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晴耕雨毒(2024/2/23)

今週は雨の日だらけでした。朝練は屋外なので雨が降るとお休み。読書タイムに変更となります。

今週は雨が多かったせいで読書スピードが加速したので最近読破した本の感想戦。

火星の人(上)(下)/ アンディ・ウィアー

SFだけど冒険サバイバルの要素大盛り。読んでいると普段の些細な不運やトラブルもバカらしく思えてくる。

シリアスな題材がSFには多いけどこれは「人は助け合う種族」というテーマ。展開が全体的に暖かかったりアツかったりして肩肘張らずに読めた。

僕は本を読むスピード遅いので上下巻の作品になかなか手が伸びないけど読破できてよかった。

愛されなくても別に/ 武田綾乃

打って変わってこっちは重た〜い人間関係の話。読んでてツラくなる場面は多々あるけど、この続きに希望がありそうと思ってページをめくってしまう。

生きてるのが辛いという悩みに対して「生きてればイイことある」みたいな陳腐な回答がキライ、そんなのは考えの放棄だ、と思う人たち。そんな人にお勧めしたい。

この世のそういう悩みに一冊かけて深く考えている。そのスタンスでいるというだけで意義があると思わせてくれた。

今はそんな武田先生の別の作品を読んでる。まだ途中だけどめちゃくちゃ面白い。もうそろそろ読破できそうで読後がたのしみ。


今回はここまで。今後ともヨロシクお願いします。


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