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【2021/6/3時点】コア・アップデート、検索順位がどれくらい動いているか調査してみた

本日AM2:01にコア・アップデートのリリースを予告するツイートが投稿されました。

今回のアップデートに関する情報は海外SEOブログの記事をご覧になる事をお勧め致します。

そして、AM7:38に6月分のコアアップデートの適用を開始した事をツイートしました。

通常であれば、ロールアウト(本番への適用開始)から数時間で検索結果が大きく動くはずですが、今回のアップデートはやや様子が異なるようです。

私も午前中から午後にかけて検索結果を眺めていましたが、そこまで変動していないようです。

そこで、6月3日 15時34分時点の順位状況を調査してみましたので、ノートに記したいと思います。

調査した内容

SEOの難易度もある程度高く、YMYL系のキーワードでもある金融系キーワードの検索結果 (n=1643) を調べました。

条件は下記の通りです:
・金融系キーワード 1643個
・検索Volが10以上のキーワード
・Google JP(desktop)の検索結果
・本日の計測時間:AM5:30 と PM3:34

調査した結果

結論、6月3日 15時34分時点では、まだ動いていない(大きな変動は無い)ように見受けられました。

まず、上位順位を獲得していた特定ドメインの検索範囲別ヒットキーワード数の推移です。

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1位や2位など、上位順位にヒットしているキーワードの個数がほとんど変化していません。つまり、主要どころのキーワード順位は動いていない事になります。

今までのコアアップデートの場合、適用が開始されてから数時間で検索結果が変動し始め、1位~5位のURL入れ替わり数が急激に増加します。

しかし、今回のアップデートでは、6月3日 15時時点ではまだその動きは見られないようです。

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また、検索結果に出現しているドメイン20個のヒットキーワード数推移も確認しましたが、特に大きな変化は見られませんでした。

また、サクラサクラボの検索エンジン変動率を見ても、7時以降そこまで大きな変動はないようです。

とは言え、キーワード単位で見ると急上昇したり急下落しているキーワードとWebページ(URL)も確認されました。

▼急上昇しているキーワード

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▼急下落しているキーワード

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以上のように、キーワード単位では動きはあるものの、「検索結果全体が大変動」という動きはまだ見られませんでした。

ここまでのデータを見て思った事

今回のコア・アップデートは、月をまたいで2回リリースするなど今までには無いリリース内容であると見受けました。

普段であれば、「ロールアウトしました!」というツイート後、数時間以内に、もしくは既に順位が大きく動いているものですが、今回のアップデートはいつもとは様子がちょっと違うようです。

とわいえ、6月分のアップデートの適用が完了するまで1~2週間要するとの事で、まだ油断はできません。


以上、「6月3日 15時時点の変動を測ってみた」、という情報でした。

また何か分かりましたら、情報をお届けできればと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

PS:TwitterでもSEO情報を発信しております。

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