YOMIYOMI〆

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テレビ番組のディレクターをしています。 プライベートや仕事でよかったことを伝えたく記事にしています。 ★テレビ / 本 / 映画 / 画像加工 / 旅行 / 雑学 / グルメ / 車 / 動画編集 /野球 / 都市伝説 ★

最近の記事

【本】山田悠介「スピン」〜衝撃のラスト〜

たいして本を読むことに興味がなかった中学時代。 というより、長時間文字に向き合うということが苦であって、 読書から逃げていた。(※そして私は、根っからの体育会系) そんな中学生の夕方、夕方のスーパーと並列している小さな本屋で たまたま見つけたこちらの本。 表紙が鮮やかな青色で塗られ、思わず手にとってしまいそのまま購入。 パッケージ買いだった思う。 (※お小遣いもそんなもらえてなかったのに、本1冊買うのはそこそこ迷った) 家に帰って読んでみると、 読解能力が乏しい私でも、時

    • 時間がない…小説が苦手…という方に是非

      こちらはAmazonのKindleで読むことができる、 池井戸潤さんの超短編パロディー小説です。 どうやら、こちらの作品が世に出たのは1999年のようで、 当時、単行本としての発売はなかったようなのですが、 2015年にKindle版として再度発表した作品のようです。 小説の舞台は、いつも「準備中」の札しか出していない小さな寿司屋。 ここに月に一度、各界を代表する4人の専門家と 毎回ひとりのゲストを招いた集いが行われていました。 さて、この夜。いつものように集まった会員

      • 怒涛のクライマックスに読む手がとまらない

        中山七里先生は“どんでん返しの帝王“という異名を持つ。 今年でデビュー13年目を迎えるようですが、驚異の執筆ペースで人気作も多数。 さて、タイトルにもある「ハンングマン」とは、 辞書的な意味では「締首執行人」。 しかし、この物語では「私刑執行人」。 それが何を意味するのか…? 「祝祭」とは何なのか…? ネットにあるこちらの作品のコメントをいくつか紹介したい。 今年出版されたファン待望の作品。 作品の最後に、異名にある「どんでん返し」はあるのか? ぜひ、読んでもらいたい作

        • これまでと違った世界観に感銘

          現在、テレビ朝日系列で放送中の池井戸先生原作のドラマ「ハヤブサ消防団」 私はドラマ化される前からこの原作の大ファンで、 ドラマ化が決まってから楽しみにしておりました。毎週楽しく拝見しています。 本作はスランプ気味のミステリ作家、三馬太郎が、 あるとき東京から亡き父の故郷・ハヤブサ地区に移住するところから 話が始まります。 このハヤブサ地区というのが奇妙な伝承もあるところのようで、 どこか私の好きな「遠野物語」を感じさせるところがあります。 ここで起きる連続放火や殺人…

        【本】山田悠介「スピン」〜衝撃のラスト〜