見出し画像

輝かしい移住、輝かしくない移住

もうすぐ移住歴10年目を迎え、移住という言葉を、全然使わなくなった移住者です。

ここまでで、『移住』という言葉を久しぶりに6回も使いました。さて、東京から、沖縄、三重を経た移住ライフですが、本屋さんには田んぼの目の前でいい感じの風貌をした若者移住者の写真が映る地域移住系雑誌などが立ち並ぶわけです。

さて、この10年。
たしかに田んぼの近くに住んでますし、農家さんの田植えの撮影にもいき、来週は稲刈りの撮影が入っている僕ですが、
移住の正解が果たして、田んぼの目の前でいい感じの風貌せねばならんのか?と最近では強く思うんです。

都会から自然に憧れを持ち、のどかで綺麗な沖縄の海を眺めながら、ビーチで4時間ぐらい寝転がりPrime Videoを見て、『ああ、沖縄最高だなー。』なんて思うこともあれば、沖縄移住したては夜中の2時までやっていたスタバのテラス席でタバコを吸いながらパソコンで作業をするというのが日課だということを幸せに感じていた時期もありました。

それで幸せなんですよ僕は。

街の人と一緒にコミュニティスペース作ったこともありますし、なんなら近所のおばぁのサーターアンダギー食べ過ぎて気持ち悪くなったとか、なんかコミュニティできたら別のコミュニティの人に嫌なこと言われたりとか、素敵な移住あるあるエピソードなんて沢山ありますって。


そんな相葉さん、三重では何をするのかな?って、
何かせねばあかんのかい!!

沖縄の時だって、三重の時だって、一番の僕の快適空間は海でも山でもなければ、自室とスタバのテラス席やねん。

満員電車がなくて、スタバに映画館にブックオフにレンタルDVD屋さん(今はもっぱらPrime VideoにNetflixにYouTube)が近所にあれば、どこでも楽園よ!!

別に漁師さんと仲良くならなくたって、近所のスーパーで大きな真鯛が1匹800円で売ってるし、なんなら鮮魚コーナーのおっちゃんに『3枚におろしてください。頭はあら汁に使うので欲しいです。』といえば、バッチリな状態にしてくれる。

家に帰って、煮付けにして、800円で鯛を沢山味わえた。ああ、三重に来てよかった。

ではあかんのかい!!!

僕にとっては、昼間はスタバでのんびり猛作業。夜は近所のスーパーで800円で手に入る真鯛の煮付け。

これが快適移住ライフなのよ。

地域のために自分のスキルを役に立てたい!!いろんな人といろんなことをしていきたい!!
それも自分の選択ならいい人生!!

でも、地域に何か還元せねば移住してはならないなんてないし、なんなら税金払ってるから還元してるで!

誰のための移住?地方のために移住するのではなく、自分のために移住するのが人生やろがい。

どちらにせよ、自分の人生に改めて向き合える。そのきっかけが移住なのかもしれませんね。

ということが、10年になりたどり着いたものになります。もちろん楽しそうなことには土下座でもなんでもして参加させていただきます。


東京出身。7年間の沖縄移住を経て三重県津市へ。沖縄移住応援WEBマガジン『おきなわマグネット』元編集長。神社メディア『sanpai. 』運営。Webデザイン、マーケティング、他制作ディレクションなどを生業としています。年間200社ペースで全国の神社を参拝しております。