見出し画像

看護計画テーマ「非効果的組織循環(脳)」

今回は「非効果的組織循環(脳)」についてまとめました。
皆様の参考になれば幸いです。

看 護 計 画 

看護問題
 #. 非効果的組織循環(脳)
 
長期目標
症状悪化することなく経過する

短期目標
再発・合併症を起こさず急性期を脱することができる
 
看護実践
O-P(Observational Plan )
1.バイタルサイン(体温、脈拍、血圧、経皮的酸素飽和度)の測定
2.意識レベル(JCS) *睡眠か昏睡か注意
3.除脳硬直、除皮質硬直の有無
4.呼吸状態(回数、深さ、リズム、パターン、SpO2)
5.瞳孔(大きさ・対光反射・位置・左右不同・ピンホール瞳孔)
6.頭痛、嘔気・嘔吐の有無
7.麻痺レベルの進行の有無(NIHSSの使用)
8.失語・失認・失行、構音障害、嚥下障害の有無
9.検査データ(RBC、WBC、PLT、Ht、Hb、プロトロンビン時間)
10.痙攣発作の有無
11.便・尿の失禁の有無とその量、性状
12.食事、水分摂取量
 
T-P(Therapeutic Plan )
1.気道確保、吸引、吸入、(誤嚥、舌根沈下の防止)
2.酸素吸入
3.血管確保と輸液管理
4.身体の清潔を保つ(清拭、口腔ケア、陰部洗浄)
5.2時間毎の体位変換(褥瘡防止)
6.良肢位の保持(ROM)
7.血圧コントロール(Dr指示)
8.安静度の厳守(Dr指示)
9.食事時、ベッドギャッチアップ(誤嚥予防のため)
10.環境整備(ベッド柵の調節、歩行時の介助)
E-P(Educational Plan )
1.医師の許可があるまで安静にしてくださいと説明する
2.必要時、ナースコールを押してくださいと説明する
 
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?