190909_ハラスメントについて

004ハラスメントについて

セクハラ防止に関する講義を受けた。受けないと全講義出席停止の罰則がある辺りが大学っぽいのかな。

例えばハグについて。久々に会った女性の先輩がキャンプの時にハグで迎え入れてくれた。その後に『私はシェイクハンドじゃなくてハグ派なんだよ』って。育った場所とか環境でその辺りは人によって感覚が全然違うようだけど、講義では、ハグもセックスもぜんぶ一緒くたに、事前に相手の同意を得ないといけない、と叩き込まれた。そんなことを先輩に伝えると『なにそれ?ファックだね(笑)』と一蹴してました。僕にはその辺りの機微がまだ全然わからない…。

約4時間の講義を受けさせて、学生たちがそれぞれに持っているこれまでの考え方を、一旦ひとつの流れに補正させようとするのには共感が持てる。それだけハラスメント関連の問題は後を絶たないよう。

色・人種・国・ジェンダー…超多様なアイデンティが集まっている"人種の坩堝"のような場所だからこそ(バークレーの良いところの一つだと思っています)、とりあえずみんな違う、と勝手に解釈しました。
NY出身のアフリカ系の友達が、『ここ(バークレー)かNYくらいかな、こんなに自分の色を気にしなくて済むのは』と言ってるのを聞いて、どこか腑に落ちました。

隣に座っている人をリスペクトできるように。偏見をなくすこと、カウンターパートだと思うこと。

まぁ、綺麗事だけじゃなくてこれから色んなことが起きると思うけど、皆がそう思えれば平和で過ごしやすいに違いない。

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