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北海道キャンプツーリング2023 4日目

早いもので北海道キャンプツーリングも4日目になりました。前日まではこれまでと比べるとスローなペースでしたが、今日はガンガン先に進みます。

高原の朝

朝目が覚めて外を見ると霧で真っ白でした。山の上にいることを痛感させられます。そんな天気の中でも、昨日来ていたライダーの方々は早々に出発されていきました。

ただ、そんな霧も8時ごろになるとすっかりなくなったため、無事に出発することができました。

昨日どれくらい走ったのか見てみると260kmほどでした。一応予定内です。

お風呂へ

さて、ここに来ての問題はお風呂です。昨日2ヶ所温泉には入りましたが、体も頭も洗えていないので、結構ギリギリの状態です。

流石に函館近辺になるといくつか温泉があるので、朝早くからやっている七重浜の湯にお邪魔しました。

函館山が近くで見えるとのことでしたが、本当に近くでした。海も近くすぎて、本当に近くで漁師さんが漁をしています。
あまり新しい場所ではありませんが、中は広々としていて十分でした。シャンプーやボディーソープ、レンタルタオルがセットで700円くらいだったはずです。

最南端

お風呂で気分も体もさっぱりしたところで、南に進みます。
どこか道の駅に寄りつつ移動したかったのですが、時間的にどこもオープン前ということで、泣く泣くスルーしながら進みました。
途中に横綱の里というのがあったのですが、千代の富士の生まれ故郷なんだそうです。

そして、北海道新幹線やら伊能忠敬もスルーしてしまい、到着したのが北海道最南端の白神岬です。
最北端に比べるとびっくりするぐらい何もありませんでしたが、またそれも味です。海の近くということもあり、なかなか肌寒いロケーションでした。

本州が見えるかなと思ったのですが、曇っているせいか全く見えませんでした。

ここで、長野から来たというおじさまと色々話しました。どうやらその方は1ヶ月かけて色々回るようで、車中泊ができる装備でした。初挑戦でなかなか気合いの入った装備だなと思ったのを覚えています。

昼を食べたい

この日の目標は達成したので、あとは北に進むだけです。228号線は追分ソーランラインという名前があるようで、ここを進みます。

途中の道はこんな感じで、晴れた空とどこまでも続きそうな道がひたすらあります。交通量もあまり多くないため、気ままに進むことができました。

とはいえ、そろそろ昼にしなければ倒れてしまいそうです。スマホもヘッドセットもバッテリーの警告表示になっているため、休憩しながら充電したいところです。
そう思って地図をパラパラ見ていると、北海道旅行に最適なスポットがありました。

ラッキーピエロです。函館の周辺にしかないと思っていたのですが、少し離れた江刺にもありました。せっかくなのでここにします。

定番のチャイニーズチキンバーガーです。本当はラキポテにしたかったのですが、ミートソースが売り切れということで泣く泣く普通のポテトにしました。あとはガラナ。
以前も食べましたが、変わらない定番の美味しさですね。熱々なので口の中を火傷しながら食べました。
おかげでデバイスの充電もできそうだったので、どこに行くか考えつつ長めに休憩としました。

周辺うろうろ

まだテントを張るには時間が早いので、少し戻って探索をすることにしました。

海の方に行くと開陽丸という船がありました。戊辰戦争の時に使われていた船を復元したそうです。見た目はちょっとボロボロですが、さすがの迫力がありました。

その近くにはかもめ島というのがあるので探索します。バイクでは近くまでしか行けないので、島の中は徒歩で回ります。
あまり大きい島ではなさそうでした。一周しようかと思ったのですが、時間がかかりそうだったのととんでもなく暑かったのでやめておきました。

写真はありませんが、この近くにいにしえ街道というのがあったので通ってきました。街道沿いの建物が全て歴史的景観になっていて、工場やカーディーラーも例外ではありませんでした。逆にここまで統一されていると気持ちがいいくらいです。

縁結びの桂

かもめ島を14時に出発したので、目的地のキャンプ場まではちょうどいい距離と時間になりました。あとはひたすら北上して距離を稼ぎます。

途中229号は乙部町のあたりで迂回する必要があるため、看板に沿って進みます。その道中、縁結びの神様という気になる表示があったので、寄ってみることにしました。

森林公園の先にあるということで、途中道を外れて進みます。この先に本当に何かあるのだろうかというぐらいの道で、しかも途中がっつり道路工事をしていましたが、無事駐車場に辿り着きました。

駐車場からは1kmで約20分という長い道のりになりそうでした。しかも道中はがっつり山道なので、結構足腰にきます。

そして汗をしっかりかきながら到着しました。どうして縁結びなのかというと、2本の樹が幹と枝が融合しているのでそう呼ばれているそうです。看板も相当古くからあるので、かなり歴史のあるものでした。

近くまで来るとその大きさに驚かされます。社もありましたので、願い事をしつつ後にしました。

キャンプ場へ

往復40分のハイキングを終えて、ぐんぐん先に進みます。道中の景色はまさに北海道という感じで最高です。

途中休憩も兼ねて親子熊岩に寄りました。草が生えてる方が親、その左下の方に子供がいるように見える...ようです。

そして、先に先に進んで、17時ごろやっと真駒内ダム公園のキャンプ場につきました。なんとこの日は自分を入れて2組というほぼ貸切状態。

人も少ないので、駐車場近くにテントを貼って近くにバイクを置いていいという話だったのでお言葉に甘えました。ほぼオートサイトです。
この時点で17時半のため、急いで食料の調達に向かいます。

途中のニコットに食料品がなかったので、虫除けだけ買いつつ近くのスーパーへ向かいました。Googleマップで見ると19時までのお店だったのでギリギリです。
食べ物もお惣菜も色々あり、選択肢が豊富でした。何気にクレカが使えたのもよかったです。
無事食べ物も確保できたので、ガソリンを入れてキャンプ場に戻ります。

写真がこれしかありませんが、出来合いの煮物やらサラダを食べつつ、豚肉を焼いて食べました。この時点でまだ19時ですので、全然明るかったです。

この日も満腹になって周りがすっかり暗くなったところでテントに入りました。
次の日の計画もあまり決まっていなかったのですが、この時点でバッテリーが切れ始めるという事態になっていたので、この対策も考える必要がありました。

というのも、ポータブルな10000mAhと大容量の27000mAhのバッテリーがあったのですが、ポータブルの方の消費が早く、ほぼ毎日大容量の方から供給していました。
それに加えて、スマホやら腕時計の充電も必要という過酷な消費量で、そのためか大容量の方も早くも使い切ろうという勢いです。
消費が激しいのは普段使いのスマホのほうなので、これに外部から電源を供給することである程度は長持ちします。

で、バイクの電源供給にはシガーソケット経由のUSBが2ポートついているので、これを使って走行中はスマホをなるべく充電することにしました。とはいえ、充電しっぱなしもバッテリーに悪いので、ある程度溜まったところで終了とします。
これでバッテリーの消費も抑えられるので、なんとか電源供給できる場所までの数日間は持ちそうでした。

ということを考えつつ、アニメも消化して、この日は眠りにつきました。

旅先でのお土産代とか食事代に使います。