。」
私「??」
R銀行「それでは、上の者から掛け直させます。失礼します。」

こんな感じでバトリまくりました。
クレームを言いたかったわけではなく、S銀行に依頼をすることができないかの説明して欲しかっただけなんです。

その後、R銀行の他の担当者から再度折り返し電話がありました。

R銀行「先日は申し訳ございませんでした。対応があまりにも酷すぎましたので、後ほどフィードバックを先ほどの担当者にしておきます。」
私「ありがとうございます。私自身も少し言い方が強かった気がします。申し訳ありません。」
R銀行「とんでもございません。今回のご要望をS銀行に伝えるよう、組戻し担当部署にも伝えておきます。
私「よろしくお願いいたします。」
R銀行「もしご希望であれば''連絡先照会''をできますがやられますか?」

話のわかる方で非常に助かりました。よかった!!

それはよかったとして、連絡先照会ってなんだろう。と思い、聞いてみるとR銀行の担当者から以下の説明がありました。

連絡先照会とは、銀行⇄銀行で正当な理由があれば連絡先を知ることができる制度です。
今回の場合だと、和解をするという名目でAさんの連絡先を教えてもらうことができます。
ただし、連絡先照会は拒否される場合があります。

お願いしない手はないので、早速連絡先照会を依頼することに。

相手の連絡先を手に入れられれば、直接交渉できるから早期解決できそう!
と完全に安心しきってました

4. 6月11日 絶望の連絡先照会拒否の連絡

6月11日、R銀行から連絡先照会について連絡が来ました。

R銀行「連絡先照会ですが、S銀行から以下のように承っております。''Aさんと連絡が取れなかったため、連絡先照会の対応ができません''」
私「そうなんですね、わかりました。」
R銀行「再度、S銀行に連絡先照会を依頼しておきますね。」
私「よろしくお願いします。」

オワタ、、、
Aさんの連絡先がなければ、電話で交渉もできないので回答待ちになりました。

まとめ

この記事のまとめです。

・銀行には可能な限り交渉しましょう。
 ※相手も忙しいので、横柄な態度を取らないように
・銀行が2つ絡んでいる場合は連絡先照会が利用できる場合があります。
・担当者によってかなり対応が違うことが多いので、困ったら、別の担当者(その方の上司)に変わってもらうと話がスムーズに動くこともあります。

今回はここまでです!
次回の記事はこちらからご確認ください。

https://note.com/tairog/n/ne9e3ac2ef37c

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