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大学4年生、家に引きこもる。

世間の話題をことごとくかっさらう「3密を避ける」。

これに付随して、「人との接触を8割減らそう」という動きも出てきた。

当然、僕もこれに倣って引きこもり生活をしているところだ。

だが、自宅にこもることで様々な弊害が生じた。
今回は、そんな1人の大学4年生の憂いを(いつも通り)したためる。

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①勉強の効率の著しい低下

まず、大きな打撃を受けたのは「勉強の効率が圧倒的に落ちた」という点。

そもそも家にいると勉強が捗らない性分の僕は、春休み以降、用事もなく学校へ行き、ただ勉強をするという習慣が身についていた。

それが、家に逆戻りすることを余儀なくされ、これから卒論や就職に係る試験のためにさらに勉強に励むべきところを、これでもかと言うぐらいに妨害されている。

だが、僕が行っていたのは人が密集する上に密閉され、さらに他の人とも密接するという、3密が見事に揃った空間。

さすがにこれなら、行かない方がよっぽどメリットが大きいだろう。

したがって、勉強の効率は下がるが、同時に感染リスクを大きく下げるという点において、大きな意義を見出した。

②人と接触する機会が増えた

次の問題は「かえって人と接触する機会が増えた」こと。

先ほど、3密を避けることができていると言ったが、家にいると自炊をしなければならず、その結果、外へ食料品の買い出しへ行く機会が相当増えた。

学校に行けば、多くても10人程度との接触で済んでいたが、買い物へ行くと、同様に家から食料品を買いに来た、不特定多数の買い物客と接触するというリスクを負うことになった。

以前は、3密という環境ではあったが、接触する人の数はそれほど多くないという生活を送っていたのだ。

それが、買い物へ行く機会が増えたことにより、濃厚ではないにせよ、人との接触はむしろ以前より増えたというパラドックスが引き起こされた。

個人的に結構由々しき事態だと思っている。

この点については、どちらがいいのか判断が付け難い部分であるので、結論は避けることにする。

③経済的負担が増えた

これがある意味1番深刻かもしれない。

ひたすらに出費が増えている。

これ以上の説明はないが、学校に行かずに家にいると食費以外にも光熱費が大幅に増える。

大学生たる僕にとって、これが1番痛手である。

さらに言えば、アルバイトも自粛気味になっているので、収入も減っており、困窮は免れない状況である。

家にいるだけでもお金がかかる。
このデメリットは何よりも大きく深刻だ。

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以上の3点が、自宅待機をしてわかった弊害だ。

②と③については、僕だけではどうしようもないというのが正直な見解だ。

したがって、①についての問題の打開策として「Zoom勉強会」をここに提案する。

最近では飲み会などにも活用されている「Zoom」を、仮想自習室に見立てて活用しようというものだ。

ミーティングルームを開き、勉強をする他の人の姿を見ながら自分も勉強する。
行き詰まったら、そこにいる人たちと、自習室さながらに会話をすることもできる。
会話に参加したくないタイミングならば、音声をミュートにして自分の作業に集中することもできる。

我ながら結構名案だと思ったので、本日プロテインマイスターの友人と試験的に実施してみた。
その結果、①の問題の解決に一定の効果があることがわかった。

自宅で勉強や仕事が捗らないという人は、ぜひご友人と時間を申し合わせてやってみてほしい。

*ボッキスト氏・ベーシスト氏・石棒と土偶の合体を探究する考古学者氏も、今度一緒にどうですか?

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