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ミセスのMV『コロンブス』YOASOBIが参加の晩餐会など、メジャーのあり方について。

みなさんこんにちは。

最近は音楽関連で気になるニュースが多い。
ミセスの新曲『コロンブス』のMVについて
そして少し前になるが、YOASOBIが岸田総理の訪米(晩餐会)に参加したこと。

ことの詳細はネットで調べて欲しいのですが…

これらのニュースには共通する違和感がある。

  1. 音楽の政治利用とプロパガンダ

  2. アーティスト側の「教養の無さ」

  3. メジャー=「果てしない金と承認」?

今考えられるのはこの3つでしょうか。

はい、私はかなり怒っています。
しかし、それは置いておいて話を進めます。

1. 音楽の政治利用とプロパガンダ

音楽は人々の心に大きな影響を与えます。
喜びも悲しみも、音楽が分かち合ってくれます。

だから、音楽には夢があるのです。

音楽の力は凄いですよね!
だからこそ、それを政治活動に利用して
自身のイメージアップに繋げる事ができる。
ある特定の思想を多数派にして、それもまた
最後は政治家や資本家の肥やしにできる。

いや、できてしまっているのです。

ミセスの新曲『コロンブス』について
以上のような意図があったかは不明です。

しかし、明らかにイギリス等ヨーロッパ諸国の
思想を反映した作品である事に間違いない。

沢山の人を死に追いやった、特定の思想を。

そして沢山の人の死が何をもたらしたか?
はい。政治家や資本家の肥やしです。

たったそれだけのために、あまりに多くの人々の
人生が奪われてしまったのです。

そんなものを肯定した作品を社会に放って
「悪気がなかった」では済まされない。

(敢えてヒール役に回る意図があれば別ですが)

YOASOBIの晩餐会参加については
米国との外交手段としての音楽って事ですよね。

その米国が生まれた経緯とかを調べると
なんとミセスの『コロンブス』に繋がります笑

音楽の力が凄すぎるがあまりに
このような形で利用されてしまうのです。

2.アーティスト側の「教養の無さ」

とはいえ、政治的思想は人それぞれですので
別にコロンブス騒動一つとっても、最終的には
「価値観による」と捉えられるかもしれません。

晩餐会だって「アメリカと仲良くして何が悪い」
みたいな思想で参加したかもしれません。

しかしですよ。もともと私たちが音楽を
大好きになったきっかけって何ですか?

やっぱり「元気がもらえる」みたいなところ
だったと思うんですよね。

ましてプロになるってことは、「元気を与える」
側の人間になりたいって事だと思います。

そこで考えて欲しいんですけども

米国と日本の関係ってどんなものですか?
コロンブスは先住民の人々に何をしましたか?

分からない方はしっかり調べ込んでください。

私が思うに、「元気を与える」と真逆なんです。
非人道的な出来事の方が沢山あります。

そう考えると音楽を始めたときの感情とは
だいぶズレてしまっていますよね。

そんな仕事や案件を引き受けたいですか?
でも現にやってしまっているわけです。

これはもう「教養の無さ」なんです。
仕事って本来、真剣にやるべき活動のことで
案件が来たら「ちゃんと調べなきゃならない」

なのに、それを放棄して「いい曲作ればいい」
みたいな感じでやってしまっている。
(と、私はどうしても感じてしまう)

このスタンス自体、教養のある人間でない。

ミセスの大森さんが「中卒だから」みたいな
コメントがネットで書かれてしましたが

芸能やりたい、才能ある人は芸能だけやればいい

という価値観が、今回の事態を引き起こした。
そう考えたら「専門」って言葉について
色々と考えたくもなりますよね。

3.メジャー=果てしない金と承認?

そういえば昔、『100日後に死ぬワニ』が
炎上した事があって、そのときに関わっていた
アーティストが、いきものがかりでしたね。

そして裏で支えていた企業は電通。
今回のミセスの件も「電通案件」でした。

電通っていう会社は、過労死のニュースで
私は初めて名前を知りました。

なんとなくヤバい会社なんだなと、
子どもながらに思った記憶があります。

しかし、その電通と関わることって
メジャーにとっては最高に名誉なのではないか?
とも思うわけです。

だって電通は日本最高の広告代理店ですから。
電通に限らず、類似した企業と関わっていく事が
メジャーの仕事なんだろうと思います。

そりゃ政治利用もプロパガンダもあるだろう。
アーティストはそれを覚悟しないといけません。

そしてその先にあるものは武道館、ドームツアー
などなど、世間的にも非常に名誉なことだろう。

しかし、それも突き詰めれば「金と承認」

メジャー=「果てしない金と承認」という事で
本当に良いのでしょうか?

私は、そうであって欲しくないなと思います。
メジャーに所属するということは、それだけ
たくさんの人々に音楽を届けることができる。

つまり、人に優しくしたり元気にしたりする
そんな尊い社会を作る側のアーティストです!

だからこそ、政治利用とかプロパガンダとか…
「本当に音楽が好き」なのであれば
引き受けて欲しくないところですよね。

皆さん音楽の能力はめちゃくちゃ高いです。
人々を元気づける力もハンパなくあります。

なのに…どうしてそんなに金とか承認とか
そっち側に才能を発揮してしまうのか。

人に優しくある事と、教養を身につける事は
かなり近いところにあると私は思います。

教養って別に大したものでなくても
最低限の日本史世界史とか、その程度で良い。

知れば知るほど、これからの自分が
どう生きるべきか、生きていきたいかが
自然と見えてくると思います。

音楽ではないですが、宮崎駿さんはその点で
教養のある優しさがありますよね。

『君たちはどう生きるか』良い映画でした笑

というわけで音楽好きの皆さん。
音楽もいいけど、とにかく遊んで、勉強して!
そして友達に優しくしてあげてくださいね!

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